時は春真っ盛り。 極爆も季節柄、絶賛鼻水中である。 そう、春と言えば極爆のアレルギーが出始める頃。 これから雑草の枯れる秋まで、極爆の水分の大半は、鼻水と涙に消費されつくす事となる。 今年も例年通りの酷い鼻炎、早々に薬を購入する必要があるようだ。 うー…鼻が利かん。
雪が道路から姿を消し、気温も上がってきているので、 自転車を復帰させることにした。 とはいえ、永い間深い雪の底に眠り続けていた愛機、各部に歪みが出ている様なので、 一度、自転車屋で全面的な調整をしてもらう。 店に愛車を持って行くと、出るわ出るわ、各部の調整にかなり費用がかかるらしい。 ペダル、ブレーキ、チェーンと人間でいえばまさに満身創痍である。 更に、後輪のタイヤの摩耗が著しく、店員いわく、いつ破裂してもおかしく無いとの事。 だが、予算は既に当初の予定を大幅にぶっちぎっており、現時点では後輪まで手が回らない。 とりあえず、今回は後輪を除く部位のみ調整してもらう。 修理後、生まれ変わった自転車は中々快適な動きを見せている訳だが、 気になる点が一つ。 修理前までは感じられなかったのだが、何だか後輪に違和感があるのだ。 後輪の不調を教えて貰った事で、極爆自身が異常を認識するようになったのか、 他の部位が機敏になった為に、不調が際立つ様になったのか、 それとも、もしや…自転車屋のオッサンに、何やら仕込まれたのか!? いくら、この世が食うか喰われるかの陰惨な世界だとしても、さすがに最後の案の可能性は低いと思うが、 違和感が鮮明になったのが修理後である事は疑い様の無い事実である。 うむう…まさか、な。 とりあえず、後輪に関しては別の店で修理してもらう事にする。値段の安い所を捜す為にも、有効な手段だと思うので。 直して貰っておきながら、あんまりな極爆の判断。 だが、もし万が一、別の店で後輪に仕込まれた何かが見つかったとしたら… それはそれで面白そうである。
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