せきねしんいちの観劇&稽古日記
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2005年10月21日(金) ミステリー

 眠れない夜や電車の中でやたらミステリーを読んでいた。大体、ブックオフで買っては放っておいた本。綾辻行人やアガサ・クリスティやピーター・ラブゼイ。おもしろいものもあれば、よまなきゃよかったと思って、そのまま電車に置いてきたものもあった。
 その中で、うわ、やられたと思うくらいすごかったのが、昨日読み終えた東野圭吾の「白夜行」。これはもうほんとにすばらしかった。
 どうして上下巻に分けないんだろうと思うくらいの厚さの文庫本。でも、よくわかった。一気に読めてしまうんだもの。
 印象としては、宮部みゆきの「火車」に近いのだけれど、もっと「ノワール」なかんじは深い。
 スタジオライフが、第一部、第二部に分けて上演中のこの作品。いったいどうやって舞台化してるんだろうと、むちゃくちゃ興味がわいた。しかも、オール男性キャストで。第一部を見に行けなかったことが悔やまれる。第二部だけでも行ってみようかな。


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