| 2014年06月26日(木) |
和歌山の面倒な場所潰しツアー(ヲ) |
今日の日帰りイベントの趣旨はタイトルを読んで字の如し!!
和歌山県の今までのイベントで、あまりに僻地にあって行けなかった。 山奥で雪の影響で冬に行けなかった。 船がオフシーズンは全然本数が出ていなかった。 そもそも平日に船が出ていない。
等々・・・
もうね! 面倒臭いんだよ!!!(怒) って場所のみを潰しにかかったイベントです!
参加者は俺、ミッキー、キタイ。
1時にミッキー車でキタイを拾って我が家まで来て貰い、暫し我が家で CDを焼いたりしてから出発です。
何時も通りに俺の運転でスタートです。
秦野中井ICから和歌山まで只管走るだけです。
ミッキー達が家に来る直前に飯を食ったばかりなので、途中のSAに 立ち寄って夜食を食べる事も無く、只管西へ進みます!
途中、新名神の分岐で事故って分岐に突っ込んでいた 先客が居て、しかも事故った直後らしく警察はおろか発煙筒や三角板も 出ていない状態で、結構ビビりました(滝汗)
ま〜それでも渋滞に嵌らずに順調に進めたので良かったです♪
土山のSAでミッキーに運転を交代して貰い俺は寝ます・・・
何やら大阪で道を間違えて一回高速を降りてしまったようですが(汗) 朝9時 最初の目的地である『龍神温泉』に到着です!
最寄りの有田ICから山道で70km!! 過去のイベントで雪を警戒してパスしたり、距離がここだけ離れていて 遠過ぎて諦めたりだったので、今回やっとの湯治です!!!
開湯は約1300年前とされていますが、弘法大師による開湯伝説も 残っています。 また、役小角が発見した後、難陀竜王のお告げによって弘法大師が 開湯したとも言われています。
・・・・・・・・・・ま〜由来は詳しくは不明って事です(笑)
江戸時代には紀伊国を統治した紀州藩とも関わりが深く、藩主が 湯治を行うために、初代藩主が御殿を作らせた程だそうです。 今のその御殿は現存していて、宿として営業しています。
日帰り入浴施設の「龍神温泉元湯」にて、またも奇跡的なタイミングで 俺らが入った直後に、今まで入っていた爺さんが出て行き貸切に♪
今日もラッキーです☆
露天風呂から見える山々と、川のせせらぎ・・・ たまに吹く風に涼みながらマッタリと温泉を堪能します〜
実はここの温泉は島根県の湯の川温泉、群馬県の川中温泉と並び、 日本三美人の湯として有名です(笑)
ま〜俺らの肌具合がどうなろうと知ったことでは無いですが・・・ と思っていのですが、湯上りの肌のツヤツヤっぷりが凄くて 流石は美人の湯!と3人で爆笑!!
さて、お肌もツヤツヤした事ですし(ヲ) 来た道バックで山を降りて海沿いを北上です。
島に渡る為、港を目指していますが折角なので通り道にあった 『湯浅城』を見学です。
康治2年(1143年)に湯浅宗重によって在田郡の青木山に築城された 山城で、代々湯浅氏の居城でした。 湯浅城は要害として知られ、文安4年(1447年)に畠山氏がこの城を 三度攻めてようやく落としたと記録が残るほどです。 遺構は土塁、曲輪等が残っています。
・・・ま〜そんな事よりも(マテ) この城を語る上で最も重要なのは、この城跡に建つ日本最大級の なんちゃって模擬天守閣の存在でしょう!!
その名も「国民宿舎湯浅城」 5階建てのコンクリ製! 中庭でバーべQも出来たりテニスコートがあったりグラウンドがあったり レストランがあったりとハイスペックな城です(笑)
あまりのやっちまった感にただ笑うしかないです(笑)
湯浅城を見てから、再び俺に運転を交代。 時間短縮の為高速を使い1時間掛からずに和歌山市内まで 戻って来ました。
市内から30分 『加太港』に到着です。
本日のメインである『友ヶ島』へと渡る船が出る港です!
船着場が分り難く、狭い港町を何度か迷子になりつつも親切な釣り宿の オヤジや漁業関係者のお陰で無事に友ヶ島に向かう本日の最終出航時間 30分前に船着場に到着出来ました♪
本日最終と言っても13:30出航です。 何せ1日3本しか船が出ていないですから(汗)
待つ事30分。最初は俺ら以外は3人しかいなかった船着場には どんどん人が増えて来て、出航時には30人以上居ました。
20分の船旅で友ヶ島に到着です!
いや〜 晴天!! って言うか暑い!!!! 頭頂部がジリジリする(汗)
大阪湾と紀伊水道を分ける紀淡海峡を塞ぐ形で立地した友ヶ島水道に 浮かぶ無人島群(地ノ島、神島、沖ノ島、虎島)の総称です。
ま〜要するに古くから、重要航路がひしめく要所である 淡路島と和歌山の間を塞ぐ位置にある島々で、明治時代に旧日本軍 により、外国艦隊の大阪湾への進入を防ぐ目的で、沖ノ島内5箇所と 虎島に砲台や防備衛所が造られました。 第二次世界大戦までは要塞施設として一般人の立入は禁止され、当時の 地図や地形図にも白く塗りつぶされて記載されなかったそうです。
一般的に行けるのは沖ノ島と浅瀬で繋がっている虎島のみ。
20分ほど船に揺られ、沖ノ島の桟橋に到着!
虎島までは時間的に厳しいので、せめて沖ノ島は制覇したい!!
でも確りと見る物も見たいので、区間移動を最速で頑張ろう!!!
まずは島の西側に配置された「第5砲台跡」を見学。 12cmカノン砲6門編成の他の砲台に比べて小型な砲台です。
鬱蒼とした森の中にレンガ造りの建物が出てくるので、本当に 日本じゃないと錯覚しそうになります(笑) 近くに木々の中に隠すように建てられたレンガ造りの火薬庫も ついでに見学しておきました。
続いて宿泊施設やその跡地を通過して、池と言うよりは沼地な感じの 「蛇ケ池」そして敵艦隊の真横からの攻撃に適していた島内西側の最も 北寄りの海岸近くに明治27年に起工。設置された27cmカノン砲4門 編成の「第2砲台跡」を見学! ここはレンガ造りの要塞の様な迫力のある建物が海に面して建って いるので見た目的には第5砲台よりも絵になります♪
さっきから舗装されていない山道を登ったり降りたりとしていますが、 ここからはずっと登り道(汗) 頑張って鬱蒼とした森の中を進んで行くと、日本で8番目に古い 「友ヶ島灯台」に到着です♪ 登って来た甲斐もあり、ここの高台からは海が見渡せてとても景色が 綺麗でした(笑)
続いて最初の砲台として明治23年11月に完成した「第1砲台跡」へ 紀淡海峡を通る敵艦船を攻撃するのに絶好の位置し、友ヶ島西端の標高 40mの断崖上にある27cmカノン砲4門編成の砲台です。
ここで折角なので、定期コースからは外れますが 更に鬱蒼とした未舗装の道を急ぎ足で突き進んで行きまして レンガ作りの上に漆喰を塗られた建物「海軍聴音所」も見学です! ま〜分かりやすく言うと聴音所とは水中のソナーで敵艦や潜水艦の スクリュー音などを察知し、発見する任務を負った場所です。 島内の砲台は陸軍の所属ですが、ここだけが海軍の所属だった 島内でも珍しい場所です。
駆け足で来た道バック!(汗) 定期コースに戻り、更に島の外周を進んで行きます。
やって来ました! 島内で最も有名な場所「第3砲台跡」!!! 明治23年に起工され、友ヶ島山頂の最も高いところに配置された 28cm榴弾砲の8門編成で最主力砲台! 煉瓦つくりの大規模な地下施設です。
将校宿舎や発電所が残り、煉瓦のトンネルを抜けると レンガ造りの弾薬庫や水が溜まり池のようになった砲床。 それらを結ぶ掩蔽部(本部・補給拠点など)などが複雑に密集した 風景は圧巻!!!
実はここの島、天空の城ラピュタのモデルになったと最近騒がれていて クソニワカファンが押し寄せて荒らしたり、コスプレする連中が 雰囲気ぶち壊したりと色々問題にもなっています(怒)
行きの船の中でも「この島、ラピュタをモデルに作られたんだって〜」 と頭の湧いている発言をカマしていたチャラ男がいたのが イイ例です(嘲笑)
ま〜そんなカスどもの事は放って置いてサクサク進みましょう♪
・・・って言っておいて、早速定期コースから外れます(苦笑)
滅多に人が来ないであろう、今までの道よりハイレベルな山道を 進んで行くと「照明所」に到着です。
・・・ただ、この場所に関して説明が何も無く詳しい事は不明です(涙)
建物の形状的に照明所であったのではないか?と言われている謎建物 でした(笑)
さてさて、そろそろ加太港に戻る本日最後の船の時間が近づいて 来ています(汗)
虎島はやはり到達不可能ですが、最後の「第4砲台跡」だけは せめて行きたいと、更にペースを上げて移動開始です!!!
この砲台だけが桟橋よりも東にあります。 と言っても、桟橋の近くなのでここまで到達すれば船の時間には間に 合うので、ずっと駆け足移動だったのをやっとペースダウン出来ます(汗) 明治23年に起工の島東側に配置された、紀伊半島側の攻撃用砲台。 28cm榴弾砲6門編成で射界は360°と島全体が砲撃範囲です。
第3砲台と比べると規模は小さいものの似た様な作りをした 砲台でした。
で、島に着いてから今まで3時間。 見るべき物はじっくりと足を止めて見学して来ましたが、その間の 移動はずっと休憩無しで歩き続けです(汗)
しかも砂利で滑った時に無理に体勢を立て直したせいで 足を挫いたままの悪路踏破だったので足の痛みがヤバイです(涙)
この頃になると足を引き摺っての早足です(マテ)
その甲斐もあり?予定よりも余裕を持って桟橋に戻って 来れましたがね(苦笑)
予定通りの本日最終便に乗って友が島を後にします・・・
加太港に戻り、まだ17時やや前だったので 観光案内板に大きく書かれていた近所にある『淡島神社』なる 神社を折角なので拝観して行く事にします♪
・・・え〜 軽い気持ちでやって来た淡島神社
凄かった(汗)
実はこの神社、淡島(嶋)神社・粟島神社・淡路神社の総本社にして 雛流しの神事で有名な神社です。
雛流しは祓い人形と同様に身の穢れを水に流して清める意味で お祓いをした人形(形代)を船に乗せ、海に流す祭事です。
なので拝殿には所狭ましと人形がぎっしりと並んでいます(汗)
もう凄い迫力でいっそ恐怖すら感じるぎっしり具合です(涙)
やや肝が冷えたところで(ヲ) 『和歌山』市街へと戻り、ご当地ラーメン「和歌山ラーメン」を 食べてから帰る事にします♪
ま〜豚骨醤油のラーメンです! 駅前の「龍王亭」なる店でラーメンタイムです(笑)
実は今日、お菓子以外食べていなかったので、かなり空腹具合が ヤバイです(汗)
勿論! 大盛り!! で餃子も追加で!!!
・・・・・・・・・・・・・・あっと言う間に消滅(笑)
食後、欲しい本があったので駐車場までの間に アニメイトを発見♪
立ち寄り店員に聞いてみたら 「・・・・・え?・・・漫画ですか?小説ですか??」
普通の本屋の店員に聞いた時の反応なら納得出来るのですが、アニメイト の店員にこの対応をされる程のマニアックな物を聞いたつもりは 無いのだが(涙)
・・・・・・で、入荷していないってさ(涙)
彷徨いたせいで足の痛いの悪化してるし(滝汗)
ま〜運転する分には問題無いからいいけどね〜
和歌山から高速に乗って一気に帰ります!
途中、炎天下の中での無人島散策と満腹とで眠気がヤバくて 桂川SAでミッキーに運転を交代して貰い、足のマッサージをしつつ 寝ます。
特に問題も無く富士川のSAでミッキーと運転を交代して 後は一気に我が家まで到着♪
0時5分くらいに高速を降りれた好タイムです!
いや〜 とうとうずっと中途半端に残っていた「龍神温泉」と「友ヶ島」を クリアする事が出来ました!
諦めずに切り捨てずに粘った甲斐あって二つとも素晴らしくも面白い ポイントでした(笑)
足の痛みが最後まで回復しなかったのが残念でしたが、ま〜 次のイベント予定までそこそこ間があるので、それまでには間違い無く 回復してるでしょう!
・・・・明日の仕事?
そんなの足が痛いの(予定)だから何時も以上に安静に マッタリと働きますよ!(マテ)
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