| 2006年07月16日(日) |
B:『Op.ローズダスト』 |
この3週間ほど、ちまちまと読み続けておりました。 が、今日の半日をかけてクライマックスからエピローグまでを一気読み。
もう正直 「このタイミングで読むんじゃなかったのかも」 という内容。 テポドン発射の一件さえなければ、こんなにも緊張して、ハラハラして読むこともなかったのに、と。 読み終えて考えることは、この作品の中の人達みたいに、慣例を超えて国民を守ろうとしてくれるのか、この国の自衛隊や海保や警察や公安の人達は?ということだった。 各組織の個々は、当然国民を守ろうとしてくれると思うけれど、命令を遵守するという前提があるならば、はたして。 国民を守るのではなく、国を守る、そういう前提なら、私はこの組織の人達の攻撃を被ることも覚悟しておく必要があるんだなぁ、とか。
テポドンの一件以来、北朝鮮のミサイルがばっちり自分の住んでいるところも射程に入っていると分かれば、ある程度の覚悟も必要だと思うけれど、さぁ、その覚悟って何だ? これが平和ぼけってやつなのかなぁ。 しみじみ、この作品をとおして、自分の国に対する気持ちを計ってみる。
最後の方でちょっとファンタジー入っちゃって、なんかどうなの、とも思うけれど、読みごたえのある一作。 ぜひ、今のタイミングで読んでいただければ。 結構、今現在の日本って、怖いよ。
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