「神秘の短剣」「琥珀の望遠鏡」読了。 児童文学だと思ってなめてると、エライ目に合います。 ・・・・・・これ、子供に読ませるのか? セックスシーンが無いだけで、シビアで残酷、ある意味破戒的。 カトリック圏じゃ、半世紀前だったら間違いなく発禁処分くらってただろうなー・・・。 結末の、必ずしもハッピーエンドじゃないエンディングも、なかなか考えさせられるものがありました。 以前読んだファンタジーで、「ハンセン病にかかり、病気に対する恐れや偏見から、家族や友人に見捨てられ、孤独な生活を送っている中年男性」が主人公の話があって、読んでてかなり衝撃を受けましたが、程度の差はあれ、それと同種の衝撃がありました。 でも、面白かった。 あっという間の2000ページでした。 はふうv
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