最近はめっきり寒くなり
鍋の美味しい季節になりました。
と言うわけでいきなりですが
先日友人Ｗ主催の『闇鍋パーティー』（コードネーム「神々の黄昏」）
に参加してきました。
そして私は今、思いつきでこの企画に参加したことをハラの痛みを抑えつつ
最大限に後悔しています。


このパーティーは原則的に楽しいお食事会を楽しむと言う趣旨の元
に集まりました。
私が会場に着くともうすでに鍋の中ではお湯が煮立っており
準備はＯＫ！ってカンジでした。
さっそく部屋の電気を消して私とＷ、それにＷの弟、その友人の４人で
持ってきた材料を鍋の中へＧＯ！

・・・・・・・・１分後
部屋の中が異様な匂いに包まれる。
・・・・・・・・・２分後
鍋の中から何か変な音が聞こえる。
・・・・・・・・・・３分後
近くに置いてあった新聞紙にコンロの火が引火
慌てて消化。
そのドサクサに紛れて誰かが鍋の中に何かを入れる。


・・・・・・・・・・１０分後
暗闇の中、鍋に箸をつける。
蓋を開けた瞬間に爆発する薬品のような匂い！
箸から伝わる何故かねっとりとした感触！！
運を天に任せて１口目を口に運ぶ、
・・・・・・・この何とも言えないグチョグチョ感とその中に入ってる
甘くて粒粒感は・・・・・・・・・・・・・アンパンだ！
２口目
この長い長い葉っぱみたいなものは・・・・・・・・・・昆布だ！！
３口目
？？？？？？？？？？？？？？？
これは何？１９年間生きてきてこんな奇妙な食べ物は思い当たらない
しかし一度箸をつけたら親が死んでも完食しなければならないのが闇鍋！
死ぬ気で食べようと思ったその時
「ごふっ！」バタッ
誰かの断末魔の叫び声が聞こえる
いそいで電気をつけると腹を抱えて悶えているＷ
Ｗの器の中を見てみると
ミニカーが汁の中に浮いていた
・・・だれだ、無機物持ってきたのは！！！！
ついでに鍋の中も見てみると
金魚！
大根丸々１本！
プリンらしきもの！
溶けてまるで蜘蛛の巣のようなガム！
ベトナム料理で出てくる雛になりかけの卵！
まるでドザエモンのようなリカちゃん人形！
５色に層ができシュワシュワと炭酸が弾けていて目でも楽しめる汁！
正露丸のビン（中の薬は溶けて液状に）！
ｅｔｓｅｔｓ・・・・・・・・・・・
自分の器を見てみるとチョレートコーティングされたイナゴ！！！
吐きそうになるのを堪えとりあえずＷに薬を飲ませようとしてはみたものの
正露丸は鍋の中。
しかたがないので、その溶けた正露丸を飲ませることに勝手に決定！
冷ましてふたを開けてみると
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「臭せぇえええええーーーーーー！！！！！！」
あまりの臭さに涙が出てきた。
しかし友の命を救うためあえて心を鬼にしてＷに飲ませる！



彼は見る見る青くなっていき、そのうち紫っぽくなたところで
トイレに駆け込みそのまま戻っては着ませんでした。