せきねしんいちの観劇&稽古日記
Diary INDEX|past|will
風邪をひいた。富士見丘の発表が終わって、気がゆるんだのかもしれない。熱を出して、一日寝てしまう。 この間の知恵熱とはちがう、のどが強烈に痛くなるいやな風邪っぽい。鼻水が大量に出て、ティッシュを一箱使い切ってしまう。 目がかゆくて、鼻水が出るというのは花粉症か?という疑いがわく。花粉症の薬を鼻に塗ったらたしかに少しラクになった。 午後、テレビ東京でやっていた映画「マグノリアの花たち」を見てしまう。何度も見ている大好きな映画だけれど、吹き替えでは初めて。カットもそんなになく、やっぱりいいなとあらためて思う。 オリジナルの舞台は美容室を舞台にしたワンセットのドラマだけれど、映画は小さな町の日常をたんねんに写し取ったもの。ワイルダーの「我が町」のようだなあと思う。ほろほろと泣いて、少し目のかゆみと鼻水がラクになったような気分。 夜になって、ふと花粉のおおもとが部屋の中にあることに気がつく。 このあいだ、サンモールスタジオの新年会でいただいた最優秀女優賞と一緒にもらったバラの花束だ。大輪の真っ赤なバラが十本、それに百合を大きな花瓶に活けて部屋に置いてあるのが、十日経って今は「満開」だ。そうだ、これを片づけようと思い、花びらをむしって机の上にならべる。花粉がいっぱいついて花芯は茎と一緒にゴミ袋に入れ、花瓶には、まだ咲きそうな百合のつぼみだけを残した。気のせいか、ずいぶんラクになった目と鼻にほっとして、また一眠りする。 明日は、6年生にとって、最後の発表。学校の近くの老人施設「浴風園」での発表だ。 朝から準備をして、ほとんどぶっつけの本番だ。どうなるだろう? 僕はとにかく明日にそなえて今日は休む。
|