せきねしんいちの観劇&稽古日記
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「修学旅行」の旅の途中のみっちゃんこと相楽満子さんが来てくれる。顔合わせ以来。 このところ連日やっているお互いの距離を近くするウォームアップを今日も。 その後、台本の冒頭部分をさらっと読んでみて、予告していたタンゴの練習。 実際の振付は、清水美弥子さんにお願いするのだけれど、練習用のDVDをみんなで見ながら、基本のステップを2つ。 1人ではなかなかわからないところも、向き合って2人一緒に踊るとああこうかとわかってきたりするのがおもしろい。 他のダンスと違って、2人で踊るものなんだなあというのが、今日の発見。 タンゴは今日が初めてというキャストのみんな(遠藤君は以前、ワークショップで少し踊ったことがあると後で気がついたそう)は、さすが役者だけあって、相手がいてこそというタンゴが、するっとできるようになってしまった。それもまたおもしろいと思う。 役者は顔で踊るというのが、ダンサーではない役者の踊りへの向き合い方の一つだと思うけれど、相手がいてこそ、というダンスも、また役者ならではのものになるのではないかと思った。
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