| 【File068】堕戦士たちの魂の�犧埜紊両覘�・・・前編【ネタバレ警報】 |
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2002年11月30日(土)
今日で11月も終わり、いよいよ明日からは�犹嫣��甦┐気皸戝覆噺靴靴�なりつつある今日この頃ですが、観戦武官の皆様におかれましては如何お過ごしでしょうか?さて名古屋の刑務所で、刑務官による受刑者への暴行事件が発覚しました。何でも�牾彈蠑��瓩覆觜澗�器具を使用し無抵抗状態にして殴る蹴るの暴行を加えていたとか・・・こんな事、戦前の�犂胴��瓩筌▲瓮螢�の刑務所を描いた映画の中だけでの出来事かと思っていたら、日本の刑務所でも行われていたんですね・・・最近は過疎の町や村で、刑務所を誘致(国からの特別援助金や刑務官家族の移住による経済効果が見込まれる)して地域振興を計画しているところが幾つもあるそうです。日本で刑務所がニュースの話題になるなんて、受刑者が所内の工場で製作した家具や工芸品の即売会が行われたとか、大物受刑者が収監された&釈放されたとかぐらいだったのですが、こんな暴行事件が話題になるなんて・・・�猜修涼罎猟┐蠅覆ぬ漫広瓩麓�刑者だけじゃなかったって事ですか・・・! さて前回は当初の予定を変更して�爛献А璽爛此Ε灰弌璽鹹錨虍猫瓩鬚�贈りしました。そんな訳で今回は、当初前回の【File067】でお贈りする予定だった作品観戦記をお贈りします。その作品・・・ATFをして久しぶりに感動の涙を流させ、観戦記を書かずにはいられない・・・と居ても立ってもいられずに�爛�ーボード�瓩妨�かわしめた作品。生きながらにして、既にハリウッドで神話的人物として語られている、あの俳優が主演した作品・・・厳密に言えば戦争映画ではありませんが、コレは一見の価値あり・・・軍刑務所を舞台にした囚人(=元兵士=堕戦士)たちと看守との攻防戦。それでは開演《開演ブザー》です。いつものように携帯電話の電源はお切り下さい。
【�爛蹈弌璽函Ε譽奪疋侫�ード�畉嚢發�〜すぅよ!】 と、いう訳で先日(公開初日)『ラスト・キャッスル(原題:THE LAST CASTLE)』を観てきました。私ATFの世代にとって�爛蹈弌璽函Ε譽奪疋侫�ード�瓩噺世┐�「明日に向かって撃て!1969」「ホット・ロック1971」「候補者ビル・マッケイ1972」「スティング1973」「華麗なるギャッビー1974」「コンドル1975」「華麗なるヒコーキ野郎1975」「大統領の陰謀1976」「遠すぎた橋1977」「ブルベイカー1980」「ナチュラル1984」など70〜80年代のハリウッドを代表するトップ俳優でした。特に戦争映画ファンにとっては「遠すぎた橋」での米第82空挺師団の�爛淵ぅ瓠璽悒鷆驚ゼ荳鄒鎰瓩琉戞�敵攻撃下の白昼強行渡河を実施する�爛�ック少佐�疚鬚離ぅ瓠璽犬�強いのではないでしょうか・・・なんでも並み居る出演スター俳優中最も高額なギャラだったとか・・・。でも戦争映画への出演はそれ位か・・・と思っていたら、なんと初出演作品が停戦直前の朝鮮戦争を舞台とした「戦場の追跡1962」そして続く第二作目が、第二次大戦を舞台にした戦争コメディ「戦場はどこだ!1965」と言う事で、戦争映画には非常に縁が深い俳優だったんですよ!ここ最近は、映画監督や製作プロデューサーに専業していましたが、昨年末に公開された「スパイ・ゲーム2001」では久しぶりに主演、今やハリウッドを代表する�爛屮薀奪鼻Ε團奪畢瓩箸龍Ρ蕕�(実はレッドフォードとブラピ「リバー・ランズ・スルー・イット1992」では監督と主演という立場で顔を合わせています)伝説のCIA工作員とその教え子工作員を演じていました。将にキャラクターと、それを演じる俳優との融合・・・新旧トップ対決ってところですか・・・。そう言えばレッドフォード主演の「ブルベイカー1980」では腐敗・堕落した州立刑務所の実態を探る為、囚人として刑務所に潜入調査し囚人達の待遇改善に奔走する新任刑務所長って役だったよなぁ!
【軍刑務所を舞台にした�狠豊瓩燭舛劉犖悗雖瓩鯏劼韻神錣ぁ� 実戦経験のない冷酷な大佐が管理する軍刑務所に、無謀な作戦で部下を無駄に戦死させたとして歴戦の陸軍中将(主人公)が収監されて来る。最初は刑務所長の理不尽かつ横暴な囚人たちの管理には無関心・・・無事に刑期を勤め上げ、孫との平穏な生活を夢見ていた主人公だったが、囚人たちの�猜嫉里箸靴討虜欧筝悗雖瓩泙任眞イぜ茲蹐Δ箸垢觀彩浬蠶垢寮貔�的な管理方針に反発、バラバラだった囚人たちを組織的にまとめ上げ、軍刑務所の支配権を奪取する作戦を開始する・・・ってあらすじです。最近は�猖�題ダメじゃん�疆�作品が多かったのですが、この『ラスト・キャッスル』は及第点!『大脱走』や『第17捕虜収容所』は連合軍捕虜vsドイツ軍警備隊を描いた捕虜脱走ストーリー『ハーツ・ウォー』は連合軍捕虜間で起きた人種差別を根源とした殺人事件を描いたサスペンス・ストーリー・・・と�猜修涼罎寮鐐莟撚茘瓩録瑤△譴鼻△海痢悒薀好函Ε�ャッスル』の様に、アメリカ陸軍管理下の刑務所を舞台に、同じく米軍人(方や看守、方や囚人と立場は正対するが)同士が敵味方として描かれた作品は珍しいです。囚人って言っても収監されているのは陸軍だけでなく海軍や海兵隊、確認は出来ませんでしたが空軍の兵士もいるようです。また人種的にも流石はアメリカ・・・アングロサクソン系、アフリカ系、ラテン系・・・将に人種の坩堝。軍人でありながら、所長の方針によって階級や所属は否定され、みな一律に�犲�人�瓩箸いΕ�テゴリーに押し込められ、日夜無意味な労働(昔の刑務所の石塀を復元する作業とか・・・)を課せられる事によって、軍人としての�犖悗雖瓩筬猝祥性甅狠蘋真喚瓩鮗困辰討い�囚人たち・・・。そこに登場するのが、将に�犒蛙佑隆姚疆�人物である歴戦の英雄・・・。そして当然の如く如実に表面化して行く、常に最前線で過ごしていた�牘冤催�軍人�瓩噺緤�勤務一筋の�犂盈重�軍人�瓩箸隆屬梁侘�構造・・・。
【囚人代表】ユージン・アーウィン/元陸軍中将(ロバート・レッドフォード) 主人公は、ベトナムから湾岸戦争にかけての幾多の戦闘に参加(ベトナムでは苦しい捕虜・拷問生活をおくっている)その指揮・統率能力が高く評価されており、戦術に関する著作まである、将に現代の生きている�牘冤梱�(軍服の胸の略綬は伊達じゃない)・・・ところがある発展途上国での戦闘で、大統領直々の撤退命令を無視した作戦を実施、それによって8名の部下が死亡した為に軍法会議に掛けられるが、自ら罪状を認めた為、階級、勲功を剥奪、軍刑務所に収監された人物。本人は無事刑期を終え、孫と幸せに暮らす事を夢見ていたが・・・(今まで家庭を顧みず仕事一筋だった為、娘との関係には溝があるのだが・・・)。最初は囚人たちから一歩置かれた存在だったが、次第に囚人の中での中心的人物となって行く・・・。 このアーウィン元中将役は、将にレッドフォードの為にあるような役です。生きながらにして伝説となっている軍人と俳優。共演した俳優たちは、作品中の囚人がアーウィン元中将に接するのと同じ様にレッドフォードに接していました。将に�犇甦鵑蠧颪き畭減澆世辰震�です。しかし反面�牴兇魯譽奪疋侫�ードと共演してるんだ�瓩繁萋�興奮の高まりの中、演技していた俳優もいたそうです。
【看守代表】ウィンター/陸軍大佐、軍刑務所長(ジェームズ・ガンドルフィーニ) 軍歴は長いみたいだが実戦経験は無く、軍服の胸の略綬にも実戦によるものは無く後方勤務・演習によるものばかり。そのコンプレックスの為か、有名な戦闘の記念品や名将の遺物、著書などを収拾・コレクションしており、本人もそれを自慢している。歴戦のアーウィンに言わせれば、戦闘の経験の無い者ほど、そんな記念品(サーベルや古銃、弾丸等)を集めたがるのだそうだ・・・実際、アーウィン元中将もウィンター大佐にとっては尊敬の対象であった。しかしアーウィンの登場によって、次第に今まで自分が創り上げた軍刑務所の秩序が脅かされるに至って、アーウィンを敵視、様々な懲罰(ただ石を別の場所に運ばせるだけ・・・のように軍隊の懲罰には無意味な事を長時間やらせる行為が多い)を与え始める。しかし、それが逆にアーウィンをして囚人たちを結束させ、囚人vs看守の対立を助長させていく事となる・・・。 この作品に登場する�狹�役�瓩箸靴討離Ε�ンター所長ですが、観ていてそれほど�狒�憎しい�疚鬚砲牢兇犬蕕譴覆�なってしまいました。彼は彼なりに堅実に職務を遂行していただけなのです。ただ自分自身の価値観念を囚人たちに押し付け過ぎただけではないか・・・現在の軍組織の中で、特に戦功もないのに�狢膾喚瓩箸いΤ�級まで達するのは結構大変なことです。家庭を顧みなかったアーウィン元中将に対して、きっと家庭では�猯匹�夫・良き父�瓩世辰燭里任呂覆い任靴腓Δ�・・・。演じるガンドルフィーニがいい味だしてました。
この作品では3つのキーワード�‐覘�敬礼�4�が重要な意味を持っています。 【第一のキーワード:現代の戦士たちによる�狆覘瓩鮟笋訐錣ぁ� この作品の舞台は言わずと知れた�犒碍彩浬雖瓩任垢�、言い換えれば�狆覘瓩任后��狆覘瓩箸聾詰茵�外敵に対する作られた物ですが、ここでは内敵(囚人)に対する物として描かれています。囚人たちに対し威圧的に聳える�猜宗畩詈畢甅狃蠶梗爾里△詼槁�管理棟=本丸・天守閣�瓩修Ω世┐�『キープ(THE KEEP1983)』に登場する�爛�ープ(天守閣)も内なる敵への護りでしたな・・・。ウィンター所長が懲罰的に囚人たちに課していた旧刑務所の石壁の再建作業(まったく無意味な作業・・・一種の懲罰)に対し�爐海諒匹麓�分達の誇りを守る壁だ�瓩醗嫐�を持たせ、囚人たちの団結に成功するアーウィン元中将。やっと完成した石壁をブルドーザーで破壊しようとするウィンター所長の強硬手段によって、一人の囚人(元海兵隊員・・・収監されたアーウィンと最初に親しくなる囚人)が命を落とす・・・彼の死を悼む為、所長の制止命令を振り切り集合する囚人・・・いや兵士たち。元先任曹長の囚人の号令一下、整列、敬礼そして海兵隊賛歌の合唱「モンテズマの宮殿からトリポリの海岸まで、空と海と大地で祖国のために・・・(二番の歌詞が分らずスキャットになるのはちょっと残念・・・)」遂に爆発する囚人たちの怒り・・・あくまでも軍の規則に従がってウィンター所長を解任させる為には、刑務所内で暴動を起こして刑務所内の実権を奪取しなければなりません。アーウィン元中将の下に結束した囚人たち(流石は元兵士・・・組織的行動には慣れています)は、アーウィン元中将立案の作戦に従がって行動を起こします。銃火器などの有効な武器のない為、手に入る資材を武器に改造した戦い・・・古代・中世の戦いが繰り広げられます。 �ヾ納蕕量砧浪� 策略によって奪った所長室の星条旗を餌に、捜索の為に看守たちを囚人雑居房棟内におびき寄せ、閉じ込める事により守備兵力を無力化します。 �∨標羶愧蓮λ標翳軸錙ε┻鯏世量砧浪� 監視塔(強力ゴム弾を発射するショットガンを持った看守がいる)に対しては、可燃性の液体(ガソリンか)の入ったビニール袋に点火し後、ゴム紐製簡易パチンコ(こ、これが�爛�リシアの火�瓩�〜ッ)による投射攻撃とガスボンベを利用した簡易ロケット弾発射器(ほんとにボンベが飛んでいく・・・凄げーッ)。強力な放水装置を搭載した装甲車に対しては、食事用トレーを利用した楯を翳したファランクス隊形によって立ち塞がり、同時に別働隊が水源を断つ(バルブを閉めるだけだけど)。看守側の拠点(所長室)には、バスケのゴールの支柱を改造した反動式投石器で、十数キロはあろうかという石(壊された石壁の破片)を叩き込み・・・死んだ元海兵隊員の名前が彫られた石・・・見事直撃!火炎弾を続けて打ち込み、所長の大事なコレクションも木っ端微塵に・・・。 �E┐龍�力鎮圧兵器の無力化 看守側の最終鎮圧兵器はヒューイヘリコプター。上空で旋回し、搭乗した狙撃手が地上を制圧する。ところが嘗てナム戦では、ベトコンが前近代的な武器で多くの米軍ヘリに損害を与えていた・・・それは�狠櫃離僖船鵐貝瓮蹇璽廚魴劼い醒櫃笋蠅鮹櫃糧親阿鰺�用したパチンコで打ち上げ、低空飛行するヘリのローターに絡ませるというもの。この作品では�爛▲鵐�ー�瓩鯊任曽紊押▲悒蠅飽�っ掛けて引き釣り降ろそうとします。結局は元ヘリパイの囚人が乗り込み奪取するのですが・・・。
勢いの余って書き込み字数がオーバーしてしまいましたので、以下後編に続きます。
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