狛の日記...狛。

 

 

一途さ。 - 2005年05月04日(水)



昔の人は、とても一途だったのかもしれないと思った。


それは決して、現代の若者がどうこうとか、
昔の人は一途でなければならないとか、
そんな事を言うつもりは全くなくて。
ただ、自分が実際に出逢った人や、話に聴く人に
一途な人が多いというだけだ。


一途さが美しいとか、理想的だとか、
そんなことは人によって違って構わないと思う。
一途でなければならないとか、一途さが美徳だとか、
そう想ったことはないけれど、

一度相手と交わした約束や、自分が抱いた想いを、
そっと抱き締めるようにして護っている、
その想いの強さや、信念や、そういうものには憧れる。

一つの約束を、何十年も護り通すその強さ。
相手を信じて待ち続けるその強さ。
ドラマや夢物語とは違う現実の荒波の中で、
それでも一つの想いを貫き通す、
真っ直ぐな芯のようなものを持つ人たちの強さには脱帽する。


自分が手にしたいと願うのは、
そんな風に相手からの見返りを求めない愛情なのかもしれない。



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