帰宅後。 夕飯を食べ自室にてぼんやりと過ごす。 えー…と、明日の準備して…アレやって、これ片付けて… ここで意識は途絶。 しっかりと夢まで見て、起きたのは既に深夜をまわろうかという時刻。 あれ? 起きた瞬間、状況が把握出来ずに若干硬直。後、寝ていた事実が判明するにつれ後悔がじわりと襲う。 ああ、何だかとても勿体ない時間を過ごした気が… 疲労か?理由は定かでは無いが、重要なのは貴重な平日帰宅後の時間が無駄になった、という事である。 さて…残った時間で出来る事を片付けるか…
本日は日食。 その時間帯には選挙演説もピタリと中止。 世紀の瞬間には清き一票なぞ不要なのだろう。 考えてみれば、あの時間にしては外もやけに静かであった。 他の方々も見入っていたという事か。 何故か極爆の職場も、テレビにてその瞬間を見る事になり、極爆も仕事しながら横目で観察していた。 さて日食。 画面内のアナウンサーは盛り上がり、既に何を言っているのかすら解らない。 実況のレポーターも喋らずに何だか夢中である。 その画を観た極爆。 心に沸き上がるものは無く、世紀のショーが放送され続ける中、淡々と作業をこなしていた。 何で…盛り上がらないのだろう? 画面越しだからなのか、そもそも日食に興味が無いからなのか、 特に感動の無いまま、月が太陽の上を通過するのをただ漫然と眺めていた。 その場に立ったのなら、何か感動があったのだろうか? 少なくとも、中継の映像からは何も得られなかった。 天文学が嫌いな訳では無い。しかし好きでも無いのだから、このリアクションなのかもしれない。 本日のまとめ。皆既日食は、極爆にとってはただのニュースに過ぎない、という事であった。 何十年後かに再度観たとしても、やっぱりこんな反応なのだろうか…
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