せきねしんいちの観劇&稽古日記
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| 2005年01月28日(金) |
ワークショップ11日目 |
まずは、昨日の続きの独白。 僕は、昨日から考えているハムレットをやってみる。 いつもより、声の調子を落として、はらないで最後まで。 途中の「無慈悲、不実、淫乱、人の心を持たぬ悪党、おお、復讐」というところで、息を変えようとして、やや失敗する。浅い息の積み重ねがうまくいかなかった。ロジャーのいう、「凶器にもなる自動車を軽々と運転する」状態にはいまひとつ。 明日のテーマは、「アイロニーとジョーク」にしようと思う。声は、意識しないで一番楽なかんじで、ということは僕的にはややはった状態で、のびのびとやってみよう。 続いて、ジュリアス・シーザー。今日もロジャーは、ただはやらせない。 僕は、ITSUさんのキャシアスと一緒に、客席からスタート。部屋一杯に、ギャラリーのみんながちらばってるけど、彼らはいないこととして演じる。 舞台にいるITSUさんとの距離をどうつめていくか、あれこれ考えながらやれて、とてもおもしろかった。状況をイメージするよりも、実際の状況のなかでどうするのかということの方が、あたりまえだけど身体は自由に動いてくれる。とっても楽しかった。 ヘンリー5世の序詞役の台詞にとりかかる。とっても古風な、芝居芝居した台詞というか、口上。言葉のリズムがとってもおもしろい。 ロジャーは「物売りのように、セールスマンのように、自分たちの芝居を売り込んで」という。何人目かに、やってみる。気分は、早口言葉の「外郎売り」。一音ずつをはっきりしゃべって、文章の持つリズムに歌わせる。語尾はややクサいくらいにうたい上げる。まだ覚えきってないので、プリントを持ちながら。終わって、ロジャーに「それなら売れるね」と言われた。 続いて、男子チーム、女子チーム、演出チームにわかれて、それぞれの代表を一人選んで、みんなで演出する。 僕らの代表は、KATSUさん。踊れる人なので、オープニングから踊ってもらう。途中でもピルエットを入れてもらって。「荒涼館」の構成をした時よりも、ずっとスムーズにみんなで作り上げることができた気がする。集団作業に慣れてきたのかもしれない。 発表も楽しく盛り上がる。女子代表のRUMIさんが、やたらとセクシーな序詞役でおかしかった。客席に座ったりするし。 明日は、いよいよ最終日。独白をやることになりそうだ。ジュリアス・シーザーができるとうれしいのだけれど、時間があるかな? 2週間の総まとめ、きっちりやって悔いのないように終わりたい。でも、見せる、やってやるみたいな意識は持たないこと。謙虚な気持ちで。まずは楽しむこと。
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