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2006年08月16日(水) ステディー・ローリン


今日サッカー見ながら食べようと思って作り置きしておいたカレーにカビがびっしりはえてて傷心の桐野さんですよ。
うぅ、あのおぞましい光景が脳裏から消えない…


昨日までプチ夏休みでした。今日は会社の先輩が「桐野さん早く帰っちゃいなよ〜」というので定時より早めに帰って家でオシムジャパン。それでいいのか仕事。どうなんだ仕事。
今日の試合は前半は特に駄目だったし、オシムの目指す場所にはまだ到底遠いと思いますけど、アレックスはとりあえず2アシスト…。あとトゥーリオがものすごく目だってて嬉しかったです。やっぱりあれぐらい前に飛び出るとおもしろいなあ、あの人は…。
マキマキにはもうちょっと頑張って欲しかったです。今日マキマキが得点していたら目指すべき場所の正しさが証明されたはずだと思うのですが。

まあ試合はともかく。なんだか、今日の試合、解説とか、暗くないですか…?
BSのほうが画質がいいので最初はBSで見てたんですが、中継・解説があまりにもお通夜みたいな雰囲気だったために耐えられなくなって民放に変えてしまいました。「なんとオシムジャパン、前半で一点も取れませんでした…!」だなんてジーコのときも言ってたっけ? 民放もノリが悪かったなぁ。。。まぁ確かに出来もよくなかったけどさ。。。
ひょっとしたらオシムの影響で、斜に構えたりアイロニカルな口調になったり論理的に批判してみたりするのが流行ってるのか。オシムならいいけど、解説者がやたらとそういうことをやり出すと耐えられないなぁ。



以下、サマソニ録その2。

■MY CHEMICAL ROMANCE www.mychemicalromance.com
以前ここのギタリストのフランキーがかわいくて頭がどうかしそうだった時期があったため、私的には今回のメインのひとつです。
サマソニバイトしたとき、マリンスタジアムのアリーナ清掃係にならなくて本当によかったと思いましたが、やっぱり実際に客として行ってみても壮絶に汚いですね、このステージ。水たまってるしゴミだらけだし。それでも頑張って左側前から3列目くらいにスタンバイ。そのあたりはけっこう周囲に女の子が多くて平和的だけど、今まで日本のどこにこんな危険なひとが潜んでたんだ?というくらいに見るからにヤバいひともいる。
水をまかれたりしつつ、しばらくしてマイケミ(って略すの?)登場。とりあえず長い黒髪だったジェラルドが銀髪ベリーショートに変身してるのに驚き!今まで無縁だった清潔感が…! そして弟マイキーはメガネじゃなくなってて残念だったけど、なんか儚げで美しい。そして本望フランキー、なんだあれ!妖精か!小さい!かわいい!マイケミさん、あまり期待していなかったビジュアル面の充実にびっくりだ!
曲は最初からいきなり「I'm Not Okay」で飛ばしまくり、大合唱、テンション急上昇。「Trust Me!」っていうフランキーのセリフをみんな叫んでたのが嬉しかったです。あとはジェラルドが客のせるのがうまいのに驚きました。とてもじゃないけど元オタク漫画店員とは思えない明るさだよ!(←過去はほっといてやれよ!) 途中ロックオペラ調のセリフも交えたりして、曲だけでなく彼らのもつ過剰装飾的な世界も堪能できて満足。10月発売の新曲も披露してくれましたが、すごくよかったです。初めて聴いてもすぐ合唱できるようなパーティーソングでした。楽しみ!
そして最後はやっぱり「Helena」でシメ。この曲本当に好きだなぁ!
予想以上によかったです、マイケミ。キッズ向けみたいなイメージがあったのですが、十分に実力派バンドでしたよ!唯一フランキーとジェラルドがライブ中イチャイチャしてなかったのが残念だったけど、帰るときはしっかりイチャイチャしてるところを目撃いたしました。あ・い・つ・ら…!

■MUSE www.muse.mu
ミューズが始まる前にはすでに周囲がリンキンファン(怖い)ばっかりで、「ミューズ誰それ?早くリンキン出せよ!」っていう雰囲気で悲しかったです…。やっぱりミューズさんは屋内ステージ向きかと…。
それでも颯爽と登場するギターの魔法使い、マシューベラミー、意外と普通の格好。大阪じゃ上下赤だったらしいのに。もっと変な服が見たかったな〜(例1例2)。しかし相変わらず細くてかわゆい。髪に天使の輪みたいなメッシュが入ってるのも似合ってる。
最初はMap Of The Problematique。ニューアルバムの曲はどれもライブだと想像以上に格好よかったです。それでも途中で文句言いはじめる周囲のリンキンファン…。しかし、しかし、ミューズはすごかった。途中、突然ギターを放り出して白いアップライトピアノに座ったマシューはダダダダダダダとド迫力の鍵盤早弾き。それは明らかに一朝一夕で身につけたものではなく、年月に裏付けされた、小学校のときから習わされている感たっぷりのピアノなのですが、それがものすごい激情ハードロックになっているわけで。
周囲みんな呆気にとられて「なに…これ…?」という感じに、それまでうるさかったリンキンファンが一気に黙ってました…。音楽で黙らせるだなんて、マンガみたいだよ…。空間が一瞬にしてミューズ色に変わった瞬間でした。それからまたギターを抱えて雷に打たれたように妙な動きで飛び跳ねまくるマシュー。うぉぉ。New Born、Stockholm Syndrome、Plug In Babyあたりのたたみかけるような流れは本当にすごかったです。そのとき雷雨もここだけ近づかなかったらしい(本当)。いやー、神だわ、ミューズ。。。
MCは特になく、他のメンバーが準備してる間にドラムのドム(手持ち無沙汰らしい)が「アリガト、ト〜キョ〜」とかニコニコしながらてきとうに言ってたのですが、それがまた曲調に全然あっていないところがmoeでした…。
今度はリンキンファンのいないところで単独公演を見たいものです。。。

■LINKIN PARK
私的メインは終わったので、アリーナはさっさと引き上げ、スタジオでゆったりビール飲みながら観戦。リンキンさんはなぜかモスラの曲で登場。モスラ〜やっ、モスラ〜って懐かしいなオイ…。
リンキンは2曲くらいしか知らないですけど、ヴォーカルのチェスターさん(元不動産営業)が目が悪くて黒ぶちメガネなとこは好きでした(伊達ではなく本当に目が悪いというのがいいと思うのよ)。でも最近視力改善手術をしたようで、メガネじゃなくて残念。
私は知ってる2曲はすぐ最初にやってしまったし、スタンド席だと音もよくないし、同行友人はもう半分寝ているし、私も疲れてぼーっとしながら見ていました。でもハッと気づいたらチェスターさん(元不動産営業)が脱いでいて貧相な身体を晒していました。だからなんだということはないですけど。
まあそんなグダグダな態度で見ていましたけど、疲れた一日の終わりに、涼しい海風に吹かれてライブを見ながらビール飲むという優雅な時間が過ごせて楽しかったです。最後の花火ではなんだかしんみり。でも7年前(?)のサマソニのグリーンデイのときは、メンバーがまだステージにいるときに花火があがって、もっとロマンチックだったな、と思い出したり。


帰宅してから、そのままうちに泊まりにきた友人とミューズ祭しました。マシュー12歳のピアノの発表会の映像で興奮したり。ああ、マシューかっこいい!(まあ、そのあとまもなく私によって強制的にストーンズ祭に変更されましたけど。)


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