| 2015年09月09日(水) |
隠岐巡り�Ｃ良徇づ隋�中ノ島 |
今日は朝一のフェリーに乗るので早起きです！（涙）
８：３０の島後発の船だったので、７時前には起きて最後の荷物を
片付けてからチェックアウトを済ませて即港へ移動です。
８時前に「西郷港」に着けたので、ゆっくりと乗船手続きと乗車手続きを
済ませて定刻を待ちます。
何だか、この旅行中にもう１個新たに生まれた台風が今度はこっち
（中国地方）へ真っ直ぐと北上するコースらしく、いったいマジで
どうなる事やら本気で今回の旅はずっと気が抜けませんね（涙）
一応フェリーは大して揺れはせずに、天候も曇天を維持していて
現状は何とか小康状態です。
西ノ島経由で次の寄港地である中ノ島で降ります。
９：４０に島の玄関口である『菱浦港』へと到着。
本当は老ちゃんは姉上との予定があり、明日の早朝の高速艇で一足先に
帰る予定だったのですが、海上の大時化で７日からずっと高速艇が欠航
だったので、念の為にここで解散してこのままフェリーで本土まで戻り
空港近くのビジネスホテルにでも泊まって確実に帰る作戦にでます。
「台風とか船が欠航とか・・・・そんなのは関係ないんだよね〜
・・・・・・姉との約束を反故にしたら後が怖いんだ」ｂｙ老ちゃん
フェリー内で老ちゃんと別れ、以降は俺とコチヤの２人旅です！
まずは中ノ島の観光〜・・・・・・・ではなくて
西ノ島、中ノ島と隠岐島前エリアを形成するもう１つの島
知夫里島を先に観光します（ヲ）
いや、この知夫里島。
・・・・・・・・・・・めっちゃハブられてるから！！！
他の２つの島に比べてスゲーー不便だから！！
尽くフェリーが泊まらない！！
この知夫里島虐めのせいで、今回の旅の計画を立てるのが５倍くらい
面倒になったわ！！！（怒）
なので、手段を選んていられません！
フェリーから下ろした車を港の駐車場に停めたまま、今度は島前エリア
の３つの島を巡回している別系列の船会社の船に乗り換えて移動です。
しかも行きと帰りの船の時間＆中ノ島での観光時間を考慮すると
行きも帰りも車を載せられる大型船では無理で、車積載不可の小型船
を使っての移動になります（汗）
中ノ島を定刻通り１０：１３に出発し、あっと言う間に知夫里島の
『来居港』へ到着です。
１０：３０着
・・・・・・ま〜島前エリアの３つの島は目視出来る程に近いからね〜
・・・・・・・橋で繋げろよ！（怒）
知夫里島について、まずは予約しておいたレンタカーを借ります。
この島限定で乗り換えです（汗）
・・・・島のレンタカー屋は観光組合？がやっている一社のみで、しかも
車種は軽バン一択って言う（笑）
取り敢えず、車を借りたら島観光に出発です！！
勿論、借りた車にはナビなんて付いて無いです。
案内所で簡単に島の道を説明されて終了♪
・・・・・・・・・・・・なのに島の案内板が適当過ぎる！！！（怒）
主線の道路を案内板の通りに走っていたら、知らぬ間に逸れていたらしく
流されて流されて・・・・・・・・・・・山奥に（涙）
お陰で行く予定じゃなかった『イモグラ』を見れました。
島で古くから作られている芋カンピョウ。
これを作る為に作られた戸外に掘られた横穴で、穴の中に藁を敷き、
イモを置いてから籾殻で覆います。
いきなり住宅街？山道？？の道沿いの山の斜面に穴がたくさん掘られた
エリアが出て来たのですぐに分かりました♪
その後、何度も迷走しつつも何とか無事にメイン通りに帰ってくる事が
出来たので、この島のメインの観光地『赤ハゲ山』を目指して登って
行きます！！
知夫里島の最高峰である赤ハゲ山は標高３２５ｍ。
丸みを帯びた山にある隠岐一番の高展望地として、隠岐の島々をはじめ、
天気が良ければ遥か彼方には島根半島や鳥取県の大山まで見渡せる
大パノラマの景色を楽しめます♪
因みに春には野ダイコンが一面に咲く風景とともに放牧された牛馬が
長閑に草を食む光景を見る事もできます・・・・
＝
山道が牛と馬だらけ（汗）
道は糞だらけ（汗）
時々と言うかかなりの高確率で道を牛馬に塞がれて立ち往生します（滝汗）
大人の牛馬は車が近づくと勝手に退いてくれるのですが、若い牛馬は
馬鹿なのか舐めてるのか此方をチラ見しておいて、全然道から退いて
くれません（涙）
ま〜牛馬に苦労して、更にまたも超適当な案内板に嘘の道を案内されて
狭い山道の工事現場に誘導されて立ち往生しそうになりながらも
何とか展望台へと到着です（汗）
途中から見えていた石垣が展望台付近でも見れたので
車から降りてからジックリと見ておきました！
赤ハゲ山展望台に登る途中で見られる石垣（名垣）は、島前地区で
中世から１９７０年代頃まで行われていた「牧畑」と呼ばれる農法の
石垣で、表土の薄い痩せ地を利用する工夫として、山の斜面を石垣で
区切り、畑と放牧地をローテーションし土地の力を持続させてきた
そうです。
見た目的にも山肌に沿って所々で幾つもの石垣が筋の様になって
いるのは中々に牧歌的でイイモノですね〜（笑）
さて、展望台ですが・・・・・・・・・・
霧で下界が全然見えねーーーーーーーー（涙）
取り敢えず２人でトイレに行って「何だかな〜」って話しながら
小便して出て来たら・・・・・・・・・・
晴れた（爆）
普通に霧が晴れてるし！！
俺らがトイレに入っている間にいったい何が！？
ま〜思わぬラッキーに感謝して海、空、山、山肌の石垣と
小さく見える牛馬の群れなど大パノラマで楽しませて貰いました♪
下山して、今度は知夫里島で一番有名な場所
『知夫の赤壁』へとやって来ました。
赤壁がある西側の海岸は約1ｋｍにわたって粗面安山岩質の凝灰岩の
風化の度合いによって、「赤」「黄色」「紫色」などに変化し、玄武岩の
「黒」粗面岩脈の「白」などの色が、強烈なコントラストをなしています。
特に夕陽の時間は、紺碧の海に赤壁が映えるドラマティックな景観が
楽しめるそうです。
・・・・・・・・・・・・再び小雨が降ってきていますがね（涙）
本当に赤い壁。
赤い断崖絶壁です。
しかし、この島の２大観光ポイントを回っているのに港やレンタカー受付
に居た他の観光客と一切会わないのですが・・・
もしかして皆、島の適当案内板に騙されて山中で迷子中か！？
港までの帰り道で『一宮神社』を参拝しておきました。
正式には天佐志比古命ですが、地元の人たちからは親しみを込めて
一宮（いっくう）さんと呼ばれています。
子供歌舞伎が伝承されており、境内には本殿・拝殿の他に芝居小屋が
あります。
他にも、境内には後醍醐天皇にまつわる腰掛の石や、小野検校に
まつわる石もありました。
１２：２０頃港に戻り、レンタカーを返却後は１３：００知夫里島発の
船の時間まで港でゴロゴロしています（笑）
再び中ノ島の菱浦港へと１３：１８に帰って来ました。
中ノ島観光の前に昼飯です！！！
港の中にある「船渡来流亭（せんとらるてい）」と言う名の
暴走族ですか？的なセンスの店で（マテ）名物の
「寒シマメ肝醤油漬け丼」を注文！！
肝を醤油に漬け込んだ肝醤油で漬け込んだイカが・・・・・・・
最高過ぎる♪
卵の黄身がイカを更なる高みへと誘います・・・・
腹も心も満たされて、だんだんと天候だけが悪くなっていきますが
ここまで来たら、後は行くっきゃない！って事で中ノ島観光の開始です！
まずは道すがら『村上家』を見学。
村上家は古くから「森屋敷」と呼ばれるこの地を治める豪族でした。
承久の変（１２２１年）で隠岐へ島流しになった後鳥羽天皇に奉公し、
天皇崩御の後、代々山稜の神霊を祀ってきた一族です。
明治６年（１８７３年）に神霊奉還のあと、山稜は御火葬塚とよばれ、
その守部職を拝命しています。
村上家は代々「助九郎」と名乗り、現在は４８代目！
立派な門構えの館を・・・拝観料ケチって外からグルッと見て来ました
（苦笑）
そしてこの島の一番のメインである『隠岐神社』を拝観です。
昭和１４年（１９３９年）、後鳥羽天皇の崩御７００年に合わせて
建てられた歴史の新しい神社です。
この神社も隠岐造りで造られており、銅板葺きの本殿・祝詞舎・拝殿・
祭器庫・宝物殿・神門回廊・社務所などからなっています。
神社内は桜の名所としても有名だそうで、４月上旬はたくさんの花見客が
訪れるそうです。
村上家〜隠岐神社と連なって建っており、その並びには
後鳥羽上皇を火葬したと云われている地があり、そこには立派な
『後鳥羽上皇御火葬塚』の石碑などが建立されていました。
火葬塚見学中からガンガン降り出してきた雨・・・
とうとう嵐が隠岐までやって来ましたか〜（涙）
大雨の中、畑の真ん中に建てられた『宇受賀命神社』を
びしょ濡れになりながらダッシュで見学です（汗）
延喜式神名帳にも載録されている古格の神社で、宇受賀命を祀り
五穀豊穣、海上安全、安産のご利益があることから、昔から島民の信仰を
集めてきたそうです。
・・・一貫してこの地の守護神として祀られて来た他地に見ないこの神社
独自の神である可能性が高く、神名は鎮座地「宇受賀」とも関係するもの
であると推測されていますが未だに語義を含めて諸々が不明との事（汗）
雨にも負けず、最後の目的地である『明屋海岸』へと到着！
赤壁と紺碧の海のコントラストが美しく、女神がお産をしたという神話が
残されている海岸で、産屋の「たらい岩」と、その姿からハート岩とも
呼ばれる「屏風岩」が、海面に浮かんで見えます。
・・・・・・・・・強風と大雨と高波でそれどこじゃないけどな！（マテ）
港までの帰り道、雨が小降りになってきたので少し遠回りして中之島の
中をドライブしながら港まで帰って来ました。
後は今日の宿がある『西ノ島』までフェリーに乗って移動するだけだった
のですが、１７：２０中ノ島発の便まではまだまだ時間があったので
車の中でゲームをしたり仮眠をとったり、港の売店を彷徨いたりして
時間を潰しました。
そしたら急に島内放送が流れました。
「台風の接近に伴い、今日の船便は１８時で全船欠航となります！」
・・・・マジか〜
船といっても移動所要時間１０分弱の距離だけどアウトか！（汗）
島前エリア内の船便は生活船だから結構遅くまで運行しているのに
用のある人は大変だな〜（汗）
ま〜俺らは１７時の便だったので無問題で助かりました！
で、どんどんと強くなる雨と風と高くなる波（汗）
本当に１７時でも船が出航するのか不安になりましたが、無事に定刻通り
に中之島を出航！
西ノ島には１７：２０着です。
初日の昼以来の西郷港で船を降り、港の目の前にある宿泊先の
「ホテル隠岐」にチェックインします。
部屋でゴロゴロしつつ、ニュースで台風情報などを集め・・・・
結論
きっと大丈夫！何時も通りに何とかなる！！で終了（ヲ）
食堂で晩飯を食いにルンルンで向かいます♪
隠岐牛の鍋や岩牡蠣、サザエ、刺身などの魚介類も沢山出てきて
大満足な最終日の夜でした（笑）
食えない物はお互い分担して何とか９割以上は食い切って撤収！
内風呂に入ってサッパリしてからは只管部屋でゴロゴロしています（笑）
ま〜来年の夏の旅行は何処に行こうか？とか来月は何処に行こうか？
今年の忘年会ではメニューをどうしようか？等々を話しながら就寝です。
・・・・明日も船の時間が早いから早起き必須なのですよ（涙）
さて！
ここまで無事に進行してきた今年の大イベント！
老ちゃんが一日早く離脱してしまいましたが、残った２人で老ちゃんの
分まで確りと楽しんで帰りたいと思います！！
それでは本日もお疲れ様でした〜
続く
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