庭の小さな畑に植わった野菜を見てパパがしまった。という顔をした。 そのスペースにパパはチューリップの球根を植えるつもりだったらしい。 その場所はうちの庭でも南東の一番良く陽があたるところで、だから、私が芝生をはがして畑にしたんだけどね。 チューリップも好きだけど、チューリップを植えると夏野菜の種まきの時期を過ぎても使えないしね。 娘がお弁当を持ってくので、庭に野菜があると本当に重宝するのだ。
引越してきた最初の年は、庭の雑草はスギナがたくさんで、根が深いスギナを抜くのは結構大変だった。風にそよぐスギナを見て、これっておひたしにして食べれないかしらん。とマジで考えたこともあったなぁ。 スギナは何年かして生えなくなったが、今、庭は油断をするとつる性の雑草がはびこってしまう。 しかもすごい繁殖力生命力で地下に横に長ぁく根を張っていて、抜いても抜いても色んなところから、にょきにょきとでてしまうのだ。 この草の名前がわからないので、うちでは、”つるつる”と呼んでいた。 7月の終わりの暑ぅい頃に、庭の山茶花の生垣につるつるがからまりはじめて、あっという間に拡がった。 パパと抜かなくちゃねぇといいながら、作業をするのも暑いのでそのまま放置してたら、その”つるつる”に花が咲き始めた。 これって花が咲くんだぁ。とのんきに放置してたら、 ある日出窓のガラス越しに何気にみていた”つるつる”の花に一匹の蜂が・・・結構大きい蜂だ。ぎゃっ これはスズメバチだ。 パパは何とかしなくちゃと言いながらも動く気配はなく、やってくるスズメ蜂は日に日に増えていった。 ある日、朝食をとる席から見える出窓の向こうに20匹くらいのスズメバチがいた。 これは・・・あたしがなんとかしなくっちゃ。 そして、夜になるのを待ち、完全防備をしてつるつるを植木バサミで根っこから、カットした。これは、あたし独りでやった。 次の日は小雨が降っていたので、茎をきられてもつるつるは、枯れてなく、蜂もやはり来ていた。道路側にまわり、植木バサミとトングを使って、カットした”つるつる”をゴミ袋にいれていった。これはパパも手伝ってくれた。 ”つるつる”がなくなってからスズメバチもこなくなった。 パパがネットで調べたら、”つるつる”の名前は”ヤブカラシ”というのが正式な名前らしい。そして、この花の蜜をとりにスズメバチが集まりやすいそうだ。 両方とも人間には嫌われてるけど”やぶがらし”と”スズメバチ”は相性がいいらしい。これって何かわかるような気がする。ま、相性がいいのは結構だけど、それってうちの庭でなくて、どこか遠くでどうぞ。って感じだけどね。
久しぶりに庭仕事に励んだパパが、 庭の”つるつる”抜いといたよ。と誇らしげな顔をしていた。 夏の蜂つきの時は、なかなか抜いてくれなかったよね。と笑いながら軽く責めたら、 あれは、近くに蜂の巣があると危険だと思ったからと言い訳をし、 私がなんとかすると思ってたんでしょ?という私の言葉にうなずいていた。 どうやら我が家では、スズメバチの対応は、私の係りらしい・・・
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