もへんじょ=だろの不定期更新日記
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2017年02月26日(日) 四国最北端!(後)

朝、8時に起床して朝飯を食う!

凄いぜ俺!(ヲ)



朝食後は風呂へGO!
日帰り客が居ない為、昨夜とは違いガラガラの貸切り状態で
入浴出来ました♪

大浴場の窓から見渡せる長閑な田園風景と青空に心癒されながら
今日のテンションを高めていきます!(笑)


9:30には宿をチェックアウトして出発です。
30分ほど車を走らせて『丸亀港』へと到着。

今日はここから船に乗り、瀬戸内海の島でも有名な1つ
塩飽本島へと渡り観光をします♪



・・・・有名だよね?(汗)



港の駐車場に車を停めて、何故か案内板の通りに進まずに
「こっちにシャイニングロードが見える!」
「俺にも見えた気がする!!」と朝から頭の悪い会話をしながら
無駄に柵を乗り越えたり溝を飛び越えたりして、文字通り最短距離で
駐車場から船着き場へと移動(マテ)

10:40出港の船に乗り込みます!

波も穏やかで、日差しも暖かで・・・危うく昇天しそうになりながらも
気合で寝落ちしない様に起き続けて30分
『塩飽本島泊港』へと到着です(汗)


港でレンタルサイクルを借りて、昨夜2人で島で見たいと話していた
場所を全て見て周る事にしました♪


お互い、久しぶりの自転車にテンションが上がります(笑)



行先の大半は港から西に行ってすぐの場所に固まっているのですが、
レンタルサイクルを借りたので、まずは島の東側に点在するポイント
を見て回りたいと思います!

港から走り出して早々に・・・・

坂道

登り坂


結構急です(涙)


海沿いの道だったので、途中までは瀬戸内海の風景を眺めながら
自転車を漕いでいたのですが・・・
早々に諦めた(汗)

キツイ!
坂道キツイ!!
隣りでクラウザーが「何ねチャリにギアが付いてないの!?」って
言ってひーひー言ってますが、それでも頑張って立ち漕ぎで
登っています。

・・・やばいな
俺、運動不足だな(汗)
ペダルが重くて登るのがキツイ
全く体力が落ちている(汗)


途中、何度も自転車を降りて押しながら何度も出てくる登り坂を
登って行きます。
途中で下り坂も出て来るのですが、どうせ帰り道は来た道バック
なので帰りはこの快適な下り坂が凶悪な牙を剥くのは分かっていた
ので下り坂が出て来る度に「出て来るな!」とクラウザーと2人で
キレてました(苦笑)



島の東側の集落へと続く最後の山道の途中で『ゆるぎ岩観音』を発見!
室町時代の作と思われる如意輪観音の姿が岩に掘られています。
歯痛にご利益と伝わり、近年は合格祈願の場所になっているそうです。
島にいくつかある磨崖仏の一つですが、何故「ゆるぎ」なのか?

実は観音が彫られている岩の上に乗っている岩がグラグラと「ゆらぐ」
事からきています。

・・・・って、普通に危なくない?
柵とか何もないけど(汗)


下り坂を降りきって、やっと平坦な道です!
港沿いのなだらかな道をプルプルいう足で進んで行きます(汗)

やって来たのは『夫婦倉』
本島町生ノ浜にある嘉永5年(1852年)、塩飽大工物部喜代七が
建てた薪廻船業長尾家の倉です。
二連式の珍しい形から夫婦倉と呼ばれるようになりました。

そもそもこの島は大工が多く、この地区も江戸時代には71軒中
43軒が大工だったそうです(笑)

更に島を海沿いに進むと見えてくるのが『水見色小学校跡』
平成17年公開伊集院静原作、坂口憲二主演の映画で、分教場となった
島有数の人気スポットだそうです。
「機関車先生」って映画だそうです。
俺は見た事は無いですが、何とも古い木造平屋の校舎が
ノスタルジックな気持ちにしてくれますね〜

普通に屋内に入って見学も自由に出来ますが
「建物老朽化につき教室内入室注意」って至る所に注意書きを書いて
あるのに自由見学OKなのには敬意を表したいと思います(ヲ)


ここで発覚した衝撃の新事実!!!!











俺の自転車




ギア付いてた









しかも3段階あって、一番重くなってた!!!

貸す前にギアを戻しておけよ!!!(怒)

どうりでキツかったわけだよ!
俺の体力不足じゃなかったんだね(涙)

良かった良かった


ギアをノーマルに落とすと・・・
いや〜スムーズだ!
同じ自転車とは思えんな(笑)



で、帰り道
来た道を帰るのかと凹んでいると・・・
ん?
地図を見ると島の北から南の山道に入る手前までショートカット
出来る道があるではないですか!

「E.T!シャイニングロードだ!!」
「そうだ!シャイニングだ!!」と、とっても頭の悪い会話をしながら
山と畑の間の狭い道を突っ切って島の南へと戻って来ました♪


続いてやって来たのは『木烏神社』
江戸初期1674年に建立された古さも大きさも堂々たる二間社!
古事記の時代から塩飽の島びとが水先案内をしていたことを示す
「こがらす伝説」が残る神社です。
因みに鳥居は市文化財です。
珍しいもので境内には「千歳座」と呼ばれる文久2年(1862年)
築の芝居小屋が建っています。
皿回し式の回り舞台等が特徴で金毘羅金丸座に携わった塩飽大工が
地元に建築したものです。

頻繁に芝居一座を呼ぶ事が出来たこの島の裕福さを象徴する建物です。

小学校前の安い自販機でジュースを買って体力を回復させたら
この島のメインへ!
『塩飽勤番所』
幕末にこの付近一帯の塩飽諸島を統括した政所です。
修復されながら残される長屋門、本館、そして御朱印所がありますが、
展示物で目を引くのは織田信長、豊臣秀吉、徳川家康の御朱印状!
天下人揃い踏みです!!
それぞれの時代で統治が任されたことが分かる貴重な資料が
展示されています。
他にも幕末に初めてアメリカまで行った時の船員の殆どがこの島の
船乗りだったらしく、この事実だけでもこの島の船員、そして大工の
質の高さが伺えますね!



そのまま港を通過して、島の東側へと入ります。
まずは山道の途中で出て来た『専称寺』
建永2年(1207年)、法然上人が流されてきた時に、地頭高階保遠が
庵を建てて上人を迎えた場所で浄土宗(知恩院)の聖地だそうです。

山間に佇む小さく落ち着いた寺院でした。
そばには村の年寄衆の墓が建てられていました。

寺の横から山に入って行くと『笠島城址』へ辿り着きます。
築城年代は定かではないのですが、鎌倉時代に駿河権守高階保遠の
居城であったと云われています。
戦国時代には香西氏、毛利氏の勢力下に置かれましたが、天正3年
(1575年)には天霧城主香川氏の甥福田又次郎が城主であった
とされています。
その後、長宗我部氏に滅ぼされて落城。
落城後は島は年寄衆による合議制で制定され、城主が治める事は
無くなり城は廃城になりました。

城の造りは、南北に伸びた丘陵の最高所に主郭があり、北と南を
それぞれ堀切で遮断し、西に土塁を設けています。
東は一段下がった虎口状の曲輪があり、そこから更に東下の帯曲輪へと
通じています。
この帯曲輪は北と南の堀切に隣接しています。

軽くとは言え山城がありましたね〜(邪笑)


城から降りた後は『笠島集落』と呼ばれる
江戸時代から大正にかけての歴史的建造物が並ぶ地区を見学しました。

江戸時代に建てられ、現在は古文書や昔の教科書などを展示してある
『藤井邸』や、同じく江戸時代に建てられた家で典型的な田の字型の
四間取りを前後で食い違わせ、前栽を作る面白い工夫が特徴的な
『真木邸』などを見学。
他にも中二階に設けられた色々な形をした虫籠窓と呼ばれるものや
矢来と呼ばれる高度な技術で組まれた石垣、持ちおくりと呼ばれる
下屋根を支える場所の施された凝った彫刻の数々・・・
むくりと呼ばれれる内側に歪曲させる瓦の葺き方などなど
大工の腕の良さと遊び心が随所に垣間見える町並みでした!


さて、後は港で自転車を返して船に乗って本土に戻るだけ
なのですが・・・
次の船の時間まで一時間以上ある〜〜(涙)

港の近所には飯処が無かったので、自転車を返した後はどうしようかと
思っていると、係り員の爺さんが「後10分くらいで船が来るからね」
と?

首を傾げて待っていると・・・・・・・・・


小さな船がやって来ました!
行きに乗った車が数台は詰める規模の船では無く、しかも船の会社も
違ったのですが、行きに買った往復券で乗れるようです!!


この情報はHPなど何処にも書いてなかったんですけど(汗)


ま〜得したのでラッキーですが、この情報をちゃんと知っていたら
もっと効率よく予定が組めたかも?(苦笑)


船に揺られる事30分
丸亀港へと無事に帰って来ました!

船から降り、今度はシャイニングロードを通らずに普通に駐車場
まで戻り後は一気に帰ります!!(笑)

臨時便?のおかげで1時間早く帰路に着けましたが、何せ距離が距離
なので急ぎましょう(苦笑)

最寄りのICから高速に乗って四国を離脱!
「瀬戸大橋」を通行中に途中の与島PAに立ち寄って
土産を買って、セルフのうどんを食って、序でに『与島展望台』なる
PA内の展望台から瀬戸大橋を見上げたり、瀬戸内海の景色を眺めて
四国に別れを告げます。


順調に岡山を通過して、早速何時もの混むポイント宝塚で
渋滞発生(汗)
手前のPAに緊急回避してクラウザーに運転を交代して貰い、俺は
仮眠を取ります。



起きた時、車は四日市の手前で渋滞中でした(涙)


流石は日曜日の夕方
混むポイントの宝塚、吹田、草津、亀山、四日市
全て渋滞だったそうです(滝汗)

渋滞の中、運転してくれたクラウザーですが、残念な事に
四日市JCTで伊勢湾岸道へ入りそびれて名古屋市内を遠回り
してしまいました(汗)



もうね
クラウザー、今日中に終電で帰るのは無理だわ(笑)


どうやら両親の誕生祝をするべく実家に帰ろうと思っていたらしく
明日は有休をとっていたクラウザー♪
OK
これで一番面倒臭い尻手まで送らずに済んだぜ!(マテ)


で、静岡の浜松SAまでクラウザーが運転してくれたので、ここからは
俺が引き継いでガンガン飛ばして行きましょう!!

深夜で親はもう寝ているとの事で、小田原駅前で漫画喫茶で寝て明日の
朝実家に帰えると言うのでクラウザーを小田原駅まで送るべく、何時も
より手前の大井松田ICで高速を降りました。

小田原駅前でクラウザーを降ろしたのが1時前でした(汗)

そこから軽く晩飯を食ってから帰宅したのが2時


・・・明日のって言うか、今日の仕事は怠いぞ〜〜(涙)



いや〜
流石は土日の旅
何時も以上に道が混んでいた印象です。
・・・ま〜逆に考えると土日の割には思っていたよりは空いて
いたかな??

全然人数が集まらずにどうしたものかと思いましたが、クラウザーとの
1泊2人旅なんて考えてみたら初めてだったので、それはそれで
楽しかったですね(笑)

宿と行先の場所が場所だけにチェケラッチョ出来なかったのが
クラウザーに申し訳なかったですが(涙)

ま〜2人で車内や夜中宿の部屋で語り合ったのも、良い思い出に
なるでしょう(笑)


しかし運転手2人体制って楽ですね〜
マジで楽!
初日100%
2日目も70〜80%は俺が運転しましたが、それでも気持ち的に
楽ですね(笑)

やはり運転手が2人居ると余裕で行動範囲が広がるね

ま〜居るメンツ、来れるメンツで出来る事を最大限やって最高に
楽しみましょう♪
って事で、今回もお疲れさまでした! 


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