せきねしんいちの観劇&稽古日記
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2005年05月28日(土) 「シークレット・ガーデン」

 中野のあくとれにピンクトライアングル公演「シークレット・ガーデン」を見に行く。
 きれいにつくられた、シンプルな独り暮らしのフローリングの部屋。装置の上手と下手にある、スクリーンに黒いシルエットで蝶と草花が描かれ、ブルーやピンクの照明に浮かび上がるのがとってもきれい。
 一人暮らしなレズビアンの女性のところに転がり込んできた、恋人未満友達以上な関係の女性に、主人公の職場の女性がからむ三人芝居。
 ゲームソフトの開発を自宅でしているという設定がていねいに描き込まれていてリアル。
 部屋にさりげなくおいてあったディルド(緑色でインテリアの草のアレンジにさりげなくまざってるのがすてき)をめぐるやりとりが、今のレズビアンの生な言葉でとってもすばらしかった。
 転がり込んできた彼女が実は薬物依存だったということがわかってから、説明的な台詞が多くなってしまったのが残念だった(終幕はモノローグの連続になってしまったかんじ)。「実は……」ということがわかってから先の物語をもっともっとたくさん見たかった。
 それでも、この人にしか書けない台詞、ここでしか出会えない芝居にめぐりあうというのが、芝居を見る上での一番の幸せじゃないかと思う。
 ドラマとしては、もっと工夫のしようと練り上げ方がいくらでもあるだろうけど、新鮮な言葉と、ホンネで語るレズビアンの彼女たちに出会えたことがうれしかった。
 がんばれ!とエールを送りたい気持ちだ。

 終演後、同じ回をみていたパチパチと新宿まで。芝居の感想をあれこれ語り合う。
 まっすぐ帰らずに、自転車に乗って、少しだけ遠回り、となりの駅に近い、ケーキ屋さん「キャトーズジュイエ」でシュークリームとケーキを買って帰る。
 「TVチャンピオン」で優勝したこともあるパティシエのつくるここのケーキは、とっても手が込んでいて、実においしい。今日は、生クリームのシュークリームとピスタチオを木イチゴのムースを。一粒のっかった、赤い粒胡椒がいいアクセントになってる。


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