せきねしんいちの観劇&稽古日記
Diary INDEXpastwill


2008年12月15日(月) タンゴ

 「修学旅行」の旅の途中のみっちゃんこと相楽満子さんが来てくれる。顔合わせ以来。
 このところ連日やっているお互いの距離を近くするウォームアップを今日も。
 その後、台本の冒頭部分をさらっと読んでみて、予告していたタンゴの練習。
 実際の振付は、清水美弥子さんにお願いするのだけれど、練習用のDVDをみんなで見ながら、基本のステップを2つ。
 1人ではなかなかわからないところも、向き合って2人一緒に踊るとああこうかとわかってきたりするのがおもしろい。
 他のダンスと違って、2人で踊るものなんだなあというのが、今日の発見。
 タンゴは今日が初めてというキャストのみんな(遠藤君は以前、ワークショップで少し踊ったことがあると後で気がついたそう)は、さすが役者だけあって、相手がいてこそというタンゴが、するっとできるようになってしまった。それもまたおもしろいと思う。
 役者は顔で踊るというのが、ダンサーではない役者の踊りへの向き合い方の一つだと思うけれど、相手がいてこそ、というダンスも、また役者ならではのものになるのではないかと思った。


せきねしんいち |MAILHomePage

My追加