| 2002年09月25日(水) |
★83小話 はぴぱすで企画(・・・のつもり) |
September.21 ――――――――――――――――――――――――――――――
悟浄の気づかいがイタイ。 悟空の思いやりが苦しい。 そして三蔵。 あなたのやさしさがかなしい。 9月21日。 今日という日に、あなたは黙ってそばにいてくれる。 立ち上る紫煙に目を細め、いつもよりやわらかい空気を身にまとって。 引き寄せてくちづけたら、あなたは怒るだろうか? 何も言わずに目を伏せたら、それは弱みに付けこむことになりはしないだろうか? それでもいいと僕は思う。 それでいいとあなたは笑ってくれますか?
僕らだけでは広すぎるこの4人部屋で。 夜はまだ始まったばかり。
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※ ご自由にご想像ください。 (ポジにはムリでした・・・。)
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白く波打つシーツの海で、僕たちは2人して快楽に溺れた。 何もかもはじめてのように、僕たちは探り合い、暴き合って、はてのない歓びに沈む。
あなたの指が、舌が、爪が。 どんなに淫らがましく動いても、あなたは少しも汚れない。 お互いの残滓にまみれ、呑みこめないほどの欲望に身を浸しても、 あなたはやっぱり美しかった。 僕の上で踊り、乱れて、何度も僕を求めたあなた。 初めて見るあなたに、僕は恍惚と酔いしれた。
―――でも、これは一夜の夢。 今夜だけの。
朝が来るのが怖いほど僕を求めてくれたあなたに、いつかまた巡りあえる日が来るだろうか?
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幕間に5&9を登場させようと思ったのですが、あまりに痛々しくて断念。 たまにはそんな時もあるさ。(^_^;)
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