| 2002年09月21日(土) |
この者発掘中につき・・・ |
今週の16日から今日まで 大学の集中授業で遺跡の発掘をしてきました。
おそらく皆さんが考古学、発掘と聞いてまず思い浮かべるのは 「インディージョーズ」や「スプリガン」などの夢と浪漫溢れる ものだと思います。 そういう私も小学生の事くらいまではそう思っていました(笑)
実際の考古学における発掘調査とは まず第一に地味で堅実にコセコセ調査をして後は細かく丁寧に 紙に結果を残す。この作業に尽きます。 したがって派手な銃撃戦もなければ謎のヒロインも出てきません(涙)
広大な敷地を一日中、いくら掘っても何も出土しない日もあれば 土器や石器、木片が固まって出土するケースもあります。 ま〜、ぶっちゃけちゃえば成る様にしか成らん!という訳です(汗) まさに運試し!! ちなみに金品財宝が出てくるケースは天文学的に低い確率です (恐竜の化石などは考古学のジャンルでは扱わずに生物学の範疇です)
まずは現場に着いたら計測ポイントを決めてそこに印をつける 後はひたすら土を掘り遺構を出す。 その後、測量をして写真をとり土を埋めなおす というのが一連の動作です。
うーむ、長期休みでだらけ切った身体には一週間朝6時起きで 9時から5時までの土木作業!(涙) (いや、マジで仕事の内容は変わらない。 神経使って掘る分こっちの方が厄介) 辛かった〜〜(汗) 好きじゃなかったら絶対初日でバックレてる!
でも、いざ発掘を終えて考えてみると楽しかった♪
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