せきねしんいちの観劇&稽古日記
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2005年05月22日(日) 劇場下見

 六本木ヒルズに「NINE」ザ・ミュージカルのトークショーを見に行く。ワークショップで知り合った鳥居ひとみさんと井科瑠美さんが出演してる。本番通りの衣裳とメイクでオーヴァーチュアを歌って登場。その後、インタビュー。後半、グイド役の別所哲也さんが登場して、リリアン役の大浦みずきさんとタンゴを踊り、「フォリーベルジェール」をみんなで歌い踊っておしまい。インタビューに誰かが答えるたびに起こる笑い声やざわめきがなんとも華やかで、素敵だった。とてもいい空気感。いいチームなんだなあと思えた。
 その後、吉祥寺に向かい、今日オープンした吉祥寺シアターの下見。といっても、誰でも見られるオープンの日に、さらっと見てみただけ。
 吉祥寺の北口から5分。こぢんまりとした建物だけれど、ちょうどいい大きさのいいかんじの劇場が中にまるまる入っていた。
 ちょっと小振りなシアタートラム、またはミニミニシアターコクーンといったところだろうか。傾斜のきつい客席はどこからも舞台がよく見える。その分、とても見下ろす感じになってしまうのはしかたないか。芝居よりもダンス向きの小屋からもしれない。芝居をするには、きっちり建てこまないと空間が埋まらないだろう。たっぱも高いし。
 とりあえず見てみたというところ。キャパが200くらいの劇場が新しくできたのはとってもうれしい。今度は上演しているときに来てみようと思う。
 1Fのカフェで遅いランチ。ミヤコちゃんに声をかけられる。誰かに会うかなと思っていたら、やっぱりというかんじ。彼女は秋、ダンスの公演で予約済みなんだそうだ。今みてきた劇場の話をしばらくして、お先に失礼する。
 夜、NHKの森光子のドキュメンタリーを見る。「放浪記」の初演から今までの森さんの生き様をたどる番組。
 印象に残った言葉。「代役なんて考えられないって思うんですけど、『やったんさい』とも思うんですよ」。菊田一夫と三木のり平という二人の演出家につくられたものの他に、自分で作ったところもたくさんあると話す、女優魂に感動。
 その後、今年の「放浪記」を録画しながら、アーカイブスの宇野重吉一座のドキュメンタリーも見てしまう。こちらもものすごい役者魂。終わった後、「放浪記」の最終場に戻って、涙する。


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