せきねしんいちの観劇&稽古日記
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富士見丘小学校、今年度最後の授業。というか、当初の授業の予定とは別に、ふりかえりの時間をとっていただいた。 1時間目から校長室で、篠原さんと二人、子どもたちが書いた作文を読む。学校での発表が終わった時点で書かれた演劇授業についての作文。ああ、こんなことがあったんだという本番や練習中のできごとや子どもたちの思い、それに浴風園での発表に向けての心構えが見えてとてもおもしろい。 2時間目は、特活室での振り返りの時間。里沙ちゃん、にいやん、健翔さんと一緒に。 「感想を聞かせて」では、僕たちにだけうれしいリサーチになってしまうので、そうではなくて、子どもたちに「光速マシーンに乗って」の発表についての感想、聞いた話などを共有するための時間にしたいと話す。下級生や、家族はどんなことを言っていたか、また、演じていてどんなことを思ったかなど、大きな輪になって座り、みんなで言い合う時間。 それからもう一つ、今の五年生が、来年演劇授業を受けるにあたって、伝えておきたいことを教えてほしいと話す。 このことが、もう一度、一年間の演劇授業を振り返るきっかけになるんじゃないかと思ったからだ。 ほぼ全員から、いろいろな意見や感想が出た一時間の授業。とてもおもしろかった。 こういった時間は、実は、今年度、はじめてもったものだ。各授業のあとの振り返りの時間も今年度はなるたけとるようにしてきた。ただやるだけでなく、それがどう届いているかの確認と、共有はとても大事なことだと気がついた。 最後に、子どもたちから「お礼の手紙」をもらう。感想の作文とは別に、僕達講師陣へあてた手紙だ。 挨拶をして、これでほんとに終わりなんだなあとせつない気持ちになった。 校長室で、もらった手紙を読む。作文同様、どれもとてもあたたかな気持ちにさせてくれるものばかりだ。 子どもたちが書いたものからうかがえるのは、彼らが、演劇を通じてどう変わったかということではなく、彼らが自分達がつくりあげた舞台に誇りをもっているということだ。力を合わせて、一生懸命やった、そのことにとても満足しているかんじ。いい思い出になったんだということがとてもよくわかる。そのことがとてもうれしい。年間を通しての授業のめあてというか、行き先が見えたようなきもち。
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