せきねしんいちの観劇&稽古日記
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先週仕事で参加できなかったので、二週間ぶりのWS。今日は12人全員そろったそう。この顔ぶれで12月までやっていくんだと嬉しい気持ち。 今日から新しい課題にとりくむ。これまでやっていたリピティションとは違った課題。 それぞれ「作業」を見つけるよう言われる。 その作業とは、カラダを使ったもので、自分にとって重要で、今やらなきゃならない理由があって、時間内に終わりそうもないものであること。 説明を受けたあと、「じゃあ、55分まで解散」と言われ、みんなそれぞれ、考える。 僕は、買い物をしにコンビニに向かう。何人かの人と一緒になる。でも、お互いに何を考えてるかは内緒。不思議なかんじ。 僕は、「劇団の招待状にサインを入れるのを忘れたので、出かけるまでのあと10分でそれを書いておかなくてはいけない。」というのを考えた。で、便箋を買ってもどる。 まだ時間があったので、エントランスでお茶をしていた藤野さんと明樹さんとおしゃべり。意外なところで藤野さんとつながっていてびっくりした。ほんとにびっくりしたようで、明樹さんに「ほんとに感情が顔に出るよね」とか「びっくりするとほんとに目ってまんまるになるんだ」と言われる。そのくらいおどろいた。 時間が来たので、教室にもどって、開始。 紙(処方箋)をやぶってしまって、なんとかセロテープでつなげようとしたり、時間までに鶴を折ったり、台詞を覚えたり、服を脱ごうとしたり、自画像を描こうとしたり、みんないろいろするなか、もう一人の人物が、コールをしていく。 熱中している相手に向かって、どんどんコールをつづけていって、熱中しながらも反応していかないといけない。 僕は、コールする方だけを今日はやってみる。作業する方にならなかったのは、サインするというそのこと自体が信じられるかちょっと心もとなくなったからでもある。だって、サインするのは印刷されたDMじゃなくて、白い便箋なんだものね。信じられればOKと藤野さんは言ってくれたのだけれど、ちょっとでも微妙ならやめておこうと思った。 コールする方をやった後には、久しぶりのゲームでやや緊張して、見たままよりも「したいという意志」をさぐってしまいがちだったと話す。次回はそうじゃなくなるといいねと言われる。うん。 時間が来たので、今日はここまで。 課題がいっぱい見えてきた。次回は、またちゃんと新しい「作業」を見つけて。
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