夏の大旅行！！
今年は隠岐諸島へＧＯ♪
３泊４日で４つの島を巡る旅に出掛けます！！
メンツは俺、老ちゃん、コチヤの３人。
今年は少ないな〜（涙）
いや〜しかし旅の計画は超大変だった！
去年の壱岐＆対馬（過去日記参照）では島が２つだったのに
船の時間や車をどう借りるか、宿を何処でとるかなど、とても大変だった
のに、今年は単純計算でその倍！！
いや〜発狂しそうになったよ（涙）
老ちゃんにもかなり手伝って貰い何とか完成させた旅の行程。
スケジュールが壮絶にタイトです（汗）
まずは何時もの様に俺が仕事後にマイカーで家を出発し、茅ヶ崎でコチヤ
を、横浜駅で老ちゃんを拾い川崎のエイトパーキング前で路駐＆仮眠♪
何だか風雨が凄い事になっていますが、きっと何時も通りに何とかなる
でしょう♪と信じています！（ヲ）
朝５：３０
車を預けて『羽田空港』へと送って貰い、搭乗手続きを済ませて
売店で蕎麦を食ってから機内へ移動。
６：５５羽田発の便で８：１０着『米子空港』の予定だったのですが、
朝からの暴風雨で羽田空港を離陸するまでに３０分近くも滑走路で
待たされました（汗）
そして案の定、空の上でも飛行機は揺れる揺れる！
全然寝られません（涙）
更に米子空港でも全然着陸出来ず、空の上で４０分も待たされました。
隠岐までのフェリーの時間まで１時間以上余裕があったのに、全く余裕
無し！
って言うか、船の時間に間に合わなかったらマジで責任取れよ！！（怒）
着陸後、ダッシュで空港内のレンタカー屋に駆け込んで
受付の兄ちゃんに「仕事でレンタカー扱ってるから全て分かってる！
書類にサインが必要なものを並べて出せ！その間に車回して来て！！
急いで！！！隠岐行きの船の時間がやばいんだよ！！！」と
まるで店でバイトに指示を出す時バリに顎で使って最速で用意させます
（ヲ）
で、車を借りたらガンガンに飛ばして飛ばして
カーブで曲がる度にキキキーーと鳴く位に飛ばします（マテ）
途中で、フェリー会社から電話があり「今何処ですか？乗りますか？
間に合いますか？」と聞かれたので「飛行機が遅れた！今向かってる！
乗りますから！！」と言って電話を切ります（笑）
で、まさに出航時間９：３０発の間際ギリギリのギリギリ９：２５過ぎで
島根県の『七類港』に飛び込んで、まずは車をフェリーに突っ込みます！
で、俺が係員とやり取りしている間に２人をチケット売り場まで走らせて
切符を買ってこさせて何とか、本当にギリギリのギリギリで出航に
間に合いました（汗）
・・・同じ飛行機内や俺たちより後にレンタカーのカウンターに
並んでいた連中の中に、隠岐のガイドブックや携帯でサイトを確認して
いた連中が何組か居ましたが、俺たち以外は全員この船に乗れていない
ので、果たしてどうする事やらって感じです（苦笑）
フェリーで２時間半の船旅なのですが、流石に海上は大時化
車を３０台くらい積める大きな船なのにグワングワン揺れまくり
ただ寝ていただけなのに久しぶりに船酔いしました（汗）
ま〜何とか１２：０５
大きく４つの島で構成される隠岐諸島の島前と呼ばれる３つが
固まったエリアの中で一番大きな島である西ノ島の玄関口である
『別府港』に到着です♪
ま〜気がついたら俺は実は今の船旅・・・・
無賃乗船でした（マテ）
２人が切符を買いに行った時に俺の分も買っておいてくれて、だから
船に乗った時に俺は船員から何も言われなかったと思っていたら、実は
バタバタしていたからスルーされていただけだったってオチです（汗）
別府港の係員に事情を説明して、七類港で買えなかった予約しておいた
フェリー乗車券（割引）を購入してから、やっと観光を開始です（苦笑）
島に着いてみれば、今までの悪天候はなんだったの！？って言う
くらいに晴天です♪
まず向かったのは『由良比女神社』
平安時代に隠岐国一宮に定められた古社で、隠岐四大社の１つ！
神社の目の前に広がる小さな浜は「イカ寄せの浜」と呼ばれ、例年１１月
末頃からイカが打ち寄せられるようになると云われています。
これは、その昔、由良比女命が芋桶に乗って海を渡っている時に
（って、凄い状況ですが（笑））海に浸した由良比女命の手をイカが
引っ張ったのでそのお詫びのしるしに、毎年由良の浜にイカの群が
押し寄せるようになったと伝えられています（笑）
鳥居の前には、イカが押し寄せてくるのを態々見張る為に作られた
「番小屋」まであります！
お次は西ノ島の中でも屈指の観光スポットである「国賀海岸」を
観光船に乗って海上から見て回りたかったのですが、やはりというか
海は大時化で観光船は全便欠航（涙）
なので要所要所を車で見てまわります！！
日本海の激しい海食作用を受け、東西に約７ｋｍにわたって、
断崖・絶壁・洞窟 が続く、隠岐一と称される景観美を誇るエリアの
中でも人気の高い『摩天崖』へ！
巨大なナイフで垂直に切り取ったような高さ２５７ｍの大絶壁！！
海食作用によってできた崖では日本有数の高さを誇ります。
そこに至るまでに、山道を登って行くのですが・・・
山頂の駐車場に車を停めて、その先にある柵を越えて進みます。
鍵を開けて戸を開き柵の中に入り確りと戸を閉め鍵をかけます。
何故？
それはその先の絶壁までの草原地帯では牛と馬が大量に放し飼いに
なっているからさ！！
陸上から見下ろせば、眼下には素晴らしい風景が心を和ませてくれます
でも足元には大量の牛糞と馬糞（汗）
そして油断していると鋭い角を持つ牛さんがこちらにノソノソと
近づいて来て、気が付くと退路を断たれています（滝汗）
後、牛や馬の真後ろを通り抜けるのも心臓に悪い（涙）
意外とデンジャーゾーンを抜けて、山を下り海岸線へと降りて行きます。
お次は『通天橋』
海にせり出した巨大な岩石の中央部が海蝕作用によってえぐりあけられた
アーチ上の岩の架け橋！
見晴らし台の駐車場に車を停めて、結構な急坂を長く降りて行き
海まで歩きます。
目の前で見る事が出来るので、思っていた以上の迫力なのですが
それ以上に海の綺麗さと、手前の岩礁？に名付けられた「天上界」＝
「ヘブンリィフィールド」って名前に、心の奥に封印した
中二Ｅ．Ｔが「・・・呼んだ？」って出て来そうになる程の素晴らしい
香ばしさ！（笑）
ヘブンリィフィールドには岩場の間に社が設置されていて、更なる
中二心を擽ってくれます（邪笑）
イケない病気が発病する前に撤収！（手遅れとは言わない！）
再び山道を登って行き『赤尾展望所』から国賀海岸の海岸線を
一望します！
国賀海岸の南側の突き出した半島からは摩天崖・通天橋・天上界・国賀浜を
一望出来る人気スポットだけあって、素晴らしい景色が目の前一杯に
広がっています♪
暫し大自然の美しさを堪能・・・・・
さて、大自然の風景を堪能した後は来た道を戻り、途中から山道を進み
『焼火神社』を参拝です。
１７３２年改築の社殿は隠岐最古で、通殿・拝殿とともに
国指定重要文化財。
隠岐への航海中、遭難しかけた後鳥羽上皇が御神火で導かれたと伝えられ、
海上守護神として信仰を集めています。
参道は登山道と言ってもいいくらいの険しい山道（涙）
途中途中で出て来る案内板の「残り何Ｍ」って案内が嘘ばかりで
全然当てにならずに、それが地味に心を折ってきます（汗）
だって、最初に出て来た看板に「残り４５０ｍ」って書いてあって
スゲー登った先で出て来た看板に「残り３５０ｍ」って書いてあったら
「今までのスゲー辛かったのが５０ｍだけだったの！？」
ってなるじゃん！
で、その後すぐに出て来た看板には「残り５０ｍ」って意味が分からん！
更に到着したはずの場所からは鳥居を潜り、更に山道を奥へと歩いて
行きます（汗）
社殿は焼火山の南西側山腹、東西に長い境内地の東端に位置し、
本殿は山腹の岩窟に半ば埋もれるように構えられ、本殿と拝殿が通殿を
介して接続する複合社殿と呼ばれる造りの神社です。
本殿と拝殿は江戸時代の建築だそうですが、明治時代に改修を受けていて
現存するものは明治３５年の建築との事。
拝観後、山から下りて港へと帰って来ます。
船の時間までまだあるので、今までとは反対側へと移動してみます。
少しだけ移動して、本当に港の近所にあった『黒木御所跡』を
見学します。
・・・ま〜、ある意味この島で一番歴史的に有名なポイントですね！
別府港を望む天皇山と呼ばれる小高い丘の頂に黒木御所跡はあります。
元弘２年（１３３３年）に隠岐へ配流となった後醍醐天皇が脱出までの
１年余りを過ごした行在所と伝えられています。
山の入り口から海までに鳥居が作られ、小高い丘の上には社が建っていて
その奥に御在所跡の石碑が建っていました。
見学後、来る途中で看板を見つけたので探して見た
『隠岐判官舘跡』も序に見学です。
歴史的に島流し以外にはあまり出て来ない隠岐（マテ）
ま〜本土から遠すぎるので支配する旨味も少なかったのでしょう。
時の本土（山陰、中国地方）の権力者の直轄地としてその都度この島へ
役人を派遣して支配していたそうです。
その派遣された人間の館が当時は御所の裏手の山の麓に建っていたらしく
今では石碑が残っていました。
さて、西ノ島観光も終了〜！
「別府港」に帰って来ました。
後は１７：１５西ノ島発のフェリーに乗って次の島へと移動するだけ
なので、後２時間くらいありますね〜
結局、まだ昼飯を食っていないし
・・・今日の宿は素泊まりで、更に宿の近所に飯屋は有りそうに無いので
ガッツリとここで食っておきますか♪
港の食堂でコチヤと老ちゃんがアゴハンバーグ定食とかを食っている横で
ジオラーメン（ご当地の海藻とアゴ出汁。
海苔と山芋で隠岐の絵が描かれているご当地ラーメン）と
食堂のオバちゃんおススメのかつ丼を貪る俺（笑）
いや〜食ったね！
スゲー食った！！
腹いっぱい（笑）
でもラーメンも美味かったが、かつ丼！
すげーーーー美味かった！！
食後はマジでする事が無かったので、先に船の乗船券や乗車手続き、
売店で今夜飲む地酒を買ったりして時間を潰します。
夕方になっても空は快晴で、波はやや高いですが大型のフェリーの
巡行には問題無く、定刻通りに西ノ島を出港です！
船の中では１時間半弱、ゴロゴロしたり本を読んだりしていたら
あっと言う間に今日の宿泊地『隠岐島後』へ１８：３０に到着しました。
宿のチェックインの時間は過ぎていましたが、船の時間がコレしか
ないので仕方が無い！（汗）
隠岐島後の玄関口『西郷港』から２０分ほど車で走り、島の反対側の
「ホテル海音里」が今日と明日の連泊の宿です。
普通の宿伯では無く、貸しコテージです♪
ホテルのカウンターで宿泊手続きをして、鍵を貰ってホテルの裏手にある
コテージ群へと移動。
コテージは広く、綺麗で大満足です♪
まずは荷物を片付けて、寝床の準備を済ませたら・・・・・・
買って来た隠岐の地酒で乾杯☆
ＴＶで地元ローカル番組を見ながらマッタリと飲み続けます（笑）
・・・・何だか、ニュースで今まで居なかった次の台風が生まれたとか
言っていますが！！（汗）
更に何だか、こっちにやって来るコースなのですけど！！
なのですけど！！！！（涙）
・・・・・・ま〜きっと何とかなるから大丈夫！！
何時も通り大丈夫と信じましょう（苦笑）
明日は丸々一日隠岐道後観光に充てているので、今回の旅では一番
マッタリ出来る余裕がある日です。
ゆっくり見て周りたいと思います♪
それではまずは初日が無事に終わった事を感謝して就寝・・・
続く
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