ちむたんのつぶやき
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| 2005年05月28日(土) |
「君住む街へ」ツアー(その1) |
たぶんなんとなく予想されてた方もいらっしゃるんではないかと思いますが。
天童に行ってきました。
…ここ、笑うとこですから!黙っちゃダメ!引いてっちゃダメ!!
というわけでいつもながら歩いて食べて…の旅行記でございます。しばしのお付き合いを。 ちなみに今回のタイトル“「君住む街へ」ツアー”は「天童に行くんです」という話をしたらとあるお方がおっしゃったのですが、あまりにぴったりなので使わせていただきました。ありがとうございます。
そして先手を打っておきますが、トモさんに遭遇は(残念ながら)してませんので…念のため(笑)
東京6時28分発のつばさに乗ったので、9時半前に天童に着きました。お天気も上々、絶好の散歩日和です。いつもならこういう時は駅のコインロッカーに大きい荷物は預けて歩き出すのですが、なぜか天童駅にはコインロッカーがなかった…(確認はしてないので、本当はあったならごめんなさい)。 ネットニュースなどで見た、パイオニアが優勝して天童駅に凱旋、みたいな写真と当たり前ながら全く同じ風景であることに、本当に天童に来たんだなー、と感動しました。
まずは「天童市立旧東村山郡役所資料館」へ向かいました。 単に昔の洋風建築が好きだから、というだけで行ったんですが、建物の見事さだけでなく展示がとにかく面白かったです。パネルだけで説明するありがちな展示ではなく、実際の資料(たとえば教育の近代化というテーマなら当時の教科書とかオルガンとか)をうまくあわせて見せているところがすごいリアリティ。歴史好きのツボを押さえまくってます。ここだけで1時間半くらい見てました。 天童藩は織田信長の次男信雄が開祖だったんですね。各地の織田家にゆかりのある市町村で「織田サミット」というのを開いていて、天童も会場になったそうですし、この資料館のすぐ近くにある「建勲神社」の祭神は織田信長だそうです。戊辰戦争の時には当初は官軍側で奥羽鎮撫使を務めたのに、のちには奥羽列藩同盟に加わることになり、ずいぶん数奇な運命を味わったようでもありました。このあたりの展示は涙なしには見られない、という感じ<思い入れすぎ…
次に向かったのは、出羽桜酒造さんが運営している「出羽桜美術館」。企画展の「桜の美展」がどれもみな素晴らしくて、今年は二度お花見させてもらったなあ、と嬉しくなりました。ここは先代の社長さんの旧宅を美術館にしていて、明治後期の木造の建物だそうですが、これがまたいいんですよね。質素で落ち着いているのに、なんともいえない華やいだ風情がすみずみにあって、ずっと座って眺めていたいような気分でした。
そして「腰掛庵」へ。 「醸まん」はいわゆる酒まんじゅうですが、子供が食べたらひょっとしたら酔うかも、ってくらいお酒の香りがしっかりします。中のあんこも品が良くて美味。季節商品の「いちごわらびもち」は、いちご大福のわらびもちバージョン。明日までの販売だそうで、間に合ってよかった(感涙)。ここのわらびもちは口どけ涼しい絶品です!
このあたりからだいぶ暑くなってきました。歩いて舞鶴山を登り(けっこうな坂道だった)天童公園を目指す私達は汗だく。でもまだ5月末ということで、新緑に包まれながら登ってゆくうちに風がどんどん冷たいくらい涼しくなり、汗がぱあっと引いてゆきました。
こういう地方都市の常として交通手段はみんな車で、子供は自転車。道を歩いてる人なんて掛け値なしに皆無。絶無。桜とかつつじとかイベントがある時ならまだしも、ひたすら歩いていた私達はけっこう怪しかったかもしれません。 レンタカーを借りるという手もあったかもしれませんが、知らない土地で運転するのがすごく苦手なわたくしでした。でも天童は名所が点在してるので、これから行かれる方はよほど足に自信がない限りは車利用が吉です(断言)。
山をおりて「水車生そば」に入りました。ガイドブックにも必ず出ている有名店ですね。相棒はざるそば、私は鳥中華。ざるそばをちょっともらいましたが、おつゆをつけなくても美味しいくらい。すごいです。鳥中華は、そばつゆ仕立てのラーメンですね。普通のラーメンよりあっさりしてて、やみつき系です(笑)。おすすめ!
ここから第二次ロングウォーク。目的地は「フルッティア」 このリンクページで住所をご覧になって「ん?」と思われた方ももしかしたらいらっしゃるかも。そう、パイオニアレッドウィングスの本拠地と町名が一緒(久野本)なんですよね。お店から東北パイオニア本社(体育館があるところ)までは歩きで20分くらい、車だったらおそらく5分そこそこくらい?(爆) ご近所ということで案の定(?)レッドウィングスのみなさんのサイン色紙(1枚にみんなで書いてる)が飾ってありました。当然トモさんも書いてました。 話を戻しまして、こちらは果物屋さんが開いているカフェです。ジェラートにフレッシュフルーツジュースにチーズケーキに、そして見よ!特製フルーツパフェ!!マスクメロンがこの大きさで乗っかって、なんとなんと700円! 二人とも同じマスクメロンパフェを頼みまして、お会計の時に「1400円です」と言われてわたくしてっきりひとり分の値段だと思い込んでしまい、ふたり分だと分かって仰天。だって東京でこういうの食べたらヘタするともっと高いはず(今調べたら千疋屋は1575円でした)。安い!と驚く私達に、お店の方も「遠くから来るお客さんのほうが喜んでくれる」とおっしゃってましたな。 メロンがもちろん美味しいのですが、アイスもこれまた新鮮ですばらしいのですよ!このパフェ、愛のあふれた逸品です。
ご機嫌になってお店を出て、本日のお宿「桜桃の花 湯坊いちらく」へ最後のひと歩き。 こちらを選んだのは露天風呂付きお部屋と、自社経営のブルワリーで作っているさくらんぼビールがお目当てでした。 お部屋の檜の露天風呂、涼しい風が吹き抜ける中ゆったりお湯につかってうっとり。お風呂の隣にテラスもついていて、湯上がりのビールをそこで飲みました。五臓六腑にしみわたるうまさ…。 本当はここでさくらんぼビールを飲みたかったところですが、売店で訊いたら今はもう残りが少なくて、夕食でお出しする分しか用意できないとのこと。そりゃそうだよね、さくらんぼシーズン直前だもん、去年の分はもう残ってないのも当たり前です。
陽盛りをガンガン歩いてお風呂入ってビール飲んで、だったのでばったり寝てしまい、奇跡的に起きたのは夕食の予約の10分前でした。夕食は食事処で、念願のさくらんぼビールを頂きました。 さくらんぼのビールというと有名なのはベルギーの「ベルビュークリーク」だと思います。あれも好きなんですけど、こちらのさくらんぼビール「聖桜坊(セントチェリー)」はベルビュークリークより甘さ控えめでやさしい口当たり、ずっと飲みやすい感じでした。うう、家に買って帰りたかった。 夕食のメニューはあまり量が多くなくてちょうどよかったです。最後のあさりのおこわはちょっとギブアップで、相棒に引き受けてもらいましたが。 胡麻だれでいただく豆乳しゃぶしゃぶ、お肉はもちろんでしたがお野菜が美味しかったです。あとお麩。私、お麩の独特の匂い(風味?)が苦手なんですけど、これは全然気になりませんでした。世の中には美味しいものがまだまだいっぱいありますね。
お部屋に戻ってまたばったり倒れ、10時半過ぎに目を覚まして大浴場にいきました。 広い!これが本当の大浴場ですよ。30人くらいいてもなんとかなるのでは、という感じ(洗い場は足りないか)。大浴場と露天風呂を隔てるガラス戸が全部開放してあったので外の風が気持ちよく入ってきて、いくらでも浸かっていられそうでした。露天と往復していたら、出たのが12時近かったです(笑)。 お湯がまたいいんですよね。温まる。
ああ、天童はなんて良い所なんでしょう…。 そして私達は一体今日何キロ歩いたのでしょう…
※さすがに眠いので、日曜の日記「気分はスタンド・バイ・ミー 熱風の国道てくてく編&山寺石段800段登頂編」は明日以降に。
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