せきねしんいちの観劇&稽古日記
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2006年10月10日(火) 「許しつづける女たち」稽古

 5場と6場の前半。ミカちゃん、スミケン、あっくん、タマキちゃん、リマちゃんで抜き稽古。
 一昨日の通し稽古で見えてきたいろいろを確認しながらつくっていく。
 仕事のあるミカちゃんにあわせて、みんなで早めにあがる。
 いい天気で気持ちがいいのだけれど、やたらくしゃみが出る。風邪の引きはじめか? 長袖だとちょっと暑いのだけれど、寒気もしたりして、ずっと鼻をかんでいる。
 帰りの電車で爆睡して、早めに帰宅。明日の富士見丘小学校の授業の準備。
 夜、日本テレビのドラマ「私が私であるために」を見る。性同一性障害を抱えたというか、トランスジェンダーな主人公のお話。キャストに当事者が何人もいて、それだけでぐんと深みがましていると思う。竹下景子、橋爪功の演技もすばらしい。
 このあいだ見た映画「トランスアメリカ」とはまったく違う、今の日本のトランスジェンダーの問題がきっちり提示されていると思った。性同一性障害という言葉は「障害」というのがいやで、つい「トランスジェンダー」と言い換えてしまうのだけれど、今夜のドラマは「性同一性障害」のお話だった。難病ものにとっても近くて、それが生き方に直結するという位置づけだろうか。
 病気なのか生き方なのか。ゲイというのは、病気ではなくて、生き方だと思う。ゲイであることは病気ではないという事実がようやく常識になろうという今、性同一性障害は、ようやく「病気」なのだから治療してもいいということになっている。
 とても近くて、とても遠い、ゲイであることとトランスジェンダーであること。痛みや苦しみを共有することはできるんだろうか? ぼくは、同じセクシュアルマイノリティとして、共有したいと思っているのだけれど。
 歌手の中村中が、ほぼ本人と同じ設定で出演(歌手としてデビューするMTFのトランスジェンダー)。彼女が歌う「友達の詩」がとても好きだ。久しぶりに聞きながら涙してしまう曲。これから、どんな活躍をしていくのか、注目したい。


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