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■ 「苦悩」
得も言えぬ孤独はいつもボクを苛む
ボクだけを特別に扱ってくれる
自傷が止まず
細い線は 無数の 道をを創り
一つではない何処かへと導こうとする
赤い夜露が朝には黒ずみ昼には乾き また夜に疼きだす様は
見るに耐えなく いと わろし
この無数の道を何所までも行ける様な気がしていたのは夜の事
でも 孤独に自傷させられて一歩も歩き出せない朝
朝日が冷たくて凍れるくらい冷たくて
一歩一歩を噛み締めてでしか あの道を歩き出せず
今日もまた 一人一人 ボクを追い越して逝く
そんな 昨日も 今日も 明日も
得も言えぬ孤独は ボクを 過酷に苛む
独りのボクは 閉じ込められた夜の箱の中で
胸を掻き毟り 絶叫して
果てる事でしょう
亡骸は寂しく棄て置いてください
2002年05月15日(水)
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