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2005年08月03日(水)
データ復元
 仕事は、Windows98が起動しなくなったパソコンからデータを抽出するのに難儀した。フロッピーディスクドライブが認識されず、CDからLinuxを起動させてもデータをうまくネットワーク経由でサーバに退避させることができない。仕方ないのでCドライブにWindowsを再インストールした後、データ復元ソフトを用いてCドライブ内のデータを無理矢理復元させた。このパソコンの利用者にとっては救いになったかもしれない。けれど、僕にとっては3時間の不毛な残業に過ぎない。そもそもパソコンをWindowsXPの機種に入れ替えていれば、この事態にはなっていなかったのだ。時間さえかければ仕事したような満足感が得られれば幸せだけれど、到底そんな姿勢では仕事ができない。パソコンの保守に終始する仕事は完全に飽きた。


 社内のとある営業マンの使うパソコンが壊れたとして、その人が10日かけて作ったExcelの資料を、僕が5日費やして復元させたとする。このような場合、僕は「この人のために5日も使うなんて馬鹿馬鹿しい」と思ってしまう。僕ならばその資料を2日で作成できるし、経験上、代わりに営業に出てもその営業マンよりも成果を上げる確信があるからだ。情報システム部門の一人としてライン部門をサポートするのなら、僕よりも有能な人若しくは別種な才能の持ち主に尽くしたい。自分に特別高い能力があるとは思わないけれど、明らかに無力や無気力な人のために汗をかいて、しかもその汗を笑われるような今の職場に居続ける意義は限りなく小さい。 //


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