CUBE2。 - 2005年02月05日(土) 付けっぱなしにしていたTVから流れてきた映画で偶然目にした物だけど、 あの世界感は怖ろしかった。 引き込まれていく恐怖感は本物だ。 縦と横に高さを加えた三次元の現実に、更に時間軸を加えた四次元空間。 無数のCUBEが連なる異次元世界で、KeyWordの4が無数に散りばめられている辺り、監督は相当な策士だろう。 同じ時計と共通点を持った人達が、 数学の幾何を具現化した様な立方体の中で織り成すやり取りに引き込まれたら最後。結論を見届けるまでそのドキドキが収まることはない。 結論を知ったところで、狛の恐怖が収まることはなかったのだけど。 ストーリーの難しさと、多少乱雑に思える場面もあったけど、 重力と時間軸の表現は巧い。 そして何より、白と黒だけで彩られた空間と、 鮮やかなまでに多様な人種を組み合わせた色彩のセンスは完璧。 抜群の才能だと思った。 合言葉は5桁の数字。 その意味が分かったら、そこから脱出できるはず。 ...
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