私信。 - 2004年02月20日(金) 毎日の生活の中にある、 ほんの小さな出来事を、ほんの些細な一言を、 どう受け止めるかは自分しだい。 だから日常を、 楽しくするのも、つまらなくするのも、自分しだいなのだと思う。 感性は、 誰かに磨かれるのではなくて、自分で磨くもの。 周りの環境から、自分で習得していくもの。 きっかけはとても小さく良いから、 それをどうやって発展させていくかを考えるべきなわけで・・・、 言葉にするのはとても難しいのだけど、 とにかく、 全身の感覚をフルに使って、 たくさんのことを吸収しなさい、ということ。 ただ与えられることばかり求めていたら、 日常の中に埋もれているステキな出来事を見落としてしまうに決まってる。 だってね。 世の中には、あたしたちには何一つ告げず、 それでいて必ず全てが良い方向に進むように、 あらゆる所に仕掛けられたからくりのような罠があるのを知らないでしょう? それは酷く繊細で、とても難しい罠。 蜘蛛の糸のように細くて、しなやかで、あまり目に映らないけど、 知らぬ間にその罠にかかった人たちは、 必死でバランスを取りながらその細い糸の上を綱渡りしているの。 蜘蛛の巣のように精密で、一つの芸術品のような罠に気付くたび、 狛はいつも眩暈がする。 その罠に嵌った人たちは、なんて幸せなのだろう、と。 上手に踊らされて、誰かの思惑通りに動かされているようで、癪だと思う人もいると思う。 罠に気付いて腹を立てる人もいると思う。 それでも、最終的に物事は上手く進んでいくの。 だから、その罠を探してみて。 ...
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