せきねしんいちの観劇&稽古日記
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はんぱな時間の空いた電車に乗っていたら、小学校低学年の男の子がランドセルを背負って、となりの車両からやってきた。白い半袖のシャツに黒い半ズボン。あちこちの窓から外をのぞいている、やや落ち着きのない、でも、大人しそうな子。 彼は、ドアのところで背伸びをして外の景色を見ていたのだけれど、もういいやとでもいうように、つつつと歩いてきて、僕のとなりに座った。 シートはがらがら、他にいくらでも空いてるのに。びっくりした。でも、その、ぺたんととなりに座って、そのくせ僕のことなんかこれっぽっちも気にしてないようすが、きまぐれな猫がたまたまとなり来たようなかんじにそっくりで、なんだかとってもあたりまえだった。 彼は、その後何分か、僕のとなりで足をぶらぶらさせながら、向かい側の窓の外の景色を見ていたのだけれど、来たときと同じようにまたふいっと立って、となりの車両に歩いていってしまった。
夜、「ムーンリバー」の美術の打ち合わせを、小池さんと樺澤氏と。閉店は23時半と小池さんが電話で確認し、テーブルの上のメニューにもそのように書いてあるのに、23時前に追い出される。他に客がいなかったからか。フレキシブルな閉店時間。 店を替えて、打ち合わせをつづける。小池さんが書いてきてくれたプランに、いくつか変更のお願いをする。今回もなかなかインパクトのあるものになりそうだ。
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