タイトルの本は、私が今自転車にハマっている原因になった本です。
　自転車を基本の小道具に、繰り広げられる人間ドラマものです。
　私が自転車にハマったのは、最初に入り浸っている雑談系の掲示板で、自転車の話題になって、そこでこの本を薦められていたので買ってみたから。
　現在１７巻まで入手したのですが、どの話を読んでも『自転車＝楽しい』『自転車＝新しい発見』『今までの自転車との違いでの感動』と、自転車マンガだから当然と言えば当然なのですが、いかにも自転車っておもしろそう！な部分ばかりにも見える作品。
　実際どうなの？と、いろいろ雑誌を手に入れてみたり、自転車関連のWEBサイトを巡ったりしていたところ、私が自転車を買ったお店を見つけたんですよね。

　昨日、土曜日に「サイクルモード」という自転車ショーに行ってきました。
　かっこいい自転車や、いかつい自転車に混じって、折り畳み自転車もいくつも展示されていました。
　私がこの自転車ショーに行こうと思ったのは、自転車自体をもうちょっといろいろ見てみたかったから、というのもあったんですが、出店メーカーの中に『アオバ自転車店』に出てきた折り畳み自転車のメーカーもあったからなんですね。
　もちろん、このメーカーだけでなく、マンガに出てくる自転車もたくさん出店されていたのですが、それは雑誌でもお店でもWEBでもみれるので。
「１７バイシクル：エクスウォーカー」。
　８インチと言う小さなタイヤ（だいたい三輪車についてるくらい？）で、折り畳むと３０×３０×１２０のサイズになる。
　試乗もできたので、乗ってきました。
　小さなタイヤだから一生懸命漕がないといけないのかな、と言う気になるのですが、実際の乗り心地は、今私が乗っているクロスバイクとほぼかわらない乗り心地でした。
　ただ、ハンドル操作がもろに影響を受けるので、乗り馴れないとふらふらするのが難点でしょうか。
　でも、こいつを車に乗っけて旅行に行って、気に入ったところでサイクリングって言うのは、すこぶるご機嫌なんじゃないかと思ってしまいました。
　通販で３万円前後だったので、手に入れるのは簡単そうなのですが、なにせ細かいメンテナンスを自分でできるのかどうか、という自分の技量との天秤にかけてみて負け中（苦笑）。
　行きつけのお店では取り扱っていないし、専門店は東京だし。東急ハンズでも扱ってるらしいけど。メンテナンスはしてくれないだろうし。
　ムヅカシいなぁ。
　もっと自分の自転車を扱えるようになったら、改めて考えてみるつもりではあります。
　何より、会社に乗って行って折り畳んで更衣室に入れておけば、今感じてる盗難に対する恐怖は感じずにすむかなぁ、と思っているのです。

　とりあえず、自転車に興味が出た人には『アオバ』はお勧めです。
　いろんな種類の自転車が、いろんな条件で出てきます。
　ヒューマンドラマとしてもこのマンガは面白いですから、機会があればどうぞご一読。
　ついでに、マンガの中に出てきた「１７バイシクル」の社長さんは、結構似ていらっしゃいました（笑）。