せきねしんいちの観劇&稽古日記
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| 2005年09月21日(水) |
「猫のヒゲのしくみ」千穐楽 |
千穐楽の舞台。昨日に続いての、僕のキャラの検討。今日は落ち着いてやれそうな、そんな予感。 開演前、楽屋の隅にあるシャワー、すりガラスがはまっているだけで丸見えになってしまうので使えないね、と言っていたのに、藤井くんが、トライする。 思っていたほど、透けてしまうこともなく、いあわせたみんなで「けっこうだいじょぶだね」とのんきに話したりする。 僕はその後、外に弁当を買いに出る。劇場近くのお弁当やさんは、安くてボリュームいっぱいで今回ほんとにお世話になった。 お店の前で出会った、星さん、菜葉菜ちゃんとおしゃべりしながら帰ってくる。 お風呂上がりの藤井くん、映画を見に行っている何人か、楽屋の床に横になっている人も。めいめいの過ごし方で開演を待つ。そんな時間も今日でおしまい。 いつもどおりのタイミングでメークを始める。楽だからという高揚感とは違う、いいかんじの集中ができているような気がする。 楽屋で郡司さんの改名がニュースに。新しい名前は「しいたけを(四位武尊)」だそう。みんなで「しいたけ?」「しいしい?」などといいながら盛り上がる。 さて、本番。今日は大きなミスもなく、終演。いつもよりちょっとだけ、お客様を僕の芝居で引っ張り回した、そんな満足感も少々。 終演後、ご挨拶に出て、さっこさん、あきやんにごあいさつ。 上演中から始めていた片づけをさっさと終えて、お先に失礼する。客演陣はバラシはお手伝いしなくていいということで、とても助かる。 終電で帰るつもりの打ち上げだったのだけれど、結局、朝までいてしまう。いろんな人といっぱいしゃべる。芝居が終わったから話せること。打ち合わせないでやっていた芝居の段取りについてなどなど。素敵な人たちとご一緒できたいたんだなとうれしい。 池袋駅前でみんなと別れて始発のバスを待つ。ぼーっとしたいい時間。すっかり涼しい秋の気配がうれしかった。
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