4つの季節を重ねながら

2001年11月13日(火) わたしにできること

TOP ページに日・パ旅行社が行う難民支援のための基金についてのリンクをはりました。

現地でのことは、在パキスタン18年の人がとりまとめるので、ほんとうに難民のためになること、逆にしてはならないことなどに目配りのきいた支援になるのではないかと思います。

ナーンが焼き上がるのを待つあいだ、識字教室を開催するというのもいいなぁと思いました。

400円あれば小麦粉一袋(20kg)が買え、80人分のナーンを焼くことができる、とのこと。

また、サイトの緊急レポートのほうに

> アフガン難民を単に可哀想と思うだけではなく、「出来る者が、自分
> の出来る範囲で、出来ることをする」というスタンスを大切にしたい
> と思う。それは翻って自分自身のためだと考える。
> 肉体労働、寄付、いずれのボランティアも自己満足のたまものに過ぎ
> ない。しかも、難民のためにするのではなく、僅かであれ、自分の心
> の安定のためにする、と割り切って参加して欲しいものだ。心の豊か
> さは出した金額やボランティアによるのではなく、誰かのために何か
> をしたという行為に対して、自分が得られるものではないだろうか…
> …。
> そして難民達は感謝を私達へではなく、この善意を届けてくれた全能
> の神、アッラーに感謝するだろう。

と、ありました。こういうのがイスラーム的精神なのかな。

以前、「「千夜一夜物語」を読んだよ〜」とイスラム教徒の友人に言ったら、「あれはイスラムの精神じゃない、フランス人が曲げて書いたものだ」って言われちゃいました。(苦笑)

フランスからパキスタンへの送金はいまのところ禁止なので、わたしは日本に帰ってから、ここと、ペシャワール会に寄付をして、それを自分へのクリスマスプレゼントとして自己満足しようと思います。

難民を「救う」ではなく、「支える」なのがいいな。



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