広島と札幌の歩き方。 : : 目次 : 手紙

  2004年09月23日(木)  
  御上りさん。 

地元民のくせに観光客と変わらん知識なのは何故だ、私。

秋晴れの祝日。
大きい人・小さい人はそれぞれ友人と約束があるからと早々に外出、
あまりの天気のよさにゴロゴロしてるのも何だしなあ、と私達もおでかけ。

テレビ塔の展望台から市内を一望、
アレは何でコレは何でこっちがドコであっちがドコで、
という説明は一切出来ませんでしたな、私は。

『アレが札幌ドームじゃろ?じゃあ隣のアレは?』
『さあ・・?』
『じゃあさ、この道まっすぐ行くとススキノにつきあたるん?』
『どうだろうなあ?』
『で、アンタんちはどっち方面になるわけ?』
『いやあ、どっちだべ?』

はっはっは、まるで方向感覚がありませんがな。

彼の方がよっぽど理解しているのだ、何故なんだ。
案内パネル見てもピンとこないんだもんね、びっくりだね。

テレビ塔のお土産屋さんでいろいろと物色しつつ、
カープの将来について熱く語る私達だったので、
きっと広島からの観光客に見えていたはずだ。

観光客なら札幌の地理に疎くて当然なのだ、問題ナッシングだねっ。


明日は帰広する彼。次の逢瀬は1か月後。
もつかなあ、大丈夫かなあ。ちょっと心配なのだった。

: 筆 : しおんとゆき  
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