ATFの戦争映画観戦記



【File089】�爛�チンの�畤垢劉爛┘豊畄Г気�・・・【ネタバレ警報/中編】

2003年06月04日(水)

いつもながらに、まずは遅更新のお詫びから・・・お待たせして、ど〜もすんません!色々あって遂々更新しそびれておりました。日記の方は結構真面目?に(仕事中に)更新してるんですがねぇ・・・そんな中でも参萬ヒット達成!・・・観戦武官の皆さまには重ねて感謝であります。まだまだ御礼を書き連ねたいのですが、前置きはこれ位で・・・カキコミ文字数がまたオーバーしました!・・・早速始めます。今回も『enigma=エニグマ』観戦記なのであります。この作品をより一層理解する上で重要なキーワードが2点存在します。ひとつは前回紹介した『カチンの森の虐殺事件』そしてもうひとつがタイトルにもなっている『enigma=エニグマ』です。『enigma=エニグマ』・・・あ、あれでしょ独軍が二次戦で使ってた�牋店罩�・・・。自称軍オタの皆さんでも、それ以上はあんまり説明出来ないのではないでしょうか・・・�牋店罎辰堂燭覆痢��甅爛┘縫哀泙辰堂燭覆痢��甅爐匹Δ笋辰堂鯑匹靴燭痢���それでは早速始めさせていただきます。20世紀最高の暗号機が辿った栄光と悲劇の物語・・・それでは【開演ブザー】いつものように携帯電話の電源は・・・今回も切らずにお楽しみ下さい・・・【いつにも増して、この書き込みには史料的価値はありません】

【暗号概史】
古来より政治や軍事の世界においては、他者に知られると都合の悪い通信を伝達する為に�牋店罩�と言う手法を用いて来ました。某辞書によれば�牋店罎箸歪命�の内容が、当事者以外には解読できないよう普通の文字、記号を一定の法則で他の記号に置き換えたもの��と定義されています。他人に読まれても何の事が書いているか解らないが、通信相手は一定の法則に従って読めば、その意味を理解出来る通信文・・・それが�牋店罩�です。さて�牋店罩瓩蓮�大きく二種に分類できます。その��・・・予め発信する通信文章と、その内容・意味を取り決めておき、通信を受信した段階で、その内容に従った行動を起こしたり、結果を判断するもの・・・有名なものには真珠湾攻撃時に日本海軍が使用した�狄傾盪嚇个谿貽鵝�八��・・・のように日米交渉決裂と開戦日を南雲機動部隊に伝えた暗号や、奇襲成功時に総飛行隊長淵田中佐より発信された�爛肇薀肇薀肇蕁甓罐豐饅吋棒�功セリ��更にはノルマンディー上陸作戦時に、仏国内抗独レジスタンスに反攻開始を伝える為、BBC放送の電波に乗せて流された詩文�狃�の日のヴィオロンの溜息の、身に染みてひたぶるにうら悲し��などが有名ですな。これらは『トラ・トラ・トラ(1970)』や『史上最大の作戦(1962)』の作品中で観る事が出来ます。この種の暗号は、暗号の意味を知っている者が敵に捕われ自白した場合でなければ、容易にその意味は解読されません。反面一定の意味や内容しか伝えられない、と言う欠点もあります。『史上最大の作戦(1962)』では、暗号の第二章�狄箸棒�みてひたぶるにうら悲し��が放送された時点で��24時間以内に反攻が開始される�瓩汎鳩海鵬鯑匹気譴討い泙靴拭�ただこれは頻繁に飛び交う連合軍通信を傍受した結果から独軍が導き出した結論で、その他の重要情報・・・例えば上陸地点はどこか・・・までは特定出来ていません・・・上陸地点を巡る諜報戦を描いた作品としては『針の目(1981)』『コードネームはエメラルド(1985)』『36時間(1964)』などが有名です・・・。その��・・・一定の法則にしたがって通信文章を全く異なる文章または全く意味の無い文字や数字、単語の羅列に変換して発信、受信側が同じ法則に従がって翻訳する・・・。例えば『ウィンド・トーカーズ(2002)』で描かれたナヴァホ族の言語のように、一般に余り知られていない言語を使用する方法。この方法は古来よりかなり使用され、特に少数民族の言語が適していました。しかし長期間多用していると、何時かは何の言語か判読される怖れがありました・・・。最も一般的な暗号としては、古代ローマで既に使用されていた�爛掘璽供�(カエサル)暗号��と呼ばれる暗号があります。これは�猜源�の配列を変える�甅猜源�の順番をずらす�甅猜絃呂�ら一定の間隔で文字を抜き出す��等、比較的単純な規則性・・・�爍腺贈�・・・→ZYX・・・�瓩筬爍羨�B・・・Z→A�瓩琶儡垢靴燭蝓�意味のない文章から○(数字)文字置きに文字を抜き出し繋ぎ合わせる・・・に従って作られた暗号です。古代ギリシアでは、棒に巻きつけた紐に文字を書き込み、受信者が同じ太さの棒にその紐を再び巻きつけて文章を復元する方法も行われていました。しかしこの�爛掘璽供�(カエサル)暗号��も長期間繰り返し使用していると、その規則性が見破られ解読される危険性がありました。そこで考案されたのが、もっと複雑な文字の変換方法・・・�爍羨�K�甅爍蔵�D�瓩筬爍庁硲劭蕩�A�甅爍横毅僑権�A�瓩覆匹陵佑冒瓦�意味のない文字や数字の組み合わせを決めておき、それを使用して通信をやり取りする方法です。しかしこれでは余程記憶力があっても、全ての組み合わせ方式を記憶するのは不可能・・・そこで�牋店罐魁璽鰭臭�や�猴霓凜魁璽鰭臭�と呼ばれる変換規則のパターン表を基にした送受信が行われるようになります。戦争映画やスパイ映画では�牋店罐魁璽鰭臭瓩筬猴霓凜魁璽鰭臭瓩料菽�・奪取が良く描かれていますね。また日付や時間によって文字の組み合わせパターンを変えたり�爍庁硲劭蕩�A→K�瓩噺世辰人佑法∧儡港箸濆腓錣擦鯑鷭纏綾鼎帽圓�事により機密性が高められました。第一次大戦が起こり大量の暗号が使用される様になると、暗号担当者が�狡命�文�瓩鉢牋店罐魁璽鰭臭瓩筬猴霓凜魁璽鰭臭瓩鬚い舛い糎�比べながらでは大きな支障が出る様になります。そこで�牋店羌´甅牋店羃鯑謬´�と呼ばれる、機械的に暗号の作成と解読を行える機械が製作されました。これらは文字の変換を�猜儡甲嫉卮廰�の組み合わせによって簡単に行える様に設定されていました・・・例えば5月31日付の変換パターンで設定すれば�爍羨�K�瓩琶儡紘充┐気譴泙垢�、6月1日付のパターンで設定すれば�爍羨�F��・・・と言った具合です。要するに、この�猜儡甲嫉卮廰�部分が複雑な程、解読され難い暗号が作成出来る訳です。こうした原理を基に試行錯誤が繰り返され、遂に敗戦後のドイツ共和国において、世界最高と言われる暗号機が発明されます・・・その暗号機の名は��enigma=エニグマ(ラテン語)��・・・名前の意味は、ズバリ�狷罩�・・・でした!

【エニグマ(enigma)暗号機】
第一次大戦終結後の1919年、オランダ人学者のユーゴ・コッホが特許を取得した「秘密文を解く鍵」という理論を基に、独人発明家アルツール・シェルヴィウスが発明した画期的な暗号機・・・それがエニグマ暗号機です。このエニグマ暗号機は、当初軍用ではなく民間商業用暗号機として売り出されました。が、その複雑過ぎる機構に製作コストが嵩み販売価格が高騰、民間では殆んど売れませんでした。しかしその優秀さに目を付けた独軍が1926年に採用、軍事用としての改良が加えられ、1933年には全実働部隊に配備されます。この暗号機は、電気信号を使用した変換回路機能によって自動的に暗号を作成する画期的な暗号機で文字を入力するキーボード部分、�爛好�ランブラー�瓩噺討个譴詈儡甲嫉卮�(一文字入力すると、それぞれの変換端子盤が設定による異なる目盛り数分だけ回転、再度同じ文字を打ち込んでも違う文字に変換される・・・当初、変換端子盤は3枚だったが最終的には5枚の変換端子盤より3枚を選ぶ方式となる)部分�爛廛薀哀棔璽畢瓩噺討个譴訝永源�変換端子(一文字ずつ変換する)部分、そして暗号化された文字を表示するランプボード部分から成り立っています。打ち込まれた文字は、その設定された変換パターンによって�爛好�ランブラー�瓩琶儡垢気譟△気蕕豊爛廛薀哀棔璽畢瓩琶源�に翻訳され、それに対応する�爛薀鵐廛棔璽畢瓩諒源�ランプが光る(これを書き取って文章に直す)・・・と言う仕組みです。そしてこのエニグマ暗号機の凄いのはランプボードの接続方法と�爛好�ランブラー��の組み合わせを変える事によって、天文学的な暗号変換パターンが設定出来る・・・と言う点でした。さらに同時代の他国では、暗号の作成機と解読機が別々だったのに対し、�爛螢侫譽�ター��と呼ばれる装置で、電気信号のプラマイを切り替えてやれば、一台で暗号作成も解読も出来るという、将に一石二鳥な超・超・超・超いい感じ・・・の優れモノ暗号機だったのです!反面�爛廛薀哀棔璽畢瓩寮楝格�法と�爛好�ランブラー�瓩料箸濆腓錣司�法をたった一ケ所間違っただけで解読出来なくなってしまう為、送信側と受信側で共通の設定条件・・・初期設定・・・に合わせる為の�猜儡浩瀋衂宗瓮魁璽疋屮奪���が用意されていました。例えエニグマ暗号機を敵に奪取されても、この�猜儡浩瀋衂宗瓮魁璽疋屮奪���が無ければ、暗号の解読は不可能って事です。二次戦後期になると流石の独軍も防諜度を高める為、まず初期設定の変換パターンで本文解読の為の別の設定パターンを連絡し、それによって変更した上で再度暗号を受信し変換・解読する・・・と言った、手の混んだ暗号通信も行われる様になります。この様なエニグマ暗号機ですが、独軍・・・特に島国の英国に止めを刺すべく実施されていた�猝祇�限通商破壊潜水艦戦��に従事していた潜水艦・・・�爍侫棔璽鉢�部隊や、英本土空爆の独空軍戦闘機や爆撃機隊で使用され大きな効果を挙げます。英国向け物資を満載した輸送船団を追尾するUボートが、僚艦を呼び寄せ共同攻撃(狼群戦法)する為に、船団の位置や航路、速度、編成をエニグマ暗号で連絡し・・・名作『Uボート(1981)』の中でもエニグマ暗号機が登場してました・・・またノルウェーやオランダ、フランス国内の各基地を出撃した爆撃隊が、空中で合同する地点を連絡し合ったり、爆撃目標や迎撃兵力の情報を連絡する為に使用しました。さらに独軍のみならず独政府機関(主に大使館や領事館等)でも外交機密の伝達等に使用される様になります。

【エニグマ暗号を解読せよ・・・�.檗璽薀鵐�・フランス編】
その天文学的な組み合わせによって�牴鯑鰭垈椎�/難攻不落の暗号��と呼ばれたエニグマ暗号ですが、結局は解読されてしまいます。その発端となったのが、ポーランドでした。御存知の通りポーランドは、常に周辺諸大国の脅威に晒され、特にソ連軍や独軍の動向に非常に敏感で、それらの暗号解読に積極的に取り組んでいました。軍情報部内に、他国に先駆け暗号解読専門部署を設置、初期にはソ連軍や独軍の暗号の殆んどを解読に成功していました。しかし1926年独軍がエニグマ暗号を導入すると事態は一変・・・独軍暗号が解読不能に陥ります。ポーランドは暗号解読担当に著名な数学者を採用、エニグマ暗号の解読に挑みます。幾度もの試行錯誤の末、暗号の使用方法に、ある種の規則性が発見されました。それは暗号文章の最初の何文字かを必ず二回繰り返して送信される、という点です。それは受信時の人為的ミスを避ける為の措置でした・・・が、規則性は暗号にとって致命的な欠点・・・この規則性を突破口として、ポーランド軍暗号解読班はエニグマ暗号の解読に成功します。さらに暗号解読の手順を機械的に電気信号化し、暗号解読用の初歩的な電子計算機(「ボンブ」と呼ばれる初期のコンピューター)を製作します。この解読機は17576通りにも上るスクランブラー部分の組み合わせを、総当り式チェックで調べる事が出来ました。しかし1938年に独軍がエニグマ暗号機の性能を向上させた為、当時の�爛椒鵐岫瓩竜’修任浪鯑匹�不可能になり、結局独軍の侵攻を防ぐ事は出来ず、これらエニグマ暗号解読機は、機密保持の為ポーランド軍によって全てが破壊されました。しかし暗号解読に必要な数式や理論、�爛椒鵐岫畧什�・運用の技術は、英仏両国へと受け継がれます。実は仏軍情報部は1931年に独軍内部の内通者にから、エニグマ暗号についての資料やコードブックの入手に成功していました。これによって仏軍情報部は極めて正確なエニグマ暗号機のレプリカを製作していたのですが、逆にその組み合わせ設定の余りな複雑さに圧倒され、解読を断念・・・した、と言う驚きな経緯がありました・・・この辺の事情は当時の仏政府や軍部の、独軍やナチス政権への認識の甘さに通じていたのでしょう。ポーランド侵攻直後、事の重大さに慌てた仏軍情報部は、ポーランド軍の暗号解読スタッフたちを独軍包囲下より救出・・・仏国内へと避難させ、再びエニグマ暗号の解読に従事させます。しかしながら依然として仏政府や軍部は、自らの軍備やマジノ線要塞の防御力を過信したままで、1940年ベルギーはアルデンヌの森林地帯を突破した独装甲部隊の迂回戦術によりマジノ線が無力化され、その後は御存知の通りポーランドと同じ運命を辿る事となります。しかしエニグマ暗号解読の為の資料や人材は、フランス降伏以前に英国へと移送されており、その後は英国においてエニグマ暗号の解読が続けられる事となります。

【エニグマ暗号を解読せよ・・・��英国編】
第一次大戦時、独帝国海軍のUボートにより大きな損害を出していた英国は、ナチス・ドイツの再軍備後、再び独海軍の通商破壊攻撃(Uボート・通商破壊艦等)が自国にとって大きな脅威となる事を認識していました。その為、早い時期から独軍の発する暗号通信には細心の注意を払っていましたが、エニグマ暗号には手も足も出ない状況でした。しかしポーランドやフランスが知り得た暗号解読の糸口を基に、国家の総力を挙げてエニグマ暗号の解読に取り組みます。英国情報部は国内各地から人材・・・数学者、古典学者、言語学者、ケンブリッジやオックスフォードといった大学の教授や学生、美術研究家、チェスやトランプの名手、果てはクロスワードパズルのマニアや占い師まで・・・英国の様々な階層、職種、分野から多くの優秀な人々が、ロンドン郊外バッキンガムシャーにあるブレッチェリー・パーク(現在は博物館)に掻き集められました。ここは30エーカーの広大な敷地を利用して、暗号解読の為の様々な作業施設(研究室、分析室、電算室、発電室、居住施設、防諜施設等)が設置され、最盛時では一万名近くの人員が、暗号解読に関する作業に従事していました。また英国内や英連邦・同盟国の各地に無線傍受施設を設置、24時間体制で独軍の通信を始め枢軸側、連合国側のあらゆる種類の膨大な通信を傍受します。ドイツとの戦いに国家の命運が賭かっていた英国は、莫大な人的・物的資源を投入し、国家的事業としてエニグマ暗号の解読に取り組んだのでした。しかしポーランドで発見された暗号解読の糸口(暗号文章の最初の何文字かを必ず二回繰り返して送信する規則性)は、やがて独側の機密保持の強化により役立たなくなり、英軍情報部を慌てさせます。しかしこの時、英国にとって将に救世主と言える人物が登場します。その人物・・・ケンブリッジ大学の若き数学教授アラン・チューリング・・・彼は、エニグマ暗号機において入力された文字が、決して同じ文字に置換される事がない法則に着目、傍受された数十種の暗号文に必ず含まれていた同一単語(この時は気象情報暗号の中の天候や緯度・軽度等)を探し出し、それを別の暗号文章に当てはめ、地道に暗号変換のパターンを割り出していく、と言う理論を組み立てます。そしてポーランドで製作された暗号解読機「ボンブ」を改良した総当り式電子暗号解読機を製作・・・こうしてエニグマ暗号解読の手掛かりが再び発見されました。しかしエニグマ暗号と大きくひとまとめにしていますが、例えば独陸軍、海軍、空軍、政府によって使用される暗号のコードブックは異なっており、独陸軍暗号の解読方式が海軍や空軍の暗号解読には適用出来ない・・・という様な事態が度々発生していました。そこで映画や小説に描かれている様に、連合国の諜報部員や特殊作戦執行部隊によって、実際のエニグマ暗号機本体やコードブックの秘密奪取作戦、独海軍の船舶やUボートの拿捕、欺瞞電文の送信によるデータ収集も暗号解読作業と並行して行われ、戦争全期を通じて暗号解読の糸口を得る努力が続けられます。『U-571(2000)』で描かれたエピソードは、将にコレです・・・登場したのは米軍でしたが・・・?戦争末期、独軍がエニグマ暗号を改良した新しい暗号機「ゲハイムシュライバー」を開発すると、いち早くその情報を掴んだ英国情報部も、暗号解読機「ボンブ」を改良・発展させた「コロッサス」更には改良型の「コロッサス�供廚箸いε纏匱案鷽碧^店羃鯑謬,魍�発し、独軍の暗号解読は続けられます。驚く事に、この暗号解読機「コロッサス�供廚�1970年代まで最高軍事機密で、その存在は一般公開されていませんでした・・・これは言い換えれば当時の暗号も、基本的には二次戦時に使用されていた暗号の原理を使用しており、暗号解読の原理も同様であった・・・と言う理由だと思われます。結果的に英国はエニグマ暗号の解読成功によって多くの戦果を挙げました・・・特にUボートの待ち伏せ位置情報は、船団攻撃によって餓死寸前まで追い込まれた英国にとっては最高の戦果でした・・・しかし、このエニグマ暗号の解読には隠され続けた裏話があります。エニグマ暗号の解読成功は、英国とって最も秘匿しなければならない超極秘事項・・・暗号が解読されている事実が独軍に察知されれば、暗号コードが変更されてしまい、解読にまた最初から労力を注ぎ込まねばならない・・・その為、英軍はエニグマ暗号を解読した情報により得た勝利を、偶然の事象による勝利と発表したり、諜報部員による戦果と公表したり、更には爆撃目標となっていた都市の住民に非難勧告を行わず、結果的に見殺し(コベントリー爆撃)にし、独軍の目を欺き続けました。また独軍側にも「エニグマ暗号は難攻不落」という神話・・・過信が根強くあった事も、結果的に連合国側の勝利に寄与したと言えます。エニグマ暗号の解読に貢献したアラン・チューリングは、前述のような機密保持の観点から、戦後も公の場で評価される事はありませんでした。彼は1952年に突然逮捕され、国家の最高レベルの秘密情報に携わる資格を失います。その理由は、彼の「同性愛嗜好」が原因でした・・・その後、彼は戦時中の国家への貢献を考慮され保釈されますが、性的欲求を抑制する為のエストロゲン(ホルモン)注射を受ける事を義務付けられます。1954年、第二次大戦の連合国最高の殊勲者であったアラン・チューリングは、猛毒性のシアン化合物を注入したリンゴを囓り、自らの命を断ち悲劇的な最後を遂げるのでした。

今回も『enigma=エニグマ』の映画本編には殆んど触れない書き込みになってしまいました。皆さまのお怒りにも似た冷たい視線が、観戦武官長の体をグサグサと貫いております・・・。勢い余って大して詳しくも無いのに書き込んでしまいました・・・ココは違うやん・・・ってご意見は是非観戦武官長までご一報を・・・次回はちゃんと『enigma=エニグマ』の観戦記書くぞ〜ッ【続く】

 転進【前ページ】  作戦履歴【TOPページ】  前進【次ページ】


観戦武官視察数【 】
【感想等お気軽に書き込み下さい】

My追加

皆さまにご投票いただいた結果は→【こちら】