もう30年あまり、この仕事に携わってきて、 たくさんの同じ仕事をしている方々とお会いしてきました。
横のつながりが、なかなかない仕事なのですが、 「こちらにこんなすばらしい先生がいる!」と聞くと、 自分では研修と称して会いに出かけます。 もちろんお客様として、きちっとお支払いして、 少しでも自分に欠けているものを、吸収できたらとおもいながら。。
でも、ほとんどだいたいは反面教師。。。
「甘い夢ばかり追ってないで現実をみなくちゃダメ。現実はきびしいところ」 とすべてに無難と普通と世間体を強調する先生。
「今度飲みに行きましょう」などと誘ってくる勘違いおじさん。
「女性は結婚して家庭に入ることがしあわせ」職業婦人を嫌う、時代遅れ先生。
著名な先生が教えるというので、京都まで『3日間泊り込み高額セミナー』 に行って、先生が登場したのは最初の挨拶と、最後の日の30分だけ。 大きな紙袋いっぱいのテキストを渡され、セミナーの内容は私でもチンプカンプン。 他の人はわかったのかしら?
先生いわく、「10回参加するば,わかるようになります」
私「?」
お客様の立場になったとき、ほんとうにどういうことが大切なのか。。 今の私があるのは、立場を変えた研修のおかげだと思っています。
でもただ一人だけ、本当にすばらしい先生と出会いました。 S先生。男性。二黒土星。 ちょうど今のスバルの年齢の小学校4年生のときから風水気学を学び、 両親との関係で悩み、中学生の頃から一人暮らしをはじめたS先生。 今の時代でしたら、やけになりキレルところでしょうが、 寂しさを自分の研究と学問にぶつけたそうです。
自分自身の研究。。。 いったい自分は何者?何をして、どの道に行ったらよいか? そんなところからスタートして、とことん自分がわかるようになったのは 風水気学を学んだおかげとおっしゃっています。
大学は心理学専攻。アメリカの大学の学位もお持ちと聞いていますが、 謙虚で決してひけらかしません。
自分自身がたくさんの精神的な悩みを克服してきたS先生は 人の痛みが手に取るようにわかりやさしく、あたたかで、お母さんのよう。。。
将来ご一緒にお仕事ができたら! そう感じる同じ仕事の方に、はじめて出会いました。
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