| 2009年05月11日(月) |
緑深き秋田への旅(白神山地〜男鹿半島) |
一泊二日イベントとしては、北方面の最遠イベント!
青森〜秋田へ行って来ました! 車は俺のマーチ。 メンツは俺、ゲレゲレ、老ちゃんの3人です。
0時頃、横浜で2人と合流してから 予算をケチらずに高速を使って一気に東京へ!
運転手2人なので、ゲレゲレには合流してから直ぐに後部座席で 寝てもらいました・・・
今回は、足元にクーラーBOXを設置して、枕を用意してと 後部座席を狭いなりに寝易くしておいての試みです。
その試みが旨い事いったのか、東京外環道路に乗る前に ゲレゲレは爆睡(笑)
後は助手席の老ちゃんと馬鹿話をしながら、一気に東北道を 突き進みます!
今回は佐渡の時と違い(過去日記参照)運転手が独りではなかったので 精神的にも楽に運転できました♪
途中、休憩らしい休憩も取らずに宮城県へ! 給油の為にSAに寄って、しばし休憩・・・・
その後、もう少し俺が運転をして、 助手席をゲレゲレと交代し、老ちゃんに後部座席で寝てもらいます。
岩手の花巻辺りで流石に眠くなってきたので、 運転をゲレゲレに代わってもらい、今度は俺が後ろで爆睡です・・・
起きた時には『白神山地』へ到着していました。 時刻はAM9:00 ・・・早いね〜(笑)
本当は秋田県側から入る予定だったのですが、 この白神山地、入るのに予め入山申請をしなくてはならず、 秋田方面からの進入は諦めました(汗) なので、数少ない無申請で入って行けるルートがある 青森県側からのアタックになります!
早朝の駐車場。 まだ肌寒く、人はハイキング中のオジサンやオバサンが数人居るくらい。
そんな中、横浜ナンバーのセリカが駐車場に入って来たので 「こんな所にそんな車で入って来るなよ!五月蝿いぞ!!」と 思っていたものの、車内を見てみると!
・・・・・・・・・・運転手1人!?
横浜から1人で此処まで来ちゃったの!?!?
支配からの卒業?自分探しの旅??
と、3人で大盛り上がり(笑)
メチャメチャ冷たい川の水で目を覚まし、 川口ヒロシ探検隊の話で更に盛り上がり(ヲ) 姦しくも山中へと足を踏み込みます!
入り口で飲んだ湧き水が最高に美味かったです♪
そもそも白神山地は具体的なポイントが在る訳では無く、広大な ブナの原生林が、ほぼ全体的に世界遺産登録されているので 中心部まで行くには、事前に申請と其れなりの装備が必要で、 時間的にも片道7時間掛かるそうです(汗)
なので、当初から今回は歩いて1時間半程の所にある 「暗門の滝」を目的地にして計画を立てました。
濃厚な緑の香りが立ち込めるブナ林を黙々と歩き、案内板を信じて 進むも・・・・・・・・・・・・・・・・あれ?
何かループしてるんですけど!!(滝汗)
一本道だったのに何故???
記憶を探ると、微かに分岐点と思われる物に心当たりが あったのですが、嫌な予感がしたので戻らずに その位置から少し駐車場方向へ戻り、途中の分岐点から ブナ林の遊歩道へと出て、ブナ林の中を散歩して来ました♪ 緑の中でブナの木々の白さとのコントラストが綺麗で、 空気が澄んでいて、鳥のさえずりがシンとした世界に心地良くて、
ゲレ「・・・・青木ヶ原樹海と同じ感じだな!」
全部台無しだよ馬鹿野郎!!!!
何か俺までドンドンと青木ヶ原樹海の景色が思い出されて来ては 鬱に・・・ 取りあえず「世界遺産」と「自殺の名所」と言う枕詞が違うだけでは 無いはずと信じたいです!(涙)
入り口まで戻り、案内板を見てみると 「暗門の滝は雪崩の危険がある為進入禁止」と書かれていました(汗)
・・・・・・・・5月に雪崩って(汗)
白神山地を後にして、次の目的地へ! ・・・・・・って言っても、今日は白神山地に行って宿に行くまでの 予定は無し!!(マテ)だったので、カーナビが出した予定ルートを 見て、急遽寄り道決定!!!
青森県から秋田県までを日本海側を通るルートだったんですよ!
だったら行くしかないじゃないですか!!! 今まで「行きたいな〜」と何度も企画に出ては「場所が微妙すぎる」と 諦めてきた『黄金崎不老ふ死温泉』
まだまだ元気というゲレゲレに引き続き運転を任せて、俺は助手席へ!
生憎の曇り空も、途中何度かパラパラと雨に降られるも 人も車も民家さえも殆ど無いエリアを軽快に飛ばして行きます!
白神山地を10:30頃出発して13:00には 黄金崎へ到着!
生憎の天気も影響してか、ほぼ俺らの貸切状態(笑) 早速フロントで金を払って内風呂へ!
お湯は適度に熱く、小雨降る肌寒い外を歩いてきた身には 堪らない感じです♪
海が目の前にある為か、お湯は凄く塩辛く、壁には 「肌の弱い方や傷のある方は御遠慮下さい」とまで書かれていました!
内風呂である程度温まった後は、メインの露天風呂へ!!!
一度服を着直してから外に出て、本当に海の目の前まで進み、 板で仕切られているだけの脱衣場で再び全裸!(笑)
軽く手を伸ばせば海に触れるほど目の前が海です! 広大で雄大な日本海が目の前に広がり、波の音だけが聞こえてきます。
いや〜〜〜、いいね此処!!! 流石は憧れの地! 夢が一つ叶っちゃったよ♪
じっくりと温泉も海原も堪能して、再び運転席へと座って宿へGO!
・・・途中で「ポンポコ山公園」を通過して来ました(過去日記参照) あ〜、こんな所に在ったのね(苦笑)
今日の宿は男鹿半島で取っていたので、寒風山にでも行こうかと 思ったのですが、地図を見ていると聞き覚えのある神社を発見!
少し遠回りになるも、どうせ後は宿で「風呂、飯、酒、寝る!」だけ だったので寄って見る事に!(笑)
途中、延々と続く長閑な道に眠気を呼び起こされ、ゲレゲレに 運転を代わって貰い仮眠を取りました(汗)
起きた時には廃墟に居ました(爆)
『素波里神社』 地図には載っていたのに、カーナビでは出て来ない(汗) 仕方が無いので、近くの「素波里ダム」で検索。
ダムに着く手前で「ここかも!」みたいな神社に停まるも 辺りには鳥居が建っているだけで・・・
地図的にも間違い無かったので、車から降りて 辺りを散策すると、雑木林と言うか深い林の中に小さな社を発見!
それと同時に朽ち果てた館も発見!!(滝汗)
扉が閉ざされて、窓には白いカーテンが・・・ 中央部の屋根が崩れています(汗)
・・・・・・・・何か居そう(涙)
館に軽くビビりながら、社に行くも 神社に付き物の「祀ってある神様の説明」「神社の歴史」等が書かれた 看板が無し! 社務所であろう掘っ立て小屋も朽ち果ててます(汗)
鳥居を調べると、辛うじて「素波里神社」と書かれているのが 発見できました(汗)
しかも、ここの参道。 半端じゃなく良く滑ります! 気を付けて重心を低く歩いても滑って転びそうになります(汗)
・・・・・・・・・呪いか!?
・・・・・・・・初めは記憶にあったのも「一ノ宮関係かな?」と 思っていたのですが、絶対に違うし・・・ 一体何時何処で此処の名前を見たのでしょう?(マテ)
・・・・・・・って言うか、えっ? もしかして、あの館とかに導かれちゃった系ですか?(涙)
社の裏手にあった滝を見たり、滝に行く道すがら発見した 無人の発電施設が妙に中に何か居そうな気がしたり・・・
ま〜辺りが暗くなってきたら、それこそ何が這い出てくるかも 分からないので(マテ)逃げるように撤収!!!!
多分、命辛々逃げてきたであろう我々は、 一路男鹿半島へ向けて前進中!!!
やって来ました『男鹿温泉』 今日のお宿は「男鹿グランドホテル」 本来は結構お高めの宿ですが、ジャランのポイントと 一日限定3部屋の格安プランを押さえられたので、かなりお得な 感じで宿泊となっております(笑)
まず部屋に入り、しばしゴロゴロしながら 明日の予定を確認してから夕食です!
・・・・・・・・・飯美味!!! 今日はコンビニ飯以外食って無くて空腹感も一杯だったのを 差っ引いても美味かったです!
普通に米(あきたこまち(笑))が美味い!!! キリタンポも刺身も美味いし地物のワカメも地味に美味かった! 思わず追加でハタハタの直火焼きまで頼んでしまったよ(笑)
只管3人とも無言で飯をガッツキ(ヲ) 食後になって、サービスで付けて貰っていた日本酒の存在を 思い出して一気飲み(マテ)
かなり満腹な感じで屋上露天風呂へ!
露天風呂も最高に気持ち良かった〜♪
風呂でゲレゲレと色々話しました。 色々話したけど、メインは今夜の酒盛りについて(笑)
風呂から上がり、売店で御土産を買ったり アイスを買って食ったり、部屋で飲む地酒を買ったり、 ゲレゲレが「これ!これ美味そうだ!絶対美味い!!」と言って 買い込んだハタハタの唐揚げ!・・・たしかに美味そうだ♪
部屋に帰って早速酒盛りだ〜〜〜!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・って、ヲイ! 「辛口の酒は苦手だ」って何2人ともダウンしてるんですかぃ!! 買う前から確りと「辛口」って書いてあったじゃない(汗)
何唐揚げばっかり食ってるのゲレゲレ! 何で微妙な顔してこっちを見るのゲレゲレ!! えっ?「唐揚げが微妙に甘い」ってかゲレゲレ!!!
(一口食ってみて・・・・・・・・)
うん!たしかに微妙!!って言うか不味い!!!(マテ) しょっぱい普通の唐揚げの味でいいのに、何故甘くした? そして、ゲレゲレは何で2箱も買った!? やっぱりお前はザンネンダーだ!(過去日記参照)
早々に眠ってしまった老ちゃんと、崩れ落ちるように潰れた ゲレゲレを捨て置いて、一人で手酌でグイグイ飲んでます(涙)
買った日本酒2本とも一人で飲み干しました。
あ〜ぁ、何だか背中が煤けてそうだぜ(涙)
最後は寝る前に、窓の下で潰れていたゲレゲレを蹴り起こして 布団で寝かしてから歯磨きして寝ました(笑)
さて! 今日で既に約900kmを走った訳ですが、 当たり前ながら明日も約900kmの道程が待っています!
最後まで気を抜かずに安全に楽しく行きたいと思います!!!
それでは後編を待て!(笑)
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