せきねしんいちの観劇&稽古日記
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2005年06月16日(木) 女のすごさ

 来週収録予定のネットラジオの原稿を読んでいる。18歳の役。イメージ画と自分のギャップにも、ハラハラするような気分。ともあれ、来週の収録が楽しみ。
 録画しておいた教育テレビの「私のこだわり人物伝 向田邦子〜女と男の情景」を見る。向田邦子について爆笑問題の太田光が語ってる。なかなか見応えがあり、独自の視点と語り口があざやか。今回は「男は女にかなわない」と題して、「女のすごさ」を物語る。
 「阿修羅のごとく」の名場面が取り上げられてる。加藤治子のところに乗り込んできた本妻、三条美紀がピストル実は水鉄砲を向けるシーン。八千草薫と加藤治子の鰻重のやりとりなどなど。ほんとにすごいなあとあらためて思った。
 太田光は、役名でなく、女優さんの名前で語ってるのが、なんともいえず親近感。「八千草薫が訪ねてきて……」みたいに。
 「一つの場面で同時にいくつものことが起こる。そんなことが書けるのは向田邦子だけだ」というコメントに納得。
 劇中に登場する女たちの思いの種を秘めていた向田邦子という女性のすごさ、飄々としたたたずまいからは想像できないところが、なんともいえず、すごいなあと思えてくる。
 バックに流れるのが大好きな日向敏文の曲なのもうれしい(それも、昔のやつばかり)。でも、それよりもずっと強烈に、テーマ曲になってるトルコの軍楽隊が奏でる「メフテル」は、今なお新鮮な迫力だ。しばらく頭の中に鳴り響く。


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