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2009年04月09日(木)
複合的な要素
 昨日の日記で取り上げたFXについて、もう少し書いてみようと思う。


 キーワード「FX 退場」で検索したら、沢山のブログが見つかった。そのブログたちを読むと、「海水浴から帰ってきたら大損してた」だとか「口座の金額が、FXを始めたその日に94%減った」と云った、悲惨で救いようのない記事が本当に多い。伝説のディーラーと呼ばれた藤巻健史氏の著書を読み直してみたら、為替の変動を形成する要素は少なくとも8つある。金利差、国際収支、資本収支、政治的圧力、質への逃避、経済情勢、社内レート、為替介入。素人がこれらの要素を複合的に予測するのは無理だろう。となると、FXはかなり危険度の高いギャンブルであることが分かる。


 休養中は、こういった投機的な投資ではなくて、体調の回復や資格試験の勉強といった自己投資に時間とお金を費やしたい。


 水曜の深夜、1時間ほどジョギングした帰り道で、推定60代の女性と遭遇した。帰り道が分からなくなって、タクシーに乗るお金もないという。その話し方と歩き方は、脳に若干の障害を感じさせた。そして、女性から聞き取った住所は、遭遇地点からなんとか歩いて帰れそうな距離だったものの、帰り道を僕がうまく説明できるかが不安だった。なので、その人の家まで一緒に歩いていくことにした。その女性の話によれば、以前に脳の病気にかかり、歩くことも話すこともできなかったという。それでも今は、ゆっくりながらも歩くことができるし、言葉に詰まりながらも話すこともできていた。僕は、母が同様の病気にかかっていたので、ここまでの回復に驚いていた。1時間かけて、彼女は無事に帰宅できた。



 木曜は、友人に誘われて秋葉原でお酒を飲んだ。 //


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