| 2001年10月30日(火) |
富士の樹海でドンブラコ(By E.T) |
皆さんお久しぶりです、E.Tどぇす! 相変わらず自宅では日記が書けないので今大学で書いています。
日記が書けない間にも色々な事があったのですが、 とりあえず今日はその中でもぶっ飛んでいるやつをお届けいたします。
あれは10月25日の夜、私が大学から帰り家でゴロゴロしていると バイト先の友人から電話がありました。 友人(以後A)「ヤッホーE.T、今藤沢で合コンやってるんだけど来ないか?」 私 「行きます!」
30分後…。
私が居酒屋につくとAとその友人のB、C それと相手の女の子が二人待っていました。 それぞれ簡単な自己紹介などをして楽しく合コンが始まりました。
2時間くらいたち、運転手のB君が下戸だったこともあって そのまま夜のドライブを楽しむことになりました。
走り始めて数時間、 車は何故か富士山のふもとに。
アルコールの入った頭では「ヘンだな?」とも思わずに 樹海へ突入!! (「ナンデヤネン?」とお思いの方、酔っ払いどもには常識が通じない ということをお忘れなく)
酔っ払ってつぶれてしまったC君を車に置いて行くことにして 私は車の中にあった紐の束をB君に渡し、 「もしものためにこれを使おう」 とB君に渡しました。(B君はシラフです) それが悲劇の始まりとも知らずに・・・・・・
樹海に入り1時間くらい歩くと始めはキャイキャイ言ってた 女の子達もさすがに怖くなったのか黙ってしまいました。 さすがにここらが引き時かな?と思い皆に 「いやぁ〜自然は凄いね。そろそろ帰ろうか?」 と聞くと私のすぐ後ろから 「応ヨ!」 とC君の元気な声が。
私が「あぁ、やっと起きたんだな」 と思っているとB君は顔面蒼白でC君に 「おっ、お前、お前紐は?」 C(敬称は削除)「応ヨ!」(紐の端を元気に振り回しながら)
…………
………
「ぬぎゃらぱじゃーーーー!!!!」 (私が奇声をあげCにラリアットをかます) 「あばっつ」(C粉砕) そして泣き出す女ども。
10分後皆をなだめ何とか帰路につく。 女どものすすり泣く声とCの 「ヘイヘイ!」や「チェケナ、チェケナマンボウ」などの シャウトが響く樹海、とうとう霧まで出てきて僕もう泣きそう(泣)
一応みんなの持ち物を確認。 持ってきた物は電池の切れたウォークマン、居酒屋のマッチ、 コンドーさん1ダース、あとは電波の入らない携帯電話。
なんでだれも懐中電灯とか食料を持ってきてないんですか?(号泣)
その後2時間近くかけて車まで戻ってくる。 「あぁ、やっと帰れる!神様ありがとう!!」と思っていると 安堵感からさらに泣き出す女ども! (ヒステリックな金切り声&責任の擦り合い) さらにヒートアップするCのシャウト!! 腰を抜かしてあっちの世界へ旅立つB!!! (責任があるとすれば紐を車に結ばずにCに渡した貴様だ!B!!)
ここでボクちゃんブチキレ、女どもを車の後部座席に蹴り込み シャウトし続けるCにボディーブローを20発くらい入れ 後部座席の足元に敷きました。(一応情けをかけ) 頭が扉に当たらないように足を曲げて敷いたのに 扉を閉める直前にCのバカは足を伸ばしたものだから 私が勢いよく扉を閉めると
ごすっ
と鈍い音と一緒にCのうめき声が聞こえてきたのです。 私は気にせず助手席に座り込み運転席で虚ろな目をしたBを なだめて何とか出発しました。
陰陰鬱鬱とした車内に耐え切れずラジオを流すことにしました。 少ししてDJが視聴者の電話対談が始まると ラジオからやたらと頭の悪そうな声で
「さっきね〜、ミカ、だ〜い好きなユウ君とね〜、初Hしちゃったの〜 キャー!ハズカシー。ちょっとだけ〜いたっかったけど〜、ユウ君が〜 やさしくしてくれたから頑張っちゃった。えへっ ユウ君いつまでもず〜と一緒にいようね。ハ〜ト」
「悪・即・斬!」
車のラジオ半壊、私またまたマジギレ。 帰りの車内には泣き声とうめき声、 そしてなぜか服を脱ぎだすC。 つまみが壊れて他の局が聞けなくなったラジオ。 ラジオに向かってひたすら切れてる私の怒声。 そんな車内で一人静かに涙を流すB……
私はこの冒険を通して何か大切なことを学べたと思います。 (もうこいつらとは遊ばない) 自分が一回り大きくなったと思います。 (マシンガンジャブを覚えた) そして最後に
『波乱万丈こそが人生の真髄なり』
それではまた会う日まで しーゆー!
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