天国の鍵 - 2005年04月20日(水) 天国の鍵。 そう表現すれば聴こえは良いけれど、 本当はきっと、表には出すことのできなかった真実の歴史なのかもしれないと思った。 歴史の裏側ではなくて、真実や事実。 世界中にたくさんの思惑や柵があって、 決して表へとは出せなかったいろんな真実が、世の中にはきっとあると思う。 そうやって世界の均衡が崩れないようにバランスを取りながら創られた世界に、 今があって、自分がいて、時が流れてゆくのだと思う。 いろんなことが絡み合って積み重なった長い歴史の中の歪みは、 どれほど重いのだろうかと考えながら、 遠い空の下で安らかな眠りについた、その人の背負ってきた何かを想った。 そして、次に天国の鍵を受け取ることになったあの人は、何を想うのだろう。 ...
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