日記帳
ぐだぐだと毎日の記録です。
タイトルの頭についている記号は
U=更新有り、D=DOLL、T=TV、G=GAME、
B=BOOK、S=SEWING、F=FIGURE、M=MOVE 
です。

2006年12月17日(日) 月次祭に遭遇。

 先週末に唐突に思い付いて、お伊勢さんと三輪さんに行く計画を立てました。
 で、友人の資格試験当日で、お気に入りの神社が神宮近くの猿田彦神社だったので、今週はお伊勢さんに行くことに決定。
 猿田彦神社で試験の無事終了を祈願。
 で、外宮、内宮と参拝したところ、内宮でまたお賽銭箱の向こうに神職さん達が。
 あら、何かしら。ござもたくさん敷いてあるし。
 と思って様子をうかがっていると、何やら御神事があるらしい。
 暫くして警備員さんが、
「上から覗き込むのは失礼になりますから、下がってお待ち下さいね」
 とにこやかに説明。
 こんな風に穏やかに説明してもらえると、なるほどと納得。
 というか、時代が時代なら平伏せねばならんのだろうか、とも思う。

 先頭を式服なのか、黒のスーツで肩に白いロープ、白手袋の警備員二人。
 その後ろにご高齢の巫女服をお召しの女性。神職さんの一人に支えられて本殿へ。
 その後を20人くらいの神職さんが、真っ白い正装で列をなして続いて行く。
 その荘厳な感じに軽く痺れる(笑)。涙腺が一瞬ゆらぐ。やばい。

 木曵きのときのように噂に耳を傾けると、後一時間後くらいに始まるとか。
 じゃぁ、先にほかをお参りしてきましょう、と荒祭宮にお参りしていると神職さん方が荷物を運んでいらっしゃったので、慌てて階段からおりて見学。
 警備員さんの話(聞き耳)では今上陛下からの贈り物だとのこと。
 そして再び本殿の拝殿前へ。

 さらに暫くすると、本殿から皆が出てこられる。
 榊の奉納と、独特の礼拝で、一般客が見ることのできる儀式は終了。
 また本殿を後にされるのを、軽く痺れながら見送って、幸せに浸りながら内宮を後にして参りました。
 荒祭宮でも同じ儀式をされていたようですが、進行方向を逆行していたので、何となく近寄り難くなって(儀式が終わると自分の方に歩いてこられるわけで)遠くから見学。
 でもそれはそれで、森の中でひっそりと行われる儀式が、なんだか神秘的なようで良かったのですが。

 うちに帰ってから、実際に何が行われていたのかを調べたわけですが、まさか年に2回の月次祭で、神職さんに支えられていた女性が祭主様であったとはつゆ知らず、『斎王』だと思っていた私は短略に過ぎました。(苦笑)

 いやはや、ラッキーでした。
 今回は、猿田彦神社へ行かなければ、このご神事を見せていただくことはできなかったと思います。時間的に早くついてしまいますから。
 猿田彦神社でも、早く着き過ぎて、朝のおつとめの祝詞をあげられているのを見せていただけたし。
 うふふ。

 でも帰りのドライブはちょっと死ぬとこでしたけど(一瞬眠気に負けて、追い越し車線に車が来ていたのに、すーっと寄って行ってましたから)。
 次は来年一月の半ばかなぁ。


 < これより前  一覧  これより後>


みさき [HOMEPAGE]