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■ 大駄作「あの日に帰る」
祈りは
「無理」への
反逆の掛け声
いいかげんな
嘘は
事実よりも
さらに性質が悪く
ボクが
ボク以上に
腹黒く
汚らわしく
生きている意味を
見失うきっかけを産み落とす
前を向く努力は
振り返る逃避に
相殺され
後ろ向きで
前を歩くボクは
いつも
小さな小さな
突発的な障害物に躓く
そして
壊れる
壊れたものが
何故
綺麗に見えるのか?
キラキラ光る
壊れたもの達
ボクが
壊した儚いもの達
モノはモノだから
きっと自分から壊れない
だから
壊したのは
ボクだよ
ボクは
居た堪れなくなって
綺麗なゴミ屑の中から
破片を一欠けら
手のひらにのせ
滂沱の涙を流し
無表情に
「ボク」と「ここ」を繋ぎ止める「因果」を
切り捨てる
ツマリソレハ赤イ紅ノ涙
自傷する
ボクはボクを自称し
ボクの存在全てを否定し
反抗し
楯突き
やがて
あのビルの屋上で
ボクはボクを
自傷する
壊れたものが美しいならば
ボクも壊れれば
美しいのでしょう
美しくなったボクを見て
キミが
なんと声をかけてくれるか
凄く楽しみ
だから
ボクはボクを
壊す
猿が二足歩行する進化と同じように
ボクはボクの美を進化させるために
ボク自身
つまりは
ボクを包む「殻」を壊すこわす
コワスコワス
KOWASUKOWASUKOWASUKOWASU
作者:病的なまでの忘我で機能することを止めたキチガイ
追記:現実は全てを汚し 特にボクを醜くする
2002年04月26日(金)
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