せきねしんいちの観劇&稽古日記
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| 2005年03月08日(火) |
「二人でお茶を TEA FOR TWO」稽古 |
三枝嬢と待ち合わせ。初めてであった80年代半ばの思い出話をしばし。
松之木天辺さんが出演している、かもねぎショット「ラプンツェルたち〜うろ覚えの童話集〜」 」@シアターTOPSを見に行く。 おそろいの衣裳で、ダンス中心の構成。知っているお話が次々と語られるというよりは、目の前に広げられていく。 童話って、やっぱり語られるもので、結末がどうなったっていうようなことが眼目じゃないのかとおもう。今日のお話たちは、結末よりもディテールを丁寧に演じられてるかんじ。 そうでもないか? 結末は演じられているのだけれど、そんなに「終わり」というふうにはなっていなくって、さらっと次の話に移っていく。結末が登場しないままのお話もある。 子供向けの芝居というわけではないのだけれど、子供のためのシェイクスピアの「物語り方」との違いを、見ながらいろいろ考えた。 天辺さんは、王子様役を一手に引き受けてる。それも歌う王子。ラプンツェルの塔に登っていく王子や人魚姫が愛してしまった王子。声が伸びやかで、とってもいい王子っぷりだった。 人魚姫の三人の姉人魚に笑い、最後には泣かされてしまう。無言の人魚姫がせつなかった。 稽古場にマミーが来てくれる。 衣裳の打ち合わせ。学生服のズボンなど、サイズの確認と修正をその場でやってもらう。 今日は久し振りに走ってみる。 外はすっかり春の匂いでいっぱいだ。初めて、パーカーのフードを外して走る。 それでも、何日かさぼったせいで、ふくらはぎがパンパンになる。 公園の材木が並ぶ斜面を登ることになり、今日もへろへろになってしまった。 稽古は、森川君とのやりとりをていねいに。 最初の場面の1980年を探っていた二人が、次の場面、五年後には、すっかりうち解けている。その変化のしかたがなじんできた。 森川くんが電話をしている長い場面、僕はずっと彼のことを見ている。見ながら、いっそう彼に対するおもいが深くなるようなそんなかんじ。 マミーが持ってきてくれた91年発売のクレアの「ゲイ・ルネッサンス」特集を読みながら、帰る。当時、これはほんとに画期的な本だった。これから、90年代のゲイ・ブームは始まったといってもいいかもしれない。何度も読んだはずの記事を改めて読み直す。 あれから15年、僕たちはどこに来たんだろう? 今回の芝居は1980年からの25年間の物語。二人の登場人物は、どこからどこに行ったのか、行くのか? 僕たちも一緒に旅をしている。
初日まで8日!
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