せきねしんいちの観劇&稽古日記
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4月にお世話になるサンモールスタジオの新年会にうかがう。 改装したスタジオの内覧会もかねてということなので、まずは劇場を見せてもらう。 客席が鉄骨組みになり安定感が増し、舞台はバトンが数十センチ高くなり、サイドの壁が取り払われている。とてもすっきりといい空間になっていて感動する。ここでどんな芝居をつくろうかと、しばらく客席の椅子に座って考える。 おとなりのレストランで新年会。知っている人は誰一人いない心細い状況。それでも、ぽつぽつとおしゃべりをさせてもらっているうちに、だんだん気持ちがラクになってきた。 それにしても、ここに集まっている人たちの若さはとっても新鮮だ。池袋演劇祭のパーティも、同じようにいろんな劇団の人たちが集まるけれど、もっとずっと年齢層の幅が広い。今日、ここにいる若い人たちに、今の劇団ってこんななんだというのを教えてもらった気分。 各劇団の自己紹介挨拶も順番に。特色があるところ、どうなの?とよくわからないところなどなどいろいろある中、ステキな人たちをいっぱい見つける。公演をぜひ見てみたいなと思うところがいっぱい。 僕もフライングステージの紹介をさせてもらう。また呼ばれることがあったら、今度は女装で来ようかな?などと思う。 続いて、昨年の公演の中から優れた舞台、演出、演技等に賞が贈られる表彰式。どれも見ていない舞台だけれど、見ておきたかったと思うものばかり。 9時過ぎに失礼して、新宿まで歩く。富士見丘小学校の打ち合わせ。篠原さんと青井さんと個室居酒屋で。ナベを囲んでの新年会も兼ねつつ、いろいろと話し合う。 途中で平田さんも参加。新宿文化センターで狂言を見た帰りとのこと。 よし、これでだいじょぶということになり解散。 終電で帰れなかったら泊まるのかな?という案もありだったのだけれど、きっちり終電ちょい前に間に合う。 僕は、休日ダイヤで結局終電になってしまう。駅に降りたら雨がずいぶん降っている。 タクシーも来る気配がないので、コンビニでカサを買って歩いて帰る。雨の夜道も気持ちが明るいと元気に歩ける。
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