せきねしんいちの観劇&稽古日記
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| 2006年05月29日(月) |
「罠の狼」稽古14日目 |
ファームの後半からラストまでを確認して、通してみる。 全員そろって全部通すのは初めて。 スタッフのみなさんが見てくれている前で、やや緊張しながら。 エクレアの後半は、途中をずっと見ていた気持ちを抱えたまま始めることになるので、通してみないと正直どうなるかわからない。 終わって、あ、こうなんだとわかったような気持ち。 僕も清木場さんも、こんなことするの初めてだよねということをいろいろしあい、それを受け止め、返していきながら、それでもこれまでとはあまり違わない気持ちでラストにたどり着く。 帰り、新宿まで檀くんとおしゃべり。なるほどねと思うことたくさん。 一人になって、思うままにやってしまった、今日の芝居のことを確認していく。 なんでああなったのか。僕は、思いつくまま、感じるままにやったことでも、覚えていられなくてはいけないと思う方だ。きっちり、覚えて、その次、またやるときのよすがにする。なぞるということではなく、気持ちの流れを確認できるだけの余裕はいつも持っていたいと思う。 いくつかのポイントで、どうしてこうしゃべるのかということが、いつもより自分の中で明確になっていたんだということがよくわかった。 後半のエクレアは起伏の少ないエピローグのようなものだと思っていたのだけれど、ちっともそうじゃないんだということに気がついた。気持ちがあんなにどんどん動いていったんだもの。 いつか清木場さんと、自主稽古のあいまに、「稽古ってしてみないとわからないもんだね」と話した。ほんとにそうだ。一人で考えていてどうにもならないことも、稽古場で実際にやってみると、想像もしないことが見えてくる。 初日まであとわずか、わくわくしながら、芝居することを楽しませてもらっている。感謝。
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