GLAY EXPO 2004。 - 2004年07月31日(土) 日にちは過ぎてしまったけれど、 この日に感じた想いが色褪せてしまう前に。 LIVEを観て。 勝ち負けで言ったら、勝ちだったんだろうけど。 ただ純粋に嬉しいだけじゃなかったと思う。 沢山の人に出逢えた分、失ったモノも莫大で。 それはきっと、覚えてはいられないほどの量だったんだと思う。 両手で砂を掬うように、 何かを得られたら、それと同時にサラサラと流れ落ちてゆくものもある。 自分たちに背を向けて離れれ行く人たちを見ながら、 辛くなかったわけじゃないと思う。 薄っぺらい彼らの胸が痛まなかったわけじゃないと思う。 それでも平気な振りをして。 何でもない振りをして。 無理矢理にでも笑っているしかなかった時期だってあったと思う。 だから、 10周年だからじゃなくて。 10万人のファンがいるからじゃなくて。 GLAYというBANDの良いところも悪い所も知っていて。 GLAYというBANDの良い時期も悪い時期も経験していて。 そういう4人が共にステージに立っている事実が誇らしげだと思った。 あの空間にいる誰よりも、 あの空間にいなかった誰よりも、 俺たちは一番GLAYが好きなんだ、っていう、そういう感じがした。 ...
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