文章を短く。 これが極爆の基本理念なのだが、 書き上げてみると意外とボリュームがあったりする。 まあ、緻密な思考、厳正な推敲が滞り無く行われていれば、 軽量化はた易いはずなのだが、 校了の時点で、既に極爆の精神力容量は限界。 見直して文章の繋ぎ目の違和感を正す、枝毛を切るが如き作業しか出来ないのである。 長々と何を語っているのか? つまり、文章が長いのは、手抜きをしているからなのです。という言い訳である。
シャンプーの詰替分を買って来たというのに、 何故、極爆は未だに空容器にお湯を注ぎ、振って使っているのだろうか… 勿体ないの精神からでは無い。事実、目前に袋と容器があれば詰め替える。 が、いざ入浴の段になり、着用していた衣類を脱ぎ捨て、 ざんぶと湯舟に飛び込んだ時点でシャンプーが部屋にある事を思い出せば、 極爆の選択肢としては「空容器にお湯を混ぜて使用する」という結論しか出ないのである。 せめて…もう少し早く、風呂場のシャンプーの現状を思い出す事が出来れば、 もしくは、部屋のシャンプーに視線が向かっていれば…! と後悔しながら、早三日が経過。いや、足りなくなってきた事に気付いた時期から数えれば、更に過去に遡る事になる訳だが、 そろそろ、空容器の奮闘も限界に近い。今日は、とうとう泡が立たなかったのだ。 明日、そうだ、明日こそはシャンプーを補充するのだ。人間らしい生活を取り戻すのだ。 まあ実際、無い事を思い出した時点で湯舟から上がり、部屋へ向かい、袋を取って戻る、 または、日記を書いている今、風呂場に戻り袋を設置して来れば、全て解決する話なのだが… 濡れた身体で部屋まで戻る怠さ、乾いた身体で湿った風呂場を歩く不快さを考えると、 「まあ明日、風呂に入る時に一緒に持って行けば、一石二鳥だよね」という思考しか浮かばないのである。 合理的判断が、その実、状況改善に最もそぐわない、というこの現状… これこそ、堕落者が良く陥る駄目スパイラルなのである。 明日、ちゃんと洗髪できるのか…?
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