朝、朝食無しプランだったのですが 個別で食堂に食いに行った・・・・・・俺以外(笑)
9:30過ぎに起床
今日は松山市内と道後温泉周辺のみなので、かなりマッタリ行けるので 朝からだらけています(苦笑)
チェックアウトの時間を少しオーバーして10:30頃に ホテルを出発!
昨日、歩いた道を今度は車でサクッと通過して やって来ました『松山城』!! 流石は晴天の日曜日♪
城の駐車場はどこも満車です(涙)
結局、少し離れた住宅地の中にあるコインPに駐車してから 松山城へと最接近します!
日本トップレベルで素晴らしい城であり四国を代表する 観光地でもあります。 加藤嘉明築城の日本三大平山城! 100名城の1つであり現存天守が残る12の城の1つでもあります!
やや小高い山の上に築かれた城ですが、天守閣や櫓などが建つ山頂付近 まではロープウェイを使って楽に行けます♪
いや〜素晴らしい!! ロープウェイを降りるとすぐに南面の石垣、右手奥には巽櫓下の石垣が 見えます! どちらもかなり急勾配の高石垣で大迫力!!
先に進むと揚木戸門跡があり、その先には復元された物とは言え 筒井門と太鼓櫓が連なる石垣と共に聳え建ち、その奥に天守閣が 見えて、この時点でかなりの防御力が分かりますが、更に現存している 戸無門を潜り先へ進みます。 戸無門は、昔から戸がないので戸無門と言われ、この戸無門と筒井門、 目立たないように築かれている隠門とで仕切られた所は、二の丸・三の丸 から本丸へ通ずる本丸大手の正門の固めであり、真っ直ぐに進む事が 出来ずに一度Uターンしなければ天守閣には到達できない造りになって おり、攻めて来る敵に只管延々と頭上の櫓や石垣の上から攻撃し放題な 構造になっていて、まさに城中最も重要かつ堅固な場所です!! なので櫓、石垣、門の密集具合が凄く、見ているだけでその迫力に テンションが上がります!!
本丸に到達し、井戸や塀などを見つつ天守閣へと登ります♪
本丸に入っても天守閣へ向かうには正面に大天守、左に小天守、 右手前に一ノ門南櫓が建つ枡形虎口を越えねばならず、幾つもの門と 櫓で堅固に固められたルートを通りやっと天守閣にたどり着きます。
慶長5年、関ヶ原の戦功で伊予20万石を得た加藤嘉明は、それまでの この地にあった城を廃し、道後平野の勝山に築城しました。 寛永4年、嘉明が会津若松へ移封になり、入れ替わりに蒲生忠知が入封。 忠知は山麓に二の丸を築くが、世継ぎ無く家は断絶します(汗)
寛永12年、久松松平定行が15万石で伊勢桑名から入封。 以後14代定昭まで徳川親藩として代々居城した、まさに伊予の国の 中心であり続けた城です。
何だかんだで2時間以上も見学していました(笑)
で、ここから二の丸にある庭園を見る為に徒歩で下山しようと 思ったのですが、駐車場所や今後のペース配分を考えて来た時と同じく ロープウェイで一旦下山します。
平山をグルリと外周を移動して、ロープウェイ乗り場と二の丸庭園の 間にて『萬翠荘』に立ち寄って見学して来ました。
萬翠荘は大正11年に松山藩主の子孫にあたる久松定謨伯爵が、別邸と して建設した屋敷です。 陸軍駐在武官としてフランス生活が長かった定謨伯爵好みの、純フランス 風の建物は、当時最高の社交の場として各界名士が集まり、皇族が 来県の際は、必ず立ち寄られたとあります。 また、裕仁親王(後の昭和天皇)の松山訪問に合わせ、完成を急がせた とも伝えられています。
萬翠荘は戦禍を免れ、大正時代の建築当時の様子をそのまま残す貴重な 建築物として一般開放されています。
本当は敷地内に「愚陀佛庵」と呼ばれた、夏目漱石が英語教師として 松山中学校に赴任した際、下宿していた上野家の離れを当時の雰囲気 そのままに復元した物が建っていたのですが、 正岡子規が療養のために居候し、1階に正岡子規、2階に夏目漱石が 52日間も住んだ日本文学史における聖地のような場所でしたが 2010年7月12日の記録的な豪雨で、松山城の城山において 大規模土砂崩れが発生し、建物は全壊してしまいました(涙)
そんなこんなで二の丸庭園へ到着!
・・・・・何だか「恋人たちの聖地」とか謳っていて ハイハイ(嘲笑)って感じだったのですが、資料に目を通してみると 嘗てこの場所には捕虜収容所があり、そこに収監されていたロシア軍人と 日本人看護婦の名前が刻まれたロシア硬貨が発掘されたそうです!
・・・・実際にそんな出来事があったなら、ま〜恋人たちの聖地と 謳っても仕方がないか(苦笑)
正式名は『二之丸史跡庭園』 庭園は大きく分けると表御殿跡と奥御殿跡に分かれます。 表御殿跡は北半分にある「柑橘・草花園」で、各地のカンキツ類や 草花で昔の部屋の間取りを表現しています。 奥御殿跡は西南部にある「流水園」で水と砂利と芝生で昔の部屋の 間取りを表現しています。 中々に面白い表現の仕方で、こういった展示の仕方も見ていて逆に 分かり易く面白いなと感心しました! 因みに東側の「林泉庭」は、露岩を背景にした池や滝を配置して侘寂を 表現しているそうですが、高尚過ぎてまだ僕らには全てを理解出来な かったです(苦笑)
近年の発掘調査によって、その規模や大きさが注目された大井戸遺構は そのまま露出展示されていて、覗き込むとその大きさや造りから 井戸というよりも今で言うならばプールのようなイメージでした(笑)
松山城を思う存分満喫し、予想通りに3時間近くも見学に費やしました!
大満足です!(笑)
さて、ここらで昼食時 松山城から二の丸までの移動中に有名なお茶屋の抹茶饅頭?を 食べ歩きした程度の我々は空腹が危険域に達しています!!(涙)
急ぎ車に戻り、松山市内の『三津浜』と呼ばれる港町エリアへと移動して 「三津浜焼き」と呼ばれる現地のソウルフードを食します!!!
「おぐら」なる店で食べたのですが・・・・・
近所のオバちゃんの溜まり場!! すげー身内間バリバリで一見さんにはアウェー感がパないです(涙)
常連から掛かってきた電話を受けた店のオバちゃんが 「今大学生っぽいのが5人いる」と30過ぎのオッサン連中を ザックリと適当に紹介しておいて 電話を切った後に「・・・・・・・・・大学生は違うわ〜」と 独りでセルフツッコミを入れつつ、その段階で俺らに 「確実に大学生じゃないわよね?」と確認を取る適当さに痺れます(笑)
三津浜焼きの特徴は ちくわが入っている事。牛の背脂を使う事。天カスを入れる事。 うどんや蕎麦が入ってる物は台付と呼ばれる事。 そして形が半月型をしている事が条件な60年以上も歴史がある ご当地グルメです!
ガッツリ七味も効いていて熱々のを一気に食して腹を満たして 再出発です!
やって来たました『道後温泉』! ・・・・・俺とクラウザーは半日ぶりの道後温泉です♪(爆)
まずは『道後公園』に車を停めてから公園を散策。 嘗ても訪れた場所ですが、この公園は「湯築城」の跡地に作られた 公園で、100名城の1つでもあります。
湯築城は伊予の国を治めた河野氏の居城で、永く伊予の国の中心として 栄えた城でした。 河野氏は、風早郡河野郷を本拠として勢力を伸ばした一族で、平安時代 末期の源平合戦で河野通信が源氏方で功績を挙げ、鎌倉幕府の有力 御家人となり、伊予国の統率権を得ました。 承久の乱(1221年)で1度は没落するものの、元寇(1281年) で通有が活躍し、確固たる地位を築きます。 この時の戦いでは地位の復興を狙う河野氏の兵は、元寇を迎え撃つ為に 築かれていた土塁の外側に立ち戦い続け味方を鼓舞したと 云われています!
因みに時宗の踊念仏で有名な一遍上人は鎌倉時代の河野氏の出と 云われています。
南北朝期、通盛の頃には本拠を河野郷から道後の湯築城へと移しました。 その後有力守護細川氏の介入や一族間の内紛がありましたが、足利将軍 家と結びつき、近隣の大内氏、大友氏、毛利氏などと同盟を保ちつつ 伊予支配を維持しましたが、最後は豊臣秀吉の四国攻めにより河野氏の 伊予支配の歴史が終わります。
館自体は外堀、内堀、土塁、曲輪で囲われた堅固な造りで 現在は復元石垣、復元土塁、復元武家屋敷も建ち並び見応えも あり中々に面白い公園になっています! 資料館で過去にNHKでやったっぽい河野氏の歴史ヒストリー番組を 見たりしてから風呂に向かいます♪
道後温泉に来たらやっぱりここだよね!って事で『道後温泉本館』 へ到着(笑)
日本三古湯の一と云われる歴史は古く、日本国内でもひときわ古い 3000年もの歴史を持つと云われる温泉です! この本館は、温泉街の中心部に近代和風建築として明治27年に斬新な デザインを持つ建物として完成すしました。 丁度この年の4月に松山中学の英語教師として温泉のある松山市に 赴任した夏目漱石がその建築に感嘆し、手紙や、後の彼の作品 「坊つちやん」の中で絶賛している事でも有名になりました。 その後はジブリアニメの「千と千尋の神隠し」において、道後温泉本館 が本作に登場する「油屋」のモデルの一つになったと明言された事により 再び脚光を浴びました。
400円くらいとリーズナブルな料金で歴史の感じる木造の風呂を 満喫です♪ 天井が高いので屋内の風呂ですが明るく開放感を感じる造りになって います!
風呂に入っている間にMICHELとゲレゲレの運転手コンビが 「・・・・ヤバイ。じゃこ天買ってビール飲みたい!」と挙動不審に なってきています(苦笑)
ま〜俺はビールは飲めないし、酎ハイなどはどうせ売っていない だろうからな〜 ・・・・・ま〜俺は心優しいので 「じゃこ天奢ってくれたら運転交代してあげるよ(邪笑)」(マテ)
ビールの魔力に負けた2人から奢りOKの言質を取りご機嫌で 風呂から上がり、土産を買った後に屋外のフードコーナーでじゃこ天を 購入です♪
MICHEL「はい!約束のじゃこ天!!」 ゲレゲレ「奢るって言ったしな!!」 クラウザー「良く分からないけど俺も奢るよ!」
風呂上がりの好天の下で、揚げたてのじゃこ天3枚は飲み物無しだと キツいな〜(汗) って言うか、流石に俺もメッチャ酒飲みたくなってきた(涙)
コチヤ「自分も先輩にじゃこ天を買ってきましょうか?」
もういらん!!!
食後は温泉街を暫し彷徨きながら公園まで戻り、 じゃこ天の油で口の周りをテカテカさせつつ撤収です(笑)
他に寄る場所もなかったので、真っ直ぐに『松山空港』へと戻ります。 レンタカーを返却し、空港まで車で送って貰い一時解散!
土産を買ったり、本を読んだり、ゲームしたりと各々好き勝手に時間を 潰します(笑) 2時間ほど時間を潰し19:20松山発の飛行機に乗って四国を後に します・・・
『羽田空港』着が20:45 空港内で電車で帰るMICHEL、ゲレゲレ、クラウザーと別れ 俺とコチヤは駐車場の係員に迎えに来て貰い川崎のパーキングへ
パーキングに着いたものの、まさかの俺の車が行方不明になっていて 係員総出でテンパって探しています(汗)
結局15分以上待たされて車が発見 って言うか、すぐ側に有ったじゃん!!
流石にこれ以上は特に何もなく、コチヤを茅ヶ崎駅前で降ろしてから 途中のかつやで晩飯を食ってから俺も帰宅です。
久しぶりの土日一泊イベント! 集合から超ドタバタしたし(汗) そもそも予約を取る時点で超大変だったイベントでしたが 土日メンツでの一泊。とても楽しかったです!
最近は希望休みを出さなくても土日休みが有るようになったので 今後はもっと土日イベントを増やせるかな? その時は皆集まってくれよ!
それでは今回も楽しく無事に終わって良かった良かった! お疲れ様でした〜♪
追伸 そう言えば、後でMICHELに聞いたのですが 俺らと分かれて部屋に帰った時(過去日記参照)ゲレゲレが 「・・・・俺、クラウザーに奢ってもらってない! 奢ってくれるって言ったのに(涙)」と荒れていたそうです。
・・・・・・・・・・・・ドンマイ★(邪笑)
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