さてさて! 今日から1泊で山口へと行って来ます!!
メンツは俺、老ちゃん、キタイの3人。
いや〜油断した(汗) 3月末で世間は春休みももう終わっているだろうと思っていたら どうやらピークは29日までだったそうで、宿と飛行機は問題無く 取れたのに、羽田のエイトパーキングの予約が満車で取れず(汗) 更に近隣のPも全滅!!
色々考えたのですが、もう早めに羽田空港に突撃してどこの場所でも 良いから空港のパーキングに停める。 ダメだったら川崎や蒲田まで戻り、流石に空いているはずなので安い パーキングを幾つか調べておいたので、そこに停めて電車の始発で 空港まで戻るプランで行きます。
ま〜何時もより早くと言っても、家を出たのが0:30と本当に少し 早いくらいでしたが、三ツ境でキタイ横浜で老ちゃんを拾って 『羽田空港』に着いたのが3:30頃でした。
羽田の空港はまだ結構空いていてラッキーでした! 一番最初に見つけて空いていたP1に飛びついて停めてしまいました!
ま〜空港手前までにこちら側の車線で駐車場がある飯屋に入れずに 俺が空腹で苦しんだ以外は概ね順調でした(苦笑)
少し仮眠を取って、5時半に起床。
空港内に入り・・・・・飛行機はANAなので第2ターミナルなので P3かP4に停めないと反対だって事に気が付きます(汗)
ま〜時間はスゲー余裕があったので助かりました〜
地下道を通って第1から第2ターミナルへと移動。 地下でついでに開店したばかりのマックに立ち寄って朝食を食べました♪
食後、まだまだ早かったのですが、先に搭乗手続きを済ませて中で待って いました。
予定通り7:20に羽田を発! 空はやや揺れましたが、確りと仮眠を取っていた俺にとっては PSVITAの邪魔にならない揺れなら無いも同然!!(マテ) 上空でラスボス戦でエキサイトしていたらあっと言う間に 『山口宇部空港』に着いていました(笑) 9:00に空港に着き、 すぐに空港内のレンタカー屋で手続きを済ませて 出発です!!
・・・・・・・・あぁ、またこのパターンか CDが付いていない(涙) 誰もIpodなんて持って無いっつーの(怒)
結局、車内はラジオ! FM山口の一択です(笑)
ま〜気を取り直して出発! 高速に乗る前に宇部市内で早速観光です。
早速マニアックな場所です(笑)
『宇部福原館址』 長州藩の支藩徳山藩の藩主毛利広鎮の六男として生まれ宇部の領主 であった福原越後公の館跡です。 現在は公園として整備されており、敷地内には井戸跡、屋敷神、樹木が 現存しています。 門は当時の正門を3分の2に縮小模造したものらしいですが、結構雰囲気 が合って模造と言われなければ気が付かないくらいに良い感じでした!
さて、宇部を出発して高速に乗って一気に北上!!
途中の信号無し直線、速度制限が分からない道を気が付けば80kmとか すぐに出てしまい焦ったのですが(マテ) ・・・丁度、反対車線でネズミ取りが始まっていて、何台か捕まっていた のを見てマジで焦りました(汗)
・・・マジで反対車線で助かった〜(涙)
そんなこんなで冷や汗かいてやって来たのは日本三大カルスト台地の1つ 『秋吉台』です! そもそも秋吉台を始めとしたカルスト台地は、石灰岩などの水に溶解し やすい岩石で構成された大地が雨水、地表水、土壌水、地下水などに よって侵食(主として溶食)されてできた地形の事で、地下には鍾乳洞が 形成されやすい地形です。 国定公園として認定されている秋吉台の総面積は4502ヘクタール。 石灰岩の白い岩肌が露出したカルスト台地は日本最大級の広さを 誇ります。 地下には、国の特別天然記念物に指定される秋芳洞をはじめ、450を 超える鍾乳洞があるそうです!!!
展望台に車を停めて、白い石灰岩がゴロゴロしている高原の草原を 只管に眺めて来ました(笑)
秋吉台では美しく草原を維持する為に定期的に野焼きをするそうですが キタイ一押しの『長者ヶ森』は草原の一角に鬱蒼と木々が生い茂っている 不思議スポット!! 何でも3億年前は、一帯が海だったと言われる日本最大のカルスト台地。 その広大なカルスト台地で唯一の原生林だそうです!!! 昔、この地に住んでいた長者がいつしか没落し、かつての長者屋敷の跡が 森になったと伝えられています。
・・・ま〜RPGだったらこの1マスだけ森アイコンのこの場所は 絶対にイベント起こるよね〜と頭の悪い発言をしつつ見学(苦笑)
本当は一番のメインの秋芳洞だけ見る予定だったのですが、折角だし! って事で他にも幾つか見る事にします♪ まず訪れたのは『景清洞』 老ちゃんは車内で仮眠を取ると言うので、キタイと2人でGO! キャンプ場の奥にある洞窟で、壇ノ浦の戦いに敗れた平家の武将 「平景清」が潜んでいたと伝えられる洞窟です。 洞内には景清に関連したものがありました。
ま〜それよりも(マテ) 天井や壁が素晴らしかった!!! 洞窟壁面や天井と一体化したフズリナ、サンゴ、海藻などの化石を 見られるだけでは無く、変にライトアップされていない本当の洞窟! って言うのが満喫出来ました♪ 更に今回俺らが歩いた観光コースとは別に闇の生物、化石を探す 本格的に装備を借りて挑む探検コースもあるそうで、それはそれで 機会があれば是非トライしてみたいですね(笑)
お次は『大正洞』 秋吉台国定公園の東北端に位置する大正洞は、古来は「牛隠しの洞」と 呼ばれ、戦乱や内乱のおりに里人が牛を奪われることをおそれてこの 洞内に隠したと伝えられています。 ラジオみたいな機械を借りて、常にイヤホンから説明が聞こえてくる スタイルで探索!
洞窟の裂け目から空が見えたり、逆に帰り道では外からその裂け目から 洞窟内が覗き込めたりと面白かったです♪
こちらも変にライトアップされておらずに好印象♪ 更にさっきの景清洞が¥1000でここも¥1000なので 「結構出費だな〜」と思っていたら2つセットだと2個目が¥500に! 2つで¥1500だと1つ¥750なので全然安いお得感満載の 設定にキタイとテンションが上がりました(笑)
洞窟から出て、老ちゃんと合流して丁度昼飯時だったので 駐車場を挟んで洞窟と反対側にあった「清風苑」と言うレストランで 昼飯を食う事にしました。 この辺りはゴボウが有名だそうで、そのゴボウを使ったメニューが ご当地グルメとして売り出されていました。
キタイと老ちゃんはゴボウの天ぷらが入ったうどんなどを食ってました。 俺はうどんだけだと絶対に足りないので、カレーも追加(笑)
どちらにもゴボウの天ぷらが入っていたのですが、ゴボウの香りが 凄まじく、噛んだ瞬間に口の中にゴボウの甘味と香りが広がって スゲー美味かったです!!
カレーも「カレーにゴボウって足柄カレー(過去日記参照)じゃん」と 食う前まで見下していたのですが(マテ) カレーにも負けないゴボウの香りに脱帽でした!
食後、メインの『秋芳洞』へと向かいます。 今までの2つの洞窟とは違い、流石の知名度でしょう。 観光客が凄かったですし土産物屋の数も凄かった(汗) そして駐車場が有料(涙)
土産物に車を停めて観光開始! 橋を渡って巨大な岩場の裂け目から洞窟内へと入って行きます。 秋吉台の山麓にある東洋屈指の大鍾乳洞!!! 洞口の高さ24m、横巾8mに達し、洞内の最も広いところが200m、 天井の高いところが40m、最も高いところは80mに達している 広大な地下空間! 延長は約10kmと言われていますが、一般観光ルートは約1kmまで。 ・・・・それでもアップダウンありつつなので往復で1時間以上は 掛かる見所満天な洞窟です!
有名な「百枚皿」や「黄金柱」を始め、本当に洞窟内か!?と思うような 巨大な奇岩や地下水路など殆ど暗い状態で楽しめました!!
洞窟内は涼しかったはずなのに、散々登り下りを歩いたので 結構汗だくになりました(汗)
洞窟観光後、車を停めた土産物屋で各自職場や実家への土産を 買って駐車場代を¥0にしてから撤収!(笑)
山エリアを後にして・・・ ネズミ捕りやっているのは知っているので超安全運転で移動(笑)
山口市内へと向かいます。 山口の街中、ビルや商店に囲まれた『湯田温泉』 開湯は約600年前と云われ、白狐が毎夜温泉に浸かっていたところを 権現山の麓のお寺のお師匠さんが発見したとされる温泉です。 田んぼの真ん中から金色のお地蔵さんや、源泉が湧出したことが 「湯田」の名前の由来! 江戸時代末期には、尊王攘夷派の藩士や公家がこの地に滞在していた 長州藩御用達の温泉です。 「湯別当野原」と言う旅館で日帰り入浴を堪能します♪
湯質はアルカリ性単純泉
まさかの貸切り状態で露天風呂で癒されます〜
風呂から上がり、山口市内の観光へと移ります! まずは『木戸孝允旧宅跡庭園』 明治維新三傑の一人、木戸孝允の邸宅跡です。 慶応年間にここに本邸を新築し山口藩庁政治堂に通っていたとの事。 邸宅の遺構は殆ど無く、その理由が素晴らしい! 木戸は亡くなる前に、邸宅と山林を子弟の学資にと近隣の住民に 与えました。住民はこれに感謝して社を建立し御霊を祀りました。 それが木戸神社として今、邸宅の跡地に建っています。
そのまま山口県庁へGO!
・・・県庁には用は無い(ヲ) 実は県庁は『山口城跡』でして、城と言うよりは藩庁かな? 毛利敬親が幕末の文久3年(1863年)12月に、今の県庁の位置に 藩庁移転を計画し、慶応3年(1867年)に竣工しました。 その時の藩庁の正門は今も県庁に現存しおり、脇門付薬医門で、 切妻造り、平入り、本瓦葺きの立派な門でした!!
序にあまりに立派だったので『山口県旧県庁舎』も見学! 敷地内にある近代行政建築で建物は、後期ルネッサンス様式を基調とし、 細部意匠に日本及び東洋の手法を取り入れた独創的なデザインが 見られ、大正時代を代表する洋風建築だそうです。
お次は五重塔で有名な『瑠璃光寺』へ ・・・・・・・・・ここでキタイが湯あたりでダウン! 車内で死んでいます(汗) 此処から先、宿まではキタイは車内で留守番で老ちゃんと2人で観光 してきました(苦笑) 文明3年(1471年)陶弘房の夫人が夫の菩提をとむらうために、 現在の山口市仁保高野に創建した寺で、はじめ安養寺と言ったそうです。 明応元年(1492年)に瑠璃光寺と改名。 ・・・・何故!?(汗) しかも、元々この地には香積寺と言う寺があったそうですが、慶長9年 (1604年)に萩に移され、その後にこの瑠璃光寺が元禄3年 (1690年)に仁保から態々移されたというスゲー転々です(汗)
ま〜寺自体は本堂も立派でしたし、廻廊や石畳、寺周辺の公園も 桜が綺麗で素晴らしかったですが、やはり五重塔のインパクトが大き 過ぎですね(笑)
五重塔は、応永6年(1399年)の応永の乱で命を落とした 大内義弘の菩提を弔うために、弟の盛見が建立を計画し、嘉吉2年 (1442年)に完成したといわれています。 塔は、方三間で高さが31.2m、建築様式はおおむね和様式で一部に 唐様式が見られます。 屋根は檜皮葺で、塔身部は上層部に向かって細くなっており、非常に スマートですっきりとした印象です。 室町時代中期におけるすぐれた建築の一つであるとともに、大内文化の 最高傑作であり、日本三名塔の一つにも数えられています! (後の2つは奈良県の法隆寺と京都府の醍醐寺にある五重塔です)
・・・・・・・・・・・でも国宝の五重塔は香積寺の遺構です(爆)
さて、本日のラストスパート!! 山口市内にて『築山館址』を見学。 八坂神社、築山神社の境内がその地で、大内氏別邸築山館の跡。 隆盛を迎えて今までの本拠地である大内氏館が手狭になり、28代の当主 教弘が築いた別館だそうです。
築山館は80間四方を土塁で囲み、その外面は大石をたたみあげられて いました。 この土塁も天明3年頃(1783年)西北の隅を残してくずされ、その土 で庭園の池を埋めてしまったと伝えられています(涙) 遺構は土塁、石柱が一部残っています。 庭園の一部が復元されていました。
続いて築山館址に車を停めたまま、近所にある『大内氏館』も見学です。 館跡には現在龍福寺がありますが、室町時代にはこの地には周防の 守護職大内氏の居館がありました。 正平15年(1360年)頃、大内弘世が今までの居城があった 大内御堀からこの地に館を移し、京の街を模して、街造りをしたと いわれています。 館は現在の龍福寺境内とほぼ一致する100間四方の敷地を堀と土塁で 囲んでいたといわれています。 大内氏歴代の当主はここで政務をとり、約200年間西日本の政治、経済 の中心地になりました。 大内氏24代弘世が築き、義長まで9代の居館です。 復元された土塁、堀、西門、池泉庭園、枯山水庭園、 現存と言われている遺構は石組み溝、石組み井戸などが見学出来ました。
さて、そろそろ日も暮れて来ましたので本日の宿へと急ぎたいと思います!
今日の宿は『徳山』の駅前にある「ホテルサンルート徳山」 今夜はこれで酒飲んで終了では無く、宿にチェックイン後に珍しく再び 出発して工場夜景を見に行く予定です♪
中国地方を代表する一大工業地帯『周南コンビナート』 ホテルが駅と海との間に有り、駅がほぼ海の前なのでどちらへも徒歩 数分と言った立地でしたが、折角だったので予め調べておいた絶景 ポイントへと車で移動します♪
埠頭の先端にある公園と工場地帯を挟んで反対側にある大きな橋から の景色が綺麗だと言うので2か所とも行って来ました☆
公園からは近いとは言え海を挟んでの工場夜景が! 橋の上からは宅地から工場エリアへ繋がる橋なので橋の上から眼下に 広がる工場夜景が楽しめました♪
・・・橋は車を停めて置くスペースが無いので、一旦渡り切ってから 徒歩で橋の急坂登って真ん中まで戻る必要がありましたが(汗)
いや〜 普通の夜景も綺麗ですが、工場夜景は迫力が違うよね! 煙濛々と吐く巨大な煙突とかグネグネしたり直線だったりな太いパイプ とか、クレーンとか!!(笑)
・・・・・・・・・・・を1人で見てました(涙)
老ちゃん 宿で中途半端に寝てしまって寝冷え キタイ さっきからずっと湯アタリ継続中
2人で車内で死んでます(涙)
夜景を見た後はホテルに戻り、部屋で寝ると言う2人と別れて1人 徳山の夜の街に繰り出します!
何処も閉まっていて繰り出した早々速攻で壁にぶち当たります(汗) ま〜そんな中でやっていた「豊丸水産」なる居酒屋にぶらりと 立ち寄ってみました・・・
この店、大当たり♪
フグ刺し食って、獺祭とか地酒3杯飲んで、中途半端に残っていた らしい地酒を升1杯分飲ませて貰ったり(ヲ) お通しのおでんも美味かったし、ジャンボネギマ、出汁巻き卵もかなり 美味かった! で、お会計は¥5000で御釣りが来た(笑)
更にノリで裏路地を歩いていて見つけた「大ちゃん」と言うラーメン屋 にて「徳山ラーメン」なるご当地グルメを追加で食いました!(笑) 特徴は醤油ベースに鳥の出汁を合わせた昔からこの地で食され続けて 来たオーソドックスな味。 具材はネギ、ナルト、もやし、チャーシューとあっさり醤油味を崩さない シンプルなスタイル。 目立った特徴が無いラーメンですが、酒飲んだ後に喰うにはアッサリして いて適したラーメンだと思います(笑)
ホテルまでの帰り道、コンビニで買い物をして部屋に帰ります。
起きていた2人と明日の予定を諸々話し合いながら就寝・・・
明日は当初の予定から、今夜の会話で結構変更が発生したので どうなる事やら(邪笑) いや〜「きっと大丈夫!だって前回大丈夫だったし!!」って 考えに支配されている俺らって・・・結構危険か?(汗)
ま〜ダメだったらまた来ればいいか☆(マテ)
そんなこんなで明日は朝一から変更でドタバタしそうですが、きっと 平気だと信じて今日は寝ます!(笑)
続く!!
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